たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

つかの間の息抜き

2017年02月07日 22時34分05秒 | 日記
 あと15分早く布団に入ればいいのに・・・、ができずに、朝は自己嫌悪の毎日。今日こそはと決心するのにできない毎日。こうしてブログを書かずにはいられない毎日。お昼も夜も動画を観て束の間の息抜き、現実を忘れるひととき。今日もね、あまりにすごい現実を垣間見ておなかがいっぱいになってしまいました。もうおかわりはいりません、って感じなんですがそうはいかないんですよね。知らなかった世界、普通は知らない別世界。世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだと知る毎日。びっくらぽん。なにが普通でなにが普通でないのかわからなくなってきそうですが、これはうーん、普通じゃない。わたしってすごい普通なのかな、って思っちゃいます。普通であるならこんなにありがたいことはないです。新緑の頃にはまた社会から孤立して収入の手立てを失い、人生に迷うことになるんですけどね、今は普通であうはずです。普通に朝電車に乗って出勤して、普通に働いて普通に帰宅途中で買い物して、普通に帰ってきて、普通にごはん食べて眠る。ただその繰り返しなんですけど、尊いです。こんな普通がいいです、わたし。心の底から・・・。

 もうすぐバレンタインデー。これまたあちこち商業的な光景がひろがっているこの頃。バレンタインデーってなんでしたけって思いながらデパートの中を通り過ぎているのですが、ただひとつロイズにだけ、わたしの心がひっかかってしまいます。思い出があるとかそんなんじゃないです、前々職のカイシャを思い出してしまうだけ。借り上げさんに北海道在住の方がいて、海外出張に出発する前に一泊して立ち寄る時いつもお土産にロイズのチョコレートクッキーなど買ってきてくれたんですよね。三年前の2月の終わり。海外出張中だったその方のメールアドレスを知っていてもカイシャから強制退去させられることになったので労働局に行きましたがこのまま強制退去になることに変わりありません、ってメール送るわけにもいかず、すごくお世話させていただいたのに何も挨拶できないままになっているのが心にひっかかっています。「たんぽぽさん、たんぽぽさん」って頼ってくださっていたのが、帰国して挨拶に立ち寄ってみたらわたしがいなくなっていてびっくりされたと思いますがわたしのことはどう伝えられたのでしょうか。わたしがその後とてつもなく苦労することになり、はたまた公に出ることにもなったとは夢にもご存知ないでしょう。他にも頼ってくださったのに挨拶できないままでいる方はたくさいて、今もまだ心にひかかっているものがあります。もうあんなカイシャのことは忘れてしまえばいいんですけどね、悔しさとか今も引きずっています。わたしの中で拭い去るとか、なかったことにするとかできないのでね、まだまだ引きずっていくと思います。そしていつか悔しさはわたしの体の一部となって溶け合いなんとなく折り合いがついていくことでしょう。うまくことばにできませんがそんな時が訪れるまで引きずっていきます。あのまま過重労働のハードワークを続けていたら、わたし今頃もういなくなっていたかもしれない、いても体をこわしていたのではないかと思うとこれでよかったのかなあと思ったりはしますが、ポイ捨てでなんの補償もなしは悔しかったです。同じようなことしているはずの社員に対してほんとに悔しかったなあ。実は色々と違うところがあったみたいですが、毎日やっていることは同じだったし、仕事量はむしろわたしの方が多かったし、差別か区別かわからないようなこともあったので悔しかったです。あんまりいいカイシャじゃなかったです、数字のための負荷を背負わされすぎました。すべては売り上げの数字のためでした。わたしがカイシャで働くことなんて二度とありえないか。だったら運よく拾われたところでなんとかふんばるしかないか。

 宝塚やロミジュリのことも書きたかったですが時間となりました。今日も長々と徒然日記でした。『金色の砂漠』、宝塚だからこそ可能な世界観、宝塚がこういう作品をやるようになったのかという世界観。女性の演出家すごい!と最後にひとこと。また明日無事にこうしてブログを書くことができますように・・・。夜になると不安がおそってきます。でも休まないとね、また明日・・・。