9月6日に『北の核開発「騒動」』というエントリーを載せたが、こんな内容である。
エントリーの①~④は全て関連があって、一つの結論に行き着いている。
①②では、北の核には反対だが、撃てない核を今にも落ちてくるように言うのは、ちょっと狂っていると述べた。③では、この①②程度のことでアメリカが「戦争だー」と叫んでいるのはおかしいと観て、「戦争へのエスカレート」の口実作りをしているだけとみた。こういうアメリカの戦略背景でもあり、今後の狙いでもあることを述べたのが④だ。
『④こうして、嘘の理由で開戦したイラク戦争開戦時における米国国民の熱狂を思い出すばかりである。今の北の核騒動の問題はだから北の核と言うよりもアメリカが世界戦略上の観点からここまで積み上げてきたものと愚考する。仮想敵国中国、その包囲網を日韓ぐるみで構築するということなら、以上全部が丸く収まるのである。対中国の経済・軍拡競争も含めて、新たな冷戦を米が開始したということだろう。
中東を中心とした「テロとの戦争」の次の時代へということから、東アジアへと仮想敵国を換えて、インドやインドネシアも含めた世界の軍事化をさらに拡大していけるならば、国家もどこも大赤字のアメリカ貿易収支がその間は延命できると意識しているはずだ。
こういうことのためなら、過去のアメリカは何でもやってきたという歴史の証明が、先にエントリー掲載したチョムスキー著作からの「イラク戦争」である。』
さて、『テロとの戦い』は世界にこんなことを生み出した。国民一人当たり軍事費大国を。1位UAE、2位イスラエル、3位サウジ、4位アメリカ。対GDP比率順位で7位のインドも間接的に入ってくるかも知れない。 なおアメリカはこの5月にサウジとの間で、さらに12兆円もの兵器売却で合意しているのだそうだ。
そして今「北の核開発ゆえに」日韓の軍事費が急増し、対するに中国とインド、ロシアも急増する流れだ。ちなみに、本日の中日新聞2面にこんな見出し報道もあった。
『日韓に武器売却拡大へ 北けん制 米、軍拡加速の恐れ』
『日韓の軍備増強で抑止力を高め、米軍の役割を肩代わりさせることに加え、「米国第一」に基づいて軍需品の輸出を増やす狙いがあるが、軍拡競争を加速させて地域を不安定化させる恐れもある』
「不安定化させる恐れ」? そうではなくて僕は、むしろこちらが狙いなのだと思う。不安定化させ世界的軍事化を図るためにこそ、「首領様ご一統が一家心中することになるから撃てもしない核をこれほどに大騒ぎするのだ」と。
こういう見方の方が、冷戦時代から今尚続くアフガンのマッチポンプ戦乱惨劇、「『大量破壊兵器』という嘘の理由大騒ぎ開戦惨劇のイラク戦争」の態度とも完全に合致しているのである。
米が歴史的に数々生み出してきたその都度の「戦争理由」と、米主導の世界軍拡と、このどちらが鶏でどちらが卵かという話になる。いずれにしてもこの両者は今後平行拡大していくのは明らかだし、その結果としてアメリカ貿易収支の大赤字、双子の赤字に対する大きな救済になることも確実なのである。苦闘している求人なども好転して、トランプの人気もさぞ上がることだろう。それにしても、軍事拡大による求人増って、ヒトラーと同じではないか。「こんな流れの行く末は、戦争」という所まで同じなんだろうか?
米中関係、米と国連の関係、この何れもがどんどん悪くなっていくことでもって、これらが証明されていくはずだ。ただし、その何れもについてアメリカは従来同様こう語るにちがいない。
「中国がおかしいから相互軍拡になる」
「国連は非現実的」
イラク戦争開戦時のアナン事務総長は第二次大戦後の事務総長がかってやったことがないような調子でアメリカを批判して険悪な関係になったが、このままでは、グティエレス事務総長とはもっと刺々しくなることだろう。
エントリーの①~④は全て関連があって、一つの結論に行き着いている。
①②では、北の核には反対だが、撃てない核を今にも落ちてくるように言うのは、ちょっと狂っていると述べた。③では、この①②程度のことでアメリカが「戦争だー」と叫んでいるのはおかしいと観て、「戦争へのエスカレート」の口実作りをしているだけとみた。こういうアメリカの戦略背景でもあり、今後の狙いでもあることを述べたのが④だ。
『④こうして、嘘の理由で開戦したイラク戦争開戦時における米国国民の熱狂を思い出すばかりである。今の北の核騒動の問題はだから北の核と言うよりもアメリカが世界戦略上の観点からここまで積み上げてきたものと愚考する。仮想敵国中国、その包囲網を日韓ぐるみで構築するということなら、以上全部が丸く収まるのである。対中国の経済・軍拡競争も含めて、新たな冷戦を米が開始したということだろう。
中東を中心とした「テロとの戦争」の次の時代へということから、東アジアへと仮想敵国を換えて、インドやインドネシアも含めた世界の軍事化をさらに拡大していけるならば、国家もどこも大赤字のアメリカ貿易収支がその間は延命できると意識しているはずだ。
こういうことのためなら、過去のアメリカは何でもやってきたという歴史の証明が、先にエントリー掲載したチョムスキー著作からの「イラク戦争」である。』
さて、『テロとの戦い』は世界にこんなことを生み出した。国民一人当たり軍事費大国を。1位UAE、2位イスラエル、3位サウジ、4位アメリカ。対GDP比率順位で7位のインドも間接的に入ってくるかも知れない。 なおアメリカはこの5月にサウジとの間で、さらに12兆円もの兵器売却で合意しているのだそうだ。
そして今「北の核開発ゆえに」日韓の軍事費が急増し、対するに中国とインド、ロシアも急増する流れだ。ちなみに、本日の中日新聞2面にこんな見出し報道もあった。
『日韓に武器売却拡大へ 北けん制 米、軍拡加速の恐れ』
『日韓の軍備増強で抑止力を高め、米軍の役割を肩代わりさせることに加え、「米国第一」に基づいて軍需品の輸出を増やす狙いがあるが、軍拡競争を加速させて地域を不安定化させる恐れもある』
「不安定化させる恐れ」? そうではなくて僕は、むしろこちらが狙いなのだと思う。不安定化させ世界的軍事化を図るためにこそ、「首領様ご一統が一家心中することになるから撃てもしない核をこれほどに大騒ぎするのだ」と。
こういう見方の方が、冷戦時代から今尚続くアフガンのマッチポンプ戦乱惨劇、「『大量破壊兵器』という嘘の理由大騒ぎ開戦惨劇のイラク戦争」の態度とも完全に合致しているのである。
米が歴史的に数々生み出してきたその都度の「戦争理由」と、米主導の世界軍拡と、このどちらが鶏でどちらが卵かという話になる。いずれにしてもこの両者は今後平行拡大していくのは明らかだし、その結果としてアメリカ貿易収支の大赤字、双子の赤字に対する大きな救済になることも確実なのである。苦闘している求人なども好転して、トランプの人気もさぞ上がることだろう。それにしても、軍事拡大による求人増って、ヒトラーと同じではないか。「こんな流れの行く末は、戦争」という所まで同じなんだろうか?
米中関係、米と国連の関係、この何れもがどんどん悪くなっていくことでもって、これらが証明されていくはずだ。ただし、その何れもについてアメリカは従来同様こう語るにちがいない。
「中国がおかしいから相互軍拡になる」
「国連は非現実的」
イラク戦争開戦時のアナン事務総長は第二次大戦後の事務総長がかってやったことがないような調子でアメリカを批判して険悪な関係になったが、このままでは、グティエレス事務総長とはもっと刺々しくなることだろう。
北のミサイルや核の開発は出来レースなわけ?
じゃないと文ちゃんの話は整合性が取れないんだけどなw
『全て毎度おなじみの後付けの論理』
とは言い得て妙だが、これは歴史的証明と語って欲しいね。歴史的に、あちこちでそれぞれ戦争理由をでっち上げては、世界に武器を売ってきたという歴史の。歴史を知らない君でも「後付け」と見る程度には、僕がきちんと歴史を提示していると読めたんだよね? ちなみに、歴史論は全て後付け論理。ただし人間は、歴史的後付け論理から、未来を予測、予防する動物。
『北のミサイルや核の開発は出来レースなわけ? じゃないと・・・』
上でも、出来レースとは言ってない。「(斬首作戦をほのめかして、フセインのように)首領を殺すぞ!」と言いながら、日韓米で大演習やれば、向こうがあわててミサイル撃ってくれるわけだから、アメリカのシナリオ通りに事が進んでいると、そんな証明をしただけだよ。
イラク戦争嘘の理由でっち上げよりも遙かに楽だ。向こうが焦ってくれるんだから。すると、公明党ぐるみで大日本帝国を夢見る愚かな安倍をも巻き込めて、日韓社会も「戦争だー!」と大宣伝、大軍拡してくれる。
イラク参戦に、「古い西欧」と罵りつつ西欧国家を焚き付けた時よりも遙かに楽だ。
ただね、アメリカの「斬首作戦ほのめかし(の諸結果)シナリオ」通りに事が進めば、出来レースも同じだと、君も考えるでしょ?
ミサイルや核を先にやってるのは北の方じゃん。
米韓日はそれのリアクション取ってるだけじゃん。北はハナからそんなことやらなきゃいいだけじゃないの。
誰も核やミサイルやれと頼んでないんだからw
『「(斬首作戦を報道しつつ、フセインのように)首領を殺すぞ!」と言いながら、日韓米で大演習やれば、向こうがあわててミサイル撃ってくれるわけだから、アメリカのシナリオ通りに事が進んでいると、そんな証明をしただけだよ。
イラク戦争嘘の理由でっち上げよりも遙かに楽だ。向こうが焦ってくれるんだから。すると、公明党ぐるみで大日本帝国を夢見る愚かな安倍をも巻き込めて、日韓社会も「戦争だー!」と大宣伝、大軍拡してくれる。
イラク参戦に、「古い西欧」と罵りつつ西欧国家を焚き付けた時よりも遙かに楽だ。』
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何がガセなのかなぁ?
らくせきは自ら告白しているように、何にもしていないくせに、評論家的な高みにたって、核実験に抗議している広島や長崎の人たちに、「現実におきつつある事態の危険性を誇大に言いたてるのは、キケンなイデオローグにすぎない」として冷笑し、小馬鹿にしているという事実は歴然としていて断じてガセではない。
そして、らくせきの最後の書き込みはこれだ。
「これを機会に日本が自立できると良いかな
とも思っています。
そのためには軍事力は大切です。
独立した国家として。」
ということは、自民党の改憲の立場と一緒じゃないか。
ようするにらくせきは、どこが核実験をしようが、がたがた騒ぐのは「キケンなイデオローグ」の仕業で、要は、「軍事力」の増強こそが大切だといっているわけだ。
これって、従来の彼の言い草からして、明らかに「転向」というべきではないのか!
そもそも北をこれほど騒ぐマスコミがおかしい。こう考えてみればそのオカシサはすぐに分かる。
①アメリカは国連決議違反をしょっちゅうやってきた。さいたるものはイラク戦争。当時のアナン事務総長が「戦後かってない国連法上の違法戦争はやめろ」と述べている。そんな戦争から、関連死含めて50万人以上の人を殺した。この戦争開戦時に日本マスコミはどういう態度を取ったか?
ニカラグア内戦でも、アメリカは何度国連決議を無視したことか。中国を南海政策を批判する基準である国連海洋法条約も批准していないし・・・。
②北は確かに、国連決議違反をしている。が、核を持っている国は多いし、これを他国に撃つ可能性はない。無数の核を持ち、実験もばかばかしてきたアメリカが、しかも自ら①のような国連法違反を重ねてきたアメリカが、鬼の首でも取ったように今北を批判しているのは笑えるだけだ。
③①には何も言わず、②を「アメリカの怒りは当然」というように書くマスコミは、こうしてどうかしていると言いたい。このままでは日本国民も、イラク戦争の時の米国国民のように、近い将来の日本の戦争(可能性)にも熱狂しかねないと危惧している。
なんせ今のアメリカは、他国の世論工作にも血道を上げるのだから。そのために世界に盗聴する仕組みまで作ってきたのだから。メルケル首相の私的電話まで長く盗聴してきたって有名な事実まで暴露されている。これじゃ、世界の主要人物を脅迫できるはずだ。世界は、アメリカをこそ敬して遠ざけるべきである。
どこに北が悪くてアメリカが怒るのは当然なんて書いたか。その間のチキンレースは危険だとは書いたが、そんなことは書いていない。勝手に空中楼閣を組み立ててそれを倒すのは簡単で、デマゴーグが用いる常套手段だ。
私が書いたのは、九条に名を借りたらくせきの軍備増強論の欺瞞性についてだ。それを明言したらくせきの発言をそのまま載せている。
文章が読める左翼気取りは正直いっていただけない。あなたの論争はいつも的外れで相手の言っていないことを勝手にでっち上げているだけだからだ。
「日本が自立するためには軍事力が大切」というらくせきの主張と九条との関連を「文章の読める左翼」はどう読むのか聞かせてほしいものだ。
なお、勝手に人を「左翼気取り」と決めつけているが、ほかのところで書いたように、それなりの実践活動を半世紀以上続けてきたつもりだ。
文章が読める(=勝手に歪曲して読む)左翼よりもよほど実践的だと自認しているが、敢えて左翼は名乗らない。
文ちゃんやらくせきのようなくだらない自意識だけで何かをしているつもりの欺瞞的な「左翼」と一緒にされたくはないからだ。
『 長年ここに居着いた名無し君が書き方を換えたのか、別の人も名無しで書いてくるようになったのか。名無し「二人」のこういう可能性を見るから、この事実が判明するまで、君には応えません。
僕は名無しを犯罪だと考えている。一方が過去の文章を分からないようにして臨むのでは、対等という意味で正当な論争にはならないからである。名無しは、過去の自分の文章を隠すという罪があり、公開論争としては犯罪的、卑怯である。
以上は何度も言ってきたことだ。』
現に君は、上のコメントでもらくせきさんなり僕なりの過去の文章を利用して反論を書いている。僕等にはそれができない。古い名無しなのか新たな名なしの文章なのかそれが分からないからだ。僕は古い名無しが書き方を変えたと考えているが、その確証はないのである。どうです、卑怯でしょ。対等でないという意味で。
こんなことが分からないのは、いくら文章を換えても、過去にどう言っても名無しを変えなかった卑怯な名無し君である可能性の方が遙かに高いと考えているのだけどね。
公明党かと何度もいわれて、少しは恥を考えるようになったのかな。