たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2006年花組『落陽のパレルモ』『ASIAN WINDS!』-東京宝塚劇場チケット

2020年11月15日 17時54分43秒 | 宝塚
 かつてのチケット、ほぼ整理しましたが時々荷物の中に残っている断片とまた再会しました。2006年1月19日(木)東京宝塚劇場のチケット、久しぶりの宝塚でした。通信教育で大学を卒業したあと一年間カウンセリングスクールの夜間に通い、その後2005年4月から専門学校の通信教育で国家試験の勉強を始めていたので観劇から遠ざかっており、宝塚も離れていたので誰が誰だかわかりませんでした。プログラムを買わなかったし、当時どうやってチケットをとったのかも記憶の彼方。長時間労働しながらレポート課題を提出していたはざまに、有給休暇をとってわたしは観劇したんですね。目の前には変わることなく、華やかな世界のあることがただただ嬉しかったです。

 今だからどなかたわかるのですが、トップスターが春野寿美礼さん、ポスター画像には蘭寿とむさん、真飛聖さん、彩吹真央さん。ふぶき美世さんの退団公演でした。『落陽のパレルモ』は調べてみると植田景子先生の作品、『ASIAN WINDS!』は岡田敬自二先生の作品。演出助手で今座付き作家として中核で活躍している稲葉太地先生、生田大和先生の名前があります。オンデマンド配信で出会えるといいなと思います。

 春野寿美礼さん、退団後は『エリザベート』『モーツァルト』など、拝見しています。こんなに歌の上手い方が、入団当初は歌が苦手だったということを、どなたとだったかな、オンデマンド配信された現役生との退団番組で話していてびっくりしました。退団後最初のミュージカル作品で女性を演じることになったときは、プライベートでずっとスカートをはいていた話とか。今は双子のママでもいらっしゃいますが、軍服がお似合い、背が高いしかっこいいですね。

 冠スポンサーがNTT東日本・NTT西日本、今では考えられません。



 14年前、無我夢中で生きていました。がむしゃらにがんばってがんばってがんばっていました。がんばっていればいつかどこかに辿りつく、がんばっていれば何かが見つかる、そう心の片隅で漠然と信じていたようが気がします。まだそれだけの若さがありました。14年が過ぎ、どこにも辿り着くことができないまま、気がつけばてんがいこどく、もうこれ以上どうがんばればいいのかわからないこの頃、生きていくことがきつい。死なないために三連休は二日連続チケット入手、来月は宙組のライブビューイング、その前にぞっとするような長い一週間、明日も体をバスに乗せる、それだけですかね。ひどい状況の中に飛び込んでしまったとわかってくるばかりで希望はないのでつらいけど乗せなけれならない、それだけ。