★田母神関係のネットを調べていたら、下記のような一文に出会った。今回の田母神氏の論文や行動について右翼系の人たちのほとんどは高い評価をしているのだが、この人は田母神氏の行動に否定的でその行動(戦い方)を支持できないと結論している。目についた主張なので紹介したい。
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正論を表明した軍人を深い議論も経ずに短絡的に更迭するというような愚かな政府決定に対して国民の立場として抗議するという趣旨ならば大いに賛同します。
しかし、田母神空幕長ご本人も戦う気満々らしいが、私はこの空幕長の今回の行動を全面的には支持する気にはあまりなれないのです。
空幕長は戦う気満々なのであるならば、どうしてコソコソと上司に隠して論文を投稿するなどという姑息な行為に及んだのでしょうか。戦う気があるのならば、上司に直言すればいいし、それで埒が開かないのならば公開の場で堂々と発言の場を得るよう求めれば良かったのではないか。 そういう場も与えられないというのであれば、言論では埒が開くわけもなく、ならば武人としてクーデターにでも訴えるべきであったのではないでしょうか。 このような抽象的な内容の論文を内規違反を犯してまで投稿して、そのために国防の重責を投げ出すような行為は軽率ではないか。まして「職を擲つ覚悟」があったとしたなら、それは確信犯であり、武人が戦場を放棄して言論の場での戦いを選択し、しかもそれによって国防の最前線から退場していくというのは、士道不覚悟ではないのか。武人なら潔くクーデターでも起こすべきであったのではないか。
それならば田母神空幕長と共に闘い、応援したいと思いますが、そのあたりが明確でないのならば、この戦いは支持することはできません。