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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

むなしさにおそわれています

2017年02月20日 22時39分34秒 | 日記
 むなしさにおそわれています。今日はたしかに気がつけばいつの間にか給料日でしたが、あまりの少なさに力が抜けてしまいました。あれやこれやと天引きされるとみるみる少なくなること。さらには通勤交通費が一か月の定期券代よりも安いので事務方に確認したところ、1月のわたしの稼働日数では回数券を購入した方が安かったので定期券一か月分ではなく稼働日数に応じた回数券分が支給されたとのこと。結果二千円余りの持ち出しとなりました。今月も28日までしかないので然り。3月だとようやく定期券の方が安くなるらしい。契約書にそう書いてありますよと言われればそれまでで、たしかにこうして年明け早々に働くことを想定していなかったので観劇予定を入れていた二日分、稼働日数と給料も減ってしまうことになりましたが、前の就労場所では稼働日数に関係なく一か月分の定期代が支給され続けたのでそこまで考えていませんでした。計算していませんでした。なんだか一気にモチベーションが下がってしまいつらかったです。このつらさを話せる人はいないのでお昼休みに前の就労場所で一緒だった人にメールしました。

 夕方強風が吹き荒れる中訪問した先では、なんかこれでは自分も含めて安い給料で働いている若い人たちが可哀想ではないかと思ってしまう現実をみてしまい、また複雑な気持ちになってしまいました。やりきれないものを感じてしまいました。立派なハコの中にいられること=幸せではありませんが、何を幸せと思うかは人それぞれですがなんだかそんなきれいごと言っていられないと思ってしまうような現実に出会う毎日は心がすさみます。なんだかなあ、ほんとに。自分今間違っていること思っているのわかっていますが、なんだかなあです。お金に関わることだからほんとにこわいなあって感じる電話が入って、木曜の訪問いちだんと気がおもくなりました。マジいきたくありません。腰がひけます。深い想いがあって国家試験に結果的に合格したからこうして今働くことができているのですが、理屈がきれいごとにしか思えないような現実に圧倒されています。吐き気しそうになっています。きついです。あと二か月と一週間。やれるのかなあ。途中でやめたら自己都合になっちゃいます。お金もらいながら勉強しているのだと思って少しぐらいの持ち出しは我慢してやらないと契約満了にならないのでやるしかないですけどね。なんだかわからないことをきくのにすごく気を遣う空気になってきているし、通勤費の話をした時の事務方の対応がアルバイトなんかモノの数に入りませんよ的なものを醸し出しているように感じてしまって傷つきました。わたしが勝手にそう感じただけなのかもしれませんが年度末が近づいたバタバタ、わたしたち忙しいんです、大変なんです、っていう空気の中にいるだけでどっぷりと疲れます。まだ月曜日なんですよね。Safaceが電源入らなくなってしまいました。これ動かないとお昼休みに動画視聴できないのですっごく辛い。イヤホンして引きこもって動画視聴するのがささやかだけど大事な気分転換。仕方ないのでモバイルパソコン復活です。修理必要なのかなあ。土曜日までちょっとこのままです。明日はまだ火曜日か。なんだかすさんできています。つらいけどもう休まねばです。こうして日中行く場所があるだけありがたいですが、自分これからどうしていきたいのか、どうやって生きていけばいいのかわからなくなりました。今の業務はもうこれでいいです。もういい、おなかいっぱい・・・。

 心がすさんできているので『スマイルマーメイド』から、可愛いパブロの清史郎君のお写真。嵐でヨットが転覆して海におっこちてしまったパブロが海の中を漂う場面。「ご主人さまー、おぼれるー、助けてー、ご主人さまー」って叫ぶパブロ、ほんとに可愛いです。男性アンサンブル三人がパブロの体を動かすことで海の中を漂っていることを表現しています。このあと原田さん演じるイルカのドーフィンと出会います。パブロの無償の愛に心あらわれるのを思い出しながら休む準備をします。明日はまた寒いですね。なにを幸せと思うかは自分の心次第。大切なのは自分がどうしたいか。自分がどうしたいのかわからなくなっているわたしがいます。今夜はもう考えるのやめましょう。明日一日がなんとか無事に過ぎていきますように・・・。

 今日も長々と徒然日記でした。

『スマイルマーメイド』_ニコ動視聴

2017年02月19日 21時58分51秒 | ミュージカル・舞台・映画
 1月に大阪千穐楽の公演をニコニコ動画で視聴したのであらためて備忘録。昨年12月5日に観劇したときはオペラグラスで追いきれなかった細かいところも確認することができました。清史郎君が出ていなかったらたぶん出会うことがなかった世界。清史郎君の先行予約でチケットを取った時にはビジュアル写真の人魚姫の青井さんが男性なのか女性なのか知りませんでした。写真をみてもどちらなのかわかりませんでした。ハイトーンボイスの青井さんを舞台で拝見して、歌舞伎でもなく宝塚でもなく、性別を超えたこんな世界観が成立するんだと感心することしきりでした。たしかにこまかくみれば紛れもなく男性ですけど、なんというか性別なんていいんじゃないですか、って思えるような世界観でした。

 清史郎君演じるケント王子の愛犬パブロの無償の愛は何度観ても涙。結末を知っていると冒頭のケント王子(荒木宏文さん)と海辺で遊ぶシーンも切なくなり涙。原田優一さん演じる宮廷道化ドーフィンと仲良くなり歌もダンスも抜群のコンビネーション。レミゼ役者の二人の実力はたしかなもので何度観ても楽しくて飽きることがありません。

 ずっとコミカルなかけあいが続いていきますが(早口言葉の台詞が東京の時と変わっていたし、パブロが嚙むことなくちゃんと言えました。かわりに噛んでしまったドーフィンはご愛敬。二人のコンビは最高です。)一幕の最後、ケント王子に会いに行こうとするマリナ(青井翔太)は、ポセイドン(唐橋充)の命により闇の牢獄に囚われの身となります。ポセイドン、ジュジュ(秋本奈緒美)、ドーフィン、パブロが歌い上げて終わる一幕。

「こんな日がくるなど 思いもしなかった
悲しい顔 見たいわけではない

命懸けな恋に 真っすぐに飛び込んだ
僕等に出来るのは 命懸けで救うこと

それぞれがあなたを信じている 誰より
この思い きっとわかってくれる

大切なあなたを思えばこそ お願い
その涙 幸せに変えて」

 マリナが闇の牢獄へとからめとられていくのを背景に、パブロの大人な歌声とドーフィンのロングトーンの響きがさえわたります。

 二幕が海の魔女スネイキア(吉田メタル)の登場から。長身と男性ゆえのド迫力で敵役として申し分ありません。願わくばもう少し歌が上手だといいなとは思いましたが願わくばです。敵役が上手くないと物語として成立しないのでね。マリナの心の隙間にまんまと忍び込んでいくスネイキアの憎たらしいこと十分。「そうさ愛は疑うこと、愛は憎しみを生むのさ」ってあざ笑うスネイキアに、ケント王子がどこかの国の王女様とダンスを踊っている光景を見せられたマリナはスネイキアの魔法にかかって王女を殺してほしいという悪魔の心に目覚めてしまいます。アンサンブルがスネイキアの尾びれ?をもって動き、スネイキアの一部になっている演出、面白なと思いました。スネイキアとマリナのやり取りに息の飲む場面。スネイキアの魔法にからめとられたマリナの表情はみるみる正気を失っていきます。

スネイキアからマリナを取り戻すために自分の命を差し出してもいいとスネイキアと張り合うパブロ。パブロはご主人様であるケント王子が、マリナが闇の牢獄に囚われの身となったことを知らずに約束の浜辺に現れないマリナを待ちきれず書いた別れの手紙を浜辺で見つけた時、自分がなんとかしなければと決心したんでしょうね。表情がなにか覚悟を決めたようなぐっとシリアスな演技にスィッチが変わりました。そこからスネイキアと張り合って、マリナの解放と引き替えに命を差し出してしまいます。「マリナにもらった命をお前は差し出すというのか、ケントもマリナもお前のことなんかなんとも思っちゃいないんだよ」「いいんだよ、ご主人様が自分をどう思うかではなく、自分がご主人様をどうおもうかなんだ、ご主人様とマリナさまとために命を差し出すならこんな幸せなことはない」。正確ではありせんがこんなセリフが語られました。なんどみても胸にせまってきます。パブロの無償の愛。純粋さにただただ涙。スネイキアと交わした契約書をみつけて驚いたドーフィンがスネイキアをとめようとするのに「これでいいんだ、これでいいんだ」と自分に言い聞かせるようにいうパブロ。「もうよく目が見なくなってきたんだ、ドーフィン、顔を近くで顔をみせてよ」って言って、ホップステップジャンプって、一幕で楽しく歌われた曲をリフレイン。この場面の清史郎君の演技がほんとにすごくってただただ涙。心が洗われるような想いです。

 パブロの命懸けの愛によって実現したしたマリナとケント王子の再会。二人はそのことを知らないのも切ないです。ケント王子は海の中で結局生きることができなかったのかな。これがマリナの本当の愛の成就なのか。マリナが王子のどくろをもって子守歌を歌うラスト、舞台で観た時はぎょっとしました。どう受け取るかは人それぞれだと思います。静かに流れるエンディングの海の中でのカーテンコールから、客席も一緒になってにぎやかに「海の宝物」。ドーフィンとパブロ、アンサンブルのみなさんが客席に降りて来てくれたのもうれしかったです。ハイタッチできた人はラッキーでしたよね。

 上演期間が短いのほんとにもったいなあと思う舞台でした。舞台装置、音楽、衣装、全部含めて海の優しさに包まれたような時間を過ごせる作品。音楽が耳に残っています。駆け足ですがニコニコ動画視聴からの思い出し備忘録でした。まだ書くかもしれませんがひとまずこれで。

ケント王子とパブロがヨットで海に繰り出す場面。すっごい好きです。


宮廷道化のイルカ、ドーフィン


マリナの母ジュジュ、秋本さんお美しい。


スネイキア、長身でド迫力。


マリナとルカ王子の婚約を知らせる場面。海の中のセットが美しい。

ちょっと無理したかも・・・

2017年02月19日 18時42分03秒 | 日記
 今日の午後はフォーウインズのセミナーに参加してきました。心がすさみそうになっているのにちょっと無理してしまったかもしれません。W先生は出張でいらっしゃらなかったのが残念でしたが貴重な学びの時間でした。いろいろと考えさせられます。人は誰もが幼い時を経て大人になってきているわけで、乳幼児のなれの果てと主に出会う日々を送っているわたしは、乳幼児期のどんな身体記憶を残して大人になってきたらこういう人生になったんだろうと考えてしまいます。社会全体で乳幼児期を大切にする環境をつくっていくことは結局社会的リスクを減らしていくことにつながるのではないでしょうか。カイシャの目先の利益追求も大切ではありますが、これからの社会を担っていく命を大切にする社会であってほしいと思います。残念ながらそうではないことは病院などで日々行われているようです。もう少し自分の経験をうまく発信できればいいなと思いますが、言えないことが多いしむずかしいです。わたしが今関わっていることはほんとにむずかしくておもいです。歳を重ねればそれだけ人はそれぞれの歴史を背負っているわけでおもいです。わたしがそれらを背負えるわけではないし、できることは限られているので与えられたことを粛々とやっていくだけです。自分を守ることが一番大切な仕事かもしれません。中にずっといるのは息苦しいですが、今週の訪問を思うと気持ちどんよりと重苦しいです。今度の日曜はまた宝塚ライブビューイングのチケットを取りました。美しいもので心と目を潤さないと自分が持ちません。土曜は電車に乗るのもつらいですが、気力を振り絞ってコンタクトレンズと目薬の処方箋もらうために眼科に出かければなりません。気がつけばあっという間に終わっているはずですが、長い一週間がまた始まります。

 ネット通販で届いたパンツが仕事用にできそうなので、前々職のカイシャと前職の就労場所の苦労がしみついたパンツとお別れします。下着も新しいものを購入したのでよれよれになったもの数枚とお別れ。なかなかお別れできないカバンとコートが一点ずつ。カバンはカイシャへの通勤にもプリンス・エドワード島への旅にも一緒でした。すごくいいもので重宝しました。わたしの汗と涙と苦労がしみついています。コートはカナダのモントリオールで買ったもので生地がいたんでボロボロ。カイシャへの通勤にさんざん着ました。苦労がしみつきすぎているとお別れしづらいです。もう少しこのままにしておきましょうか。

 こうしてブログに書いたのでもう今週のことは考えません。明日の朝起きるまではミュージカルで気分転換します。卒論のことやら紹介した本やらのこと、なかなか書けなくなりました。のちほど、観劇備忘録を書けたら書くかもです。明日も雨は降らないでしょうか。一日がなんとか無事に終わっていきますように、一週間がなんとか無事に終わっていきますように・・・。

2016年12月ミュージカル『スマイルマーメイド』

2017年02月18日 23時36分56秒 | ミュージカル・舞台・映画
2016年12月ミュージカル『スマイルマーメイド』


 今日はまた寒いですね。土曜日は疲れちゃっているので辛いです。心がすさみはじめているのでやさしいものに出会いたくてスマイルマーメイドの写真をようやく整理していました。よろしかったらご覧ください。

 先ほどプログラムからストーリィを引用して書いたのは保存できておらず、残念ながら消えてしまいました。清史郎君パブロの生き様を思い出すと胸があつくなります。ニコ動大阪楽日を昼、夜と観たのであらためて想いを書きたいですが時間なくなりました。また時間をつくって書きたいと思います。

 明日はフォーウインズのセミナー。無理しちゃうかな・・・。

今週もなんとか無事に終わりました

2017年02月17日 22時49分19秒 | 日記
 春一番が吹き荒れた金曜日。今週もなんとか無事に終わりました。食堂から強風で砂埃が大きく舞っている光景が見えましたが、午後はそんな中を訪問のために外出。お昼を食べた直後でお腹がはってしまい何度もお手洗いにいってしまいました。訪問先は女性がお手洗いを使えるような所ではないし、住宅街に入ってしまうとコンビニにかけこむこともできないので、不安になりましたが幸いなことに話が早くすんだし、お腹は落ち着いたので何事もなく終えることができました。緊張するのでね、終わるとほっとしました