たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2018年花組『あかねさす紫の花』『Sante!!』-博多座公演プログラムより

2023年07月23日 18時37分45秒 | 宝塚

久しぶりの東京宝塚劇場
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/fe13c40d44a57852e97b9aef57e4c606


花組『Sante!!』(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/ceba2ae4651b0f848326db1d81d9e28e

花組『邪馬台国の風』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/8eea5998ae6d1b59b82dc81e012db2fb

花組『邪馬台国の風(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/8be1ceedbf7382554cab0a12a49b1efd

花組『Sante!!』(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5f04c2569331414ba51abcfd7eb8a78e

花組『邪馬台国の風』『Sante!!』_思い出写真(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/53ac49681915b8e4160551a95ecf778e


花組『邪馬台国の風』『Sante!!』_思い出写真(1)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/baf4e4b2c850130472f59fbe52e32a3b

 

花組博多座ライブビューイング『あかねさす紫の花』『Sante!!』 - たんぽぽの心の旅のアルバム (goo.ne.jp)

花組博多座ライブビューイング『あかねさす紫の花』_思い出し日記 - たんぽぽの心の旅のアルバム (goo.ne.jp)

 

プログラムの断捨離にあたり、鬼籍に入られたお二人のメモリアル。

『あかねさす紫の花』より、

「悠久の飛鳥に想いを寄せて-柴田侑宏(作)

 この萌えいずる五月に相応しい大和の夜明けを舞台にした、中大兄と大海人と額田の激しいロマネスクをまたこの博多座でご覧いただく機会を得て幸せであります。今回初の、トップの挑戦として二人の皇子を明日海が演じ分けるのを楽しみにして頂きたいと思います。

 大化の改新から壬申の乱に渡る二十数年間は、上代の日本が律令国家として確立してゆく大きな激動期であり、同時に大和朝廷が他の大富豪を制圧して、中央に権威を集めた重要な時期である。そしてこの時期の立役者が中大兄皇子(天智天皇)と大海人皇子(天武天皇)の二人の優れた兄弟であった。四千五百首に及ぶ膨大な歌集「万葉集」は、その巻の一にこの時期の人たちの数々の歌を収録しており、その中に二人の兄弟の愛を受けた女流歌人・額田女王(万葉集では額田王)の華麗な姿がある。

 この三人の壮麗なロマンは、日本古代史に余りにも名高い。「万葉集」の歌々は、三人の折々の心のほとばしりと、たゆたいが断片的に吐露されているにすぎないが、最も手懸りになるものとしては、中大兄の「大和三山の歌」と蒲生野における、額田と大海人の有名な相聞歌(恋の歌)だろうか。「あかねさす・・・」と「紫の匂える・・・」の二首である。
 
 ここにフィクションの余地が大きく残されることになり、いくつかの優れた文芸作品が創られている中でも、この相聞歌は蒲生野の紫草咲き乱れる明るい野原で交わされたとされているのが殆どである。

 私はこれらの優れた万葉人たちのイメージを追い、私なりの解釈と虚構によってロマンの側面に照準を合わせるところからスタートした。これが私の中大兄であり、大海人であり、額田女王である。記録に残る「蒲生野の狩猟」や「大津京浜楼(ひんろう)の長槍事件」などの舞台を借り、あくまでも自由に各人物を描き、宝塚的な彩色をほどこしてみた。

 劇中、額田女王が詠唱する相聞歌は、名高い万葉学者犬養孝氏が編み出された、いわゆる「犬養節」を基にしたものである。


 今回は明日海が両皇子に扮する機会を当て、さらなる作品の深化を期待しています。額田の仙名には日本女性の凛とした強さと華麗さを。中大兄の明日海と鳳月には自信に満ちた男らしいおおらかさを、大海人の明日海と柚香には届かなかった愛の苦しみと悲しみを終盤にどのように燃え上がらせるか、また柚香と鳳月には天比古の純粋さと絶望の叫びも表現して頂く。鎌足の瀬戸、鏡大王の桜咲、小月の乙羽もこの時代を十分に生きて欲しい。


 千三百年前の飛鳥時代、大和朝廷の黎明期を激しく生きた二人の兄弟皇子と額田女王のロマンを楽しんでいただければと願っています。」

 

『Sante!!』より、

「第7章スー・ポワ(土の香り)

 音楽 手島恭子

 振付 羽山紀代美

第17場a~Bマルケス・デル・ロメラル(枯れ葉)

吟遊詩人ムッシュ・ポエットが現れ、世界の戦いを嘆いて歌うと、祈りの神デユー・ド・ラ・プリエールが現れ、平和のために自分が何が出来るのかとひたすら歌い続ける。一方、大地では多くのエラフルールたちが敵と戦い、傷つけあっている。そんな中、少女フィル・ダムールと、吟遊詩人ムッシュ・ポエットだけが、歌に耳を傾け、戦いを止めようとするが・・・。

デュー・ド・ラ・ブリエール:明日海りお

フィル・ダムール:仙名彩世

ムッシュ・ポエット:柚香光

アンジュ;華優希」

 

 本公演では吟遊詩人をキキちゃんが演じていた場面、鹿のように?軽やかに仙名さんが飛び跳ねるのも印象的でした。群舞でなにげに男役さんたちが娘役さんたちを肩リフトしていたのも宝塚ならでは。瀬戸かずや氏が華優希ちゃんを高々とリフトしていたのが美しかった記憶。イエス様に扮したみりおちゃんの祈りの声が朗々と響き、盆回りを生かした舞台装置、衣装と振付が相俟って宝塚でしか味わうことのできない仕上りでした。

 


