たんぽぽの心の旅のアルバム

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じつは「インボイス制度」を勘違いしている人が多い…導入直前に露呈した「消費税の正体」

2023年10月05日 14時20分15秒 | 気になるニュースあれこれ

消費税を上げれば上げるほど国民と中小企業は困窮するが、大企業は儲かる

2023年9月30日現代ビジネス、

じつは「インボイス制度」を勘違いしている人が多い…導入直前に露呈した「消費税の正体」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

「報道の量・質を伴わず、国民の正確な理解が足りていないという声が多いなか、10月1日から開始するインボイス制度

SNSでは同制度に対する怨嗟の声でたびたび関連ワードがトレンド入りしていたが、テレビのニュースではほぼ黙殺状態が続き、反対派の主張が詳しく報じられる場は少なかったように思う。

今回は関連ニュースなどを交えつつ、インボイス反対派の多く人たちの間で共通認識となっていると思われる主張を、記者会見やYouTube動画における有識者たちの発言を拝借して紹介。改めて“消費税のあり方”を考えてみたい。

勘違いしている人を見分けるキーワード「益税」

「インボイス制度を考えるフリーランスの会」が、オンライン署名を財務省に提出した翌日の9月5日のことである。堀江貴文など何人かのネットインフルエンサーたちが、自身のX(旧Twitter)を更新。

『「これまで消費税を着服してたくせに」ホリエモン インボイス反対運動に苦言「ちゃんと払えや」SNSでは賛否』(女性自身、5日)などと報じられた。

の“苦言”に対するインボイス反対派の強い反発と巻き起こった議論から、「そもそも消費税とは何か?」という疑問を抱く人たちは、少なくなかっただろう。安倍内閣で内閣官房参与を務めた京大大学院教授・藤井聡氏は件の4日の記者会見に登壇し、講話で消費税の仕組みについて、こう解説していた。

インボイスを勘違いしている人を見分けるキーワードが「益税」「ネコババ」です。まず多くの人々が素朴に消費税について思っていることは何かというと、店の人が100円のもので売ろうとする時に消費税10%で110円という価格をつける。100円はお店に入って10円は税務署に行くんだから10円はお店に預けているという気持ちを幾分持ちつつ、110円をレジで払います。これが多くの人々が抱く消費税のイメージです。伝票にもそう書いてある。

でもこれ嘘なんです。『嘘だ』と言っているのは僕じゃないんです。財務省が国会で言っているんです。法的にそうなっているからなんですね。この一点を押さえればインボイス制度の本質が見えてきます」

藤井氏は、「事実は110円という価格しかない。お店は売るときに消費税を(価格に)乗せるつもりじゃなくても、乗せるつもりになっても、どちらでもいいんです。預かり金じゃないから」と続けた。

では、財務省は何と言っているか? 「売上から原材料費などを除いた部分、粗利・付加価値と言われる部分の11分の1(9.1%)を税務署に納めろ」と言っているんです。そして、この税率には累進性が設けられており、総売上1000万円以下の人には0.0%、1000万円を超えると9.1%の消費税がかかる。インボイス制度は0%から9.1%に上がった分の税金を納めてもらう制度です。それを払うのは下請けでも、元請けでも、消費者でもいい。「誰でもいいから払えや」ということだけが決まっている。従って、これは純然たる増税です。しかも税項目は消費税ですから、消費増税です」

消費税は企業の利益と人件費に課税する税金

「消費税増税は経済が苦しいときにはすべきではない。この意見に反対される方は世の中に存在しないと思います、理性的な方のうちでは。そして、今の経済状況は非常に厳しい。直近のGDP成長率は年率5%とか(ママ)ですが、これは円安のせいで名目上、輸出が増えて、輸入・消費が減って、数字的に5%に見えるだけです。こんなものを見て『増税してもいいのだ! 』と言う奴がいたら、申し訳ないけどバカです」(藤井氏)」

 

消費税(16)消費者が負担する間接税ではない!実は物価の一部で直接税です - YouTube

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