各国のコロナ検査に関わって、上海発の23日中日新聞夕刊ニュースで呆れたし、驚いたことがある。この記事の見出しは、こういうもの。
『無症状43,000人、中国が計上せず』
この見だしは、誰が読んでも「悪い国だ」というニュアンスにしかならない。だが、以下のように、英米などよりは遙かに国民の立場から見たら上等なのである。
この記事の中には、こんな文言が入っていたので、驚いてしまった。
『韓国では無症状感染者もカウントしているが、米国や英国、イタリアは医療関係者を除き無症状者は検査もしていないという』
さて、「無症状者は検査もしていない」英米、イタリアと、「無症状者も検査するけど、カウントには入れない」中国と、どちらが国民を救うことになるか。後者に決まっている。高齢者以外では症状が出ない感染者も多いこのウイルスに対しては、『検査で陽性になり隔離されていても症状のない人は確定患者に含めず、医療監視下に置かれたという』と同記事が述べている中国と比較して、『米国や英国、イタリア』は「感染者を野放しにしている」からだ。
この記事内容を見ると、イタリアに死者が多い理由が分かった気がするし、米英は今後大丈夫なのかなと心配になった。が、福祉対象以外は民間健康保険が中心で無保険者も多いアメリカなどは、無症状者の検査などするわけがないのである。こんなアメリカでは、ただでさえインフルエンザで死ぬ人が毎年1万~数万人いるのだから、このコロナで死ぬ人は一体どれほどになるのか。ちなみに、当面アメリカでは、コロナ悲劇からこの4月~6月期間には失業率が一挙に30%になりうると、同記事の横の別記事の中にあった。不安定労働者が多くって、それが簡単に切られるということなのだろう。アメリカは他方、銀行、金融関係には150兆円の支援をした。「マスコミに載らない海外記事」サイトに、こんなニュースもあったからだ。『先週末、取り引きが困難だという実にわずかな兆候で、連邦準備銀行は、1.5兆ドル銀行に投入した。誰もまばたき一つしなかった』。こんなアメリカは一体、民主主義国という意味の先進国と言えるのか。
それにしても、韓国は立派である! だからこそなのだろう、コロナを抑えられそうな見通しも立ったようだ。その点日本は、ちょっと危うくなって来たのではないか。無症状者はクラスターの発見に関わる範囲でだけ検査するという「クラスターの発見を中心にした検査方針」を採ってきたにもかかわらず、クラスターに無関係の症状者、つまり個別発病者がここに来て増えてきたから。
上のエントリー内容は23日夕刊内容で書いた、24日未明もの。これに関して、24日朝刊では朝日にも中日にも同じニュースが載っているが、実に悪質な報道ニュースであって、流石に陰謀渦巻く香港発と、僕は呆れていた。
朝日も中日も「中国の情報隠し、少なく見せかけた」ということだけを書いて、英米やイタリアが無症状者は調査もしていないから、その感染が野放しだということを今回は全く欠落させていた。このやり方が中国の「少なく見せる」の(悪質)効果が大きいニュースになるということとも読めるのである。
見ているが良い。「少なく見せる」国よりも、「無症状者を野放しにしてきた国」の方が国民の死者などの被害がはるかに大きいことになるはずだ。対する中国は、この少なく見せた分もちゃんと検査発見していて、隔離しているのである。そこの割れた作為的で、バカなニュースだと思うばかりである。
中国製の検査キットを買ったら、八割が不良品だったとかって。
まあ、中国らしいけど、中国の検査って、それで十分な程度。
結果、キンペーに都合の悪い数字は、出ないようになっているからね。
それ以上のバカはこれ。中国がコロナを抑え込んだから、抑え込めなかったアメリカが中国よりも酷くなってきた。アメリカの検査体制がだめで、中韓のそれがよかったことには変わりはないのだから、君のコメントは別の話である。それもエビデンスのない、いい加減な話。
こうして2重のバカを示した。ここのテーマ「韓国や中国のコロナ検査は、日本より上等」には何も触れなくって、中国の検査キットに、証拠を上げないいちゃもんつけてるだけ。
少し、ネットで検索してみたら、山ほど出てくるけど、
「不勉強な文ちゃん」には、難しかったかな?