火葬後の灰から金、銀、プラチナ…売却へ 熊本市、時価総額1億4千万円分

2023年07月23日 15時09分04秒 | 気になるニュースあれこれ

火葬後の灰から金、銀、プラチナ…売却へ 熊本市、時価総額1億4千万円分|熊本日日新聞社 (kumanichi.com)

「熊本市は9日、市が運営する火葬場で出る残骨灰に含まれていた金や銀、プラチナなど有価物を売却する方針を明らかにした。有価物の総重量は46・9キロで、時価総額は約1億4千万円。市が残骨灰の有価物を売却するのは初めてで、植木火葬場(北区)の建て...」~有料記事

 

 

「遺骨を拾骨した後、火葬場に残る微細な骨や灰の「残骨灰」はいったいどこへ行くのか? 火葬場で骨上げをする遺族当事者にならないとわからない日本の“死の実情”を探る。

2022年秋に京都市が、“残骨灰(火葬後に残る微細な骨や灰)”から見つかる金やプラチナなどの有価金属を抽出・精錬して売却したことで得られる見込額は1億円超”になるとしたことがニュースになった。

しかし、『中國新聞』(2019年12月13日掲載)によると、横浜市、仙台市、浜松市、名古屋市など、一部の政令都市ではすでに残骨灰を売却している。取材中に得た知識で〈残骨灰 入札〉で検索したところ、福岡市、岐阜市、下関市、横須賀市など多くの都市で同様のとりくみが実施されていることがわかった。

コロナ禍の観光客減により、財政難とされる京都が売却益を得ることで注目されたのか、ネットでも話題になっていた。そこで不思議に思ったのは、「個人資産じゃないの?」や「羅生門の老婆みたい」と感情的なコメントを書く人がいる一方、西日本在住らしき人は「割り切り方の問題かも」や「リサイクルは当然」とクールだったりする東西の温度差だ。」

全文は、

火葬後の残骨灰を売却すると1億円超!? 東西で異なる拾骨事情が浮き彫りにした、減りゆく死との接点(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース

 

 京都市の記事では、燃え残りの多くは人工股関節と書かれていた記憶。医者に軟骨がすり減り手術しないと歩けなくなると脅かされて、保険適用の上に高額療養費制度を使って体の中にいれた人口股関節の辿り着く先。もとはすべて社会保険料という税金。技術が進み一度入れたら死ぬまでもう手術は必要ないと医者は嬉々として薦めるがお金の出所は税金だということを考えたことがあるだろうか。この世にいる間よりよく生きるための人口股関節なのだろうが、加齢による身体の衰えに対してどこまで本当に必要なのか、このまま青天井で湯水の如く高齢者医療にお金が流れていては、社会保険料の負担が大きすぎて現役世代が先に死んでしまう。以前内科医の端くれ先生がスペースラジオで話されていたように高齢者への人口股関節への置換手術、見直すべき時にきているのでは・・・、

 人口股関節に置き換える手術をしないと歩けなくなると医師に脅されている一人なれど、高齢者ではないけれど終わりが見えてきた身で本当に必要なのかわからない。


首相「外国人と共生社会」 国会改革にも言及、令和臨調

2023年07月23日 01時01分26秒 | 気になるニュースあれこれ

2023年7月23日日本経済新聞、

岸田文雄首相「外国人と共生社会」、人口減にらむ 令和臨調で講演 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

「民間有識者による政策提言組織「令和国民会議(令和臨調)」は22日、都内で発足1周年大会を開いた。出席した岸田文雄首相(自民党総裁)は人口減少を踏まえて「外国人と共生する社会を考えていかなければならない」と語った。

首相は人口減少へ少子化対策とデジタル化を両輪に対応していくと述べた。そのうえで効果が出るのに時間がかかるため「外国人受け入れの問題も大きな課題」だと指摘した。

政府がまとめた共生社会の実現に向けたロードマップに触れ、語学教育や相談体制の強化などを推進していく考えを示した。「日本の現実にあった共生社会を考える」と強調した。

国会の運営方法にも言及した。国会が十分な役割を果たしていないとの出席者の指摘に「時代が大きく変化しており、国会の運び方やありようも変わっていかなければならない」と答えた。行政府のトップである首相が立法府のあり方に言及するのは異例だ。

足元の経済状況に関しては賃金上昇や株高に言及し「前向きな動きがでている。これを持続できるかどうかが大事だ」と語った。人への投資などにより「構造的な賃上げにつなげていく」と訴えた。

リスキリング(学び直し)や成長産業への労働移動などの「三位一体の労働市場改革」が重要だと説いた。中間層の可処分所得を増やす必要性も提起した。

「地方で働く場を確保する思い切った政策を進めなければならない」とも提唱した。半導体や電池などの国内投資を支援する方針だ。

外交を巡っては中国と「対話を維持しながら建設的かつ安定的な関係を維持したい」と言明した。首脳のシャトル外交を再開した日韓関係には「両国の国民が関係改善を実感できるよう具体的な結果を出していくことが重要だ」と話した。

5月の主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に関し「力による一方的な現状変更は許してはならない。弱肉強食に戻してはならないと一致した」と語った。9月の20カ国・地域(G20)首脳会議などで法の支配に基づく国際秩序の維持を呼びかける。」

 

 

少子化対策なんてはなっからヤル気なし。

 

島田洋一(Shimada Yoichi)(@ProfShimada)さん / Twitter

「今日の産経抄の岸田評は、政治家として取りえなしとする全否定の内容。残念ながら当たっている。 今後、LGBT利権法や防衛増税を念頭に論功行賞人事をやるのだろうから、底無しの泥沼未来しか見えない。」