カタクリに逢いに目丸山 (4/20-火)
例年だと5月になってからだけど、今年は開花が早そうなので2週間繰り上げて
工事中で迂回してやっと、内大臣橋に来ることが出来ました。
*白小野~山田商店間は通行止め、白小野から6km先のGSから行けます。
青石林道は道幅も狭くて悪路なので登山口が遠く感じます。
内大臣大橋から25分を要して、ようやく登山口に到着してホッと安堵です。
杉林を抜け一旦林道に出て、改めて登山口となります。
足下には、ギンリョウソウがたくさん有ります。
若しかしたら、レッドアイに逢えるかもと思いましたが、全てブルーアイでした。
急登の尾根に差し掛かりました。
1162mピークまで、ヨイショヨイショと踏ん張って登ります。
時々立ち止まって新緑を見上げながら荒くなる息を整えます。
1162mから緩やかに下ると主稜線への急登が待ち構えています。
こんな場所にも植林されて、一大材木ブーム到来で一攫千金を目指してがんを期待しての植林も・・・
目の前に巨木の墓場が現れると、主稜線への急登が始まります。
カミさんが立ち止まって、※△□γ?・・・
どうしたの~?
シロモジさん?クロモジさん?と、お話ししたんだけど、何語(ナニモジ)が通じるかと
それで、横文字でお話していたんですか~ 急がんでも良いからゆっくりお話しし~
まだ、カタクリさんは目が覚めたばかりで、お得意のイナバウワーは披露してないよ~
鮮やかなグリーンのバイケイソウとブナの大木に励まされながらドッコイショ
熊本県の山は、木の階段を設置して良く整備されていて有り難いですね。
おっ、主稜線が見えてきた、左→馬子岳への小さなな標識も見えてきました。
主稜線を右に進みます。(左、馬子岳=80分)
直ぐに短い下りとなり、早速カタクリさんが出迎えてくれます。
早速お出ましになったカタクリさん
もうすでに、花弁が反り返ってしまっていますね・
此処は最後の踏ん張りどころ、フィックスロープがフォローしてくれます。
傍らでは、カタクリさんが笑顔で声援を送ってくれています。
歩き始めて、1時40分目丸山の山頂に到着
ル~チンポーズで証拠写真を撮影
さあ~これから、食事場所を確保してカタクリショーの鑑賞となります。
ん?
今年は開花が早いと予想はしていたが、想像以上に早いようです。
周りを見渡しても、殆どのカタクリがイナバウワ~疲れしています。
背中まで手が届きそうに綺麗に反っていますね。
もうこれ以上は、無理ですウ~
ようやく見付けました。
鼻の中を覗き込まないと、花弁の内が葉の模様を見ることが出来ません。
ここまで綺麗に見えたのは久し振りでした。👏👏
中には、未だお目覚めしていないのもありました。
今年は、開花も早く花の期間も短い感じです。
そして、一番残念なことは、個体数が激減していることでした。
私の頭にある記憶と比較すると、2~3前から1/4に減っているのではないかな!
下りは、滑る足元にキャ~と言う悲鳴を何度聞いたことか
お尻を隠しているところを見ると、尻餅をついたんだろうが、決して白状しませんでした。
我家⇒登山口=2時間45分*2、お山歩(往復+休憩)=4時間10分、目丸山は遠いなぁ~😢
”本日のオマケ”
ちっちゃなハルリンドウ、うっかりすると分でしまいそうでした。
芽吹いたばかりの新緑が綺麗なブナ
ミヤマハコベだと思います。
デッカイデッカイ、霊芝もたくさん見掛けました。
デコボコ、ゴツゴツの木も楽しかったですよ~
青石林道の目丸山登山口近くのヤマシャクヤク
1花は既に花弁が落ちて種子が剥き出しになっていて、もう1花も散り始めていました。
早く天主山に行かなくちゃ、間に合わなくなりそうです。
*天主山=小松神社は通行止め。椎矢峠へも通行止めです。
アクセスは、鮎ノ瀬大橋から鴨猪川登山口(登山口手前から徒歩です。)