たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

三島由紀夫『春の雪』

2025年01月07日 12時10分40秒 | 本あれこれ

初めて出会う 新・三島由紀夫|新潮文庫

試し読み | 『春の雪―豊饒の海・第一巻―』三島由紀夫 | 新潮社

 みりおちゃん(明日海りおさん)主演2012年月組『春の海』、楽天TVのオンデマンドプラミアムプランで配信中。視聴するのは二度目になります。年末すっかりフェミニンなみりおちゃんの姿に会ったあとで視聴すると不思議な気持ちになります。キャストの殆ど退団しているなかでちなつさん(鳳月杏さん)が現在月組トップスターとなり、まゆぽん(輝月ゆうまさん)が専科生として活躍しているというのはなんとも感慨深いものがあります。ヒロインのゆうみちゃん(咲妃みゆさん)の年齢を考えるとトップ娘役候補として育てられていたとはいえすごいです。若いキャストでこの難しい作品をよくやったなあと思います。芝居の月組と言われてきているだけのことはあります。

 

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 脚本・演出の生田先生が作品を自分のものにするため全篇書き写したという原作、同時配信されているナウオンステージをみると、みなさま読むのに苦心したようです。三島由紀夫最後の作品。自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込んだ時の映像、家にもその時テレビがすでにあり流れていたのかもしれませんが小さかったので全く記憶がありません。三島はゲイだったそうですが、終戦と同時に「『天皇主義から一夜にして民主主義へ変わった日本人の「空虚」さ』を憂いていた」という三島作品には戦後アメリカによって腑抜けにされた日本人の骨があるのかもしれません。名前を知りながらまともに作品を読んだことはないので読んでみたいと思います。新潮文庫、難しい漢字にルビがふられていますね。30年越し、40年越しの積読本をようやく読み進めていますが漢字を読むことができません。便利になった分明らかに頭が弱くなりました。苦心しながら本を読むことは大切、力のある言葉にふれることは必要と思います。本の整理進んできているつもりですがまだまだ積読本と格闘しています。残りの人生、読みたい本はまだまだあります。全部読むことは無理っぽいなあと思うこの頃です。

 

 

「周りをキョロキョロ見回して自分のポジションを保ちたがる」

2023年4月13日森田洋之医師のNote、

「マスクは無効→有効!」なぜ彼ら全員は一夜にして論を変えたのか?〜感染症専門家の画一性について三島由紀夫から考える〜より抜粋、


「医療従事者・医療関係者の間では周知の事実だったのですが、実はコロナ前まで(2020年初頭=コロナ初期まで)は感染症専門家はほぼ全員ずっと、
「マスクは感染予防には意味がない」
と言っていました。」


「もちろん、皆さんのご存知のとおり、今こうした専門家の方々は全員が一人の例外もなく、
「マスク推奨」
に転じています。

そのタイミングは、若干のズレはあるものの新型コロナが日本に上陸した2020年の春以降で一致していますので、まさに
「全員が一夜にして論を変えた」
と言っていいでしょう。」



「三島由紀夫は、『天皇主義から一夜にして民主主義へ変わった日本人の「空虚」さ』を憂いていたということです。

日本人は今でもそうなのかもしれません。
一夜にしてLGBT主義者・ダイバーシティ主義者・SDGs主義者・フェミニズム主義者へと、流行を追うようにその主張を変えていますから。

おそらくその主張の根本には、主張の科学的・道義的な「正当性」があるのではなく、

・どれだけ周囲の人間と同調出来るか?
・その主張を唱えることで企業や団体など自分が属する集団の中でどんなポジションが得られるのか?失うのか?

という個人の都合があるだけ。
だからこそ、右へ左へと一夜にして論を変えることが出来るのでしょう。

そう考えると、なぜ日本の専門家が全員一致で今も「マスクを推奨」しているのか?なぜ「全員が一夜にして論を変えた」のか?
の謎が見えてくるように思えます。

そう、彼らは「マスクが有効」という科学的な「正当性」を盾にしているようで、実は「専門家集団の中で決して仲間はずれにならないように、右や左をキョロキョロ見ながら、自分のポジションを気にしている」
だけなのです。」

全文は、
https://note.com/hiroyukimorita/n/n9205a349ace2


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