昨日読んでくださった記事を自分でも読み返していて、この旅のことをちょっと振り返ってみたくなりました。2008年9月7日から13日まで、「パリから世界遺産を訪ねて」というツアーに一人参加してフランスを訪れました。8年半前ですか。早いものです。この旅のことを思い出すと、二人分労働の真っただ中で有給休暇にたどり着くまでいかに大変だったか今でも鮮やかによみがえってきてしまいます。自分にこういうご褒美を用意しないととてもじゃないけどやってられませんよ、っていう日々が続いていました。その結末が、もういらねーよ、じゃまくせーよ、ポイっってか。それじゃあ、あんまりさみしすぎやしませんか、という話はおいといて、パリに到着した翌日、バスでシャルトル大聖堂を経て、モン・サン・ミッシェルを訪れました。近くのホテルで一泊するので夕暮れの光景を楽しめるというのが、このお値段安めのツアーの最大の呼びものでした。パリのホテルがひどくって、添乗員には内緒で実はこっそり他のホテルに泊まっていましたっていうカップルがいたほど。メルキュール・モンサンミッシェル。お写真ありませんが、ラブリーでこのツアーの中で唯一、素敵なホテルでした。パリでもこんなホテルに泊まりたかったあ・・・。それはさておき、
バスから少しずつモン・サン・ミッシェルの姿が視界に入ってくるようになり、だんだんと大きくなっていく時は、気持ちが高まりました。要塞のようなその姿が、少しずつ少しずつ、近づくにつれて大きくなっていったんですね。晴れわたった日で大型バスに差し込む陽射しがまぶしすぎました。それでも窓際に坐っていたわたしはカーテンを閉めなかったのでちょっとひんしゅくだったかもしれませんが、だんだんとモン・サン・ミッシェルが大きくなっていくのをみていたかったでっす。
カナダと同じで、ヨーロッパもゆっくりゆっくりと陽が暮れていきます。日本のように暗くなり始めたらあっという間ではなく、ほんとにゆっくりゆっくり。遅い時間まで陽が高かったんですね。だからホテルに着いたら浜辺を散歩しながらモン・サン・ミッシェルの全景を遠くに眺め、まだ陽が高いうちにホテルで夕食をとると夕暮れ時をみるためにまた外に出ました。わたしと添乗員さん、ツアーの何人かが出ました。昼間は暑いぐらいでしたが夕暮れ時は風が冷たくなってお手洗いになってしまいましたがそこはガマン、ガマン。
デジカメをまだ持っていなかったので、使い捨てカメラで撮ったアナログ写真です。もっと素敵な写真、ウィキペディアにいくらでもあると思いますが、わたしの心の思い出写真はこれだけ。ほんとに苦労して苦労してようやくたどり着いた旅だったので喜びを大きかったです。
道路沿いを歩いていくとモン・サン・ミッシェルの姿が近くなっていきました。
(顔が写っているところはモザイク、下手ですね~、もう少しきれいにやりなおします)
ゆっくりゆっくりと陽が落ちていく時、あたりはオレンジ色と紫色に染まっていました。
暗くなっていくにつれて、モン・サン・ミッシェルに灯りがともされていくのをみることができました。なんだか厳かな気持ちになりました。
モン・サン・ミッシェルに夜のとばりが訪れると真っ暗になった帰路は、足元がみえなくなってしまい草をかきわけかきわけホテルに戻った記憶があります。転びそうになると同じツアーの人が助けてくれたりとかしました。
夜ホテルの部屋で化粧室のドアが開けられなくなってしまうというトラブル発生。添乗員さんの部屋に電話をかけると、もう休まれていたみたいですが来てくれてトラブル解決。ありがとうございました。翌朝5時に起きて、モン・サン・ミッシェルの朝焼けを見に出かけたという方が数人いらして感心しました。添乗員さんもいらしたそうで、ほんとにタフ。40人ぐらいのツアー客を一人でずっと世話して、人数分のイヤホンガイドも旅の終わりに空港で回収して、タフな方でないとできないお仕事だと思いました。一週間前にパリに来たばかりだとのことでした。疲れ果てて余裕がなかったわたし、事前に挨拶のお電話いただいた時にはぶっきらぼうな言い方しかできずに申し訳なかったです。今でもお顔おぼえています。本当にありがとうございました。
バスから少しずつモン・サン・ミッシェルの姿が視界に入ってくるようになり、だんだんと大きくなっていく時は、気持ちが高まりました。要塞のようなその姿が、少しずつ少しずつ、近づくにつれて大きくなっていったんですね。晴れわたった日で大型バスに差し込む陽射しがまぶしすぎました。それでも窓際に坐っていたわたしはカーテンを閉めなかったのでちょっとひんしゅくだったかもしれませんが、だんだんとモン・サン・ミッシェルが大きくなっていくのをみていたかったでっす。
カナダと同じで、ヨーロッパもゆっくりゆっくりと陽が暮れていきます。日本のように暗くなり始めたらあっという間ではなく、ほんとにゆっくりゆっくり。遅い時間まで陽が高かったんですね。だからホテルに着いたら浜辺を散歩しながらモン・サン・ミッシェルの全景を遠くに眺め、まだ陽が高いうちにホテルで夕食をとると夕暮れ時をみるためにまた外に出ました。わたしと添乗員さん、ツアーの何人かが出ました。昼間は暑いぐらいでしたが夕暮れ時は風が冷たくなってお手洗いになってしまいましたがそこはガマン、ガマン。
デジカメをまだ持っていなかったので、使い捨てカメラで撮ったアナログ写真です。もっと素敵な写真、ウィキペディアにいくらでもあると思いますが、わたしの心の思い出写真はこれだけ。ほんとに苦労して苦労してようやくたどり着いた旅だったので喜びを大きかったです。
道路沿いを歩いていくとモン・サン・ミッシェルの姿が近くなっていきました。
(顔が写っているところはモザイク、下手ですね~、もう少しきれいにやりなおします)
ゆっくりゆっくりと陽が落ちていく時、あたりはオレンジ色と紫色に染まっていました。
暗くなっていくにつれて、モン・サン・ミッシェルに灯りがともされていくのをみることができました。なんだか厳かな気持ちになりました。
モン・サン・ミッシェルに夜のとばりが訪れると真っ暗になった帰路は、足元がみえなくなってしまい草をかきわけかきわけホテルに戻った記憶があります。転びそうになると同じツアーの人が助けてくれたりとかしました。
夜ホテルの部屋で化粧室のドアが開けられなくなってしまうというトラブル発生。添乗員さんの部屋に電話をかけると、もう休まれていたみたいですが来てくれてトラブル解決。ありがとうございました。翌朝5時に起きて、モン・サン・ミッシェルの朝焼けを見に出かけたという方が数人いらして感心しました。添乗員さんもいらしたそうで、ほんとにタフ。40人ぐらいのツアー客を一人でずっと世話して、人数分のイヤホンガイドも旅の終わりに空港で回収して、タフな方でないとできないお仕事だと思いました。一週間前にパリに来たばかりだとのことでした。疲れ果てて余裕がなかったわたし、事前に挨拶のお電話いただいた時にはぶっきらぼうな言い方しかできずに申し訳なかったです。今でもお顔おぼえています。本当にありがとうございました。