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随筆 不整脈ランナーの手記(14) まだ走ってはいないが 文科系

2010年04月12日 21時56分25秒 | 文芸作品
 心臓がまだ不安なので走ってはいないが、リハビリ運動は順調に来ている。心房細動が完治したというには、ちょっと心配なこともあるのだ。毎晩お酒を飲んだ時に心拍が乱れ、期外収縮も、心房細動も出るようだ。ちょっと急な運動時に心拍150などとなる事も多い。手術の効果が大きいことは確かだが、完治かどうかはまだちょっと分からない。今の現状はシロウトにはとても把握しにくいのである。脈拍を計ると80なのに、ハートレートモニターは140を打っているなどという不思議な現象も起こるからだ。脈拍とはどうも、多数のいろんな箇所の心臓電流の集合物であるらしい。つまり、脈拍の通常の計り方では、不整脈があるかどうか、正確には分からないのだろう。
 でも、リハビリは順調だ。つま先立ちもスクワットも、腹筋背筋も、1時間走れていた3ヶ月前の数値に戻った。大好きなロードレーサーによるサイクリングも、時速は30キロぐらいまでしか出さないが、距離30キロぐらいは花見がてら楽にやっている。課題になっていた、力のいる庭仕事もやった。雑草を根本から抜くために庭の6~7平米を耕したのだ。耕して、草を取り除いて、石灰を撒いてならす。楽しかった。

 さて、これからかかりつけ医の最終判断が20日に、手術執刀医の術後検診が27日にある。どんな判定が出るかは、さっぱり分からない。だがまー手術をやって良かったことだけは確かと言える。
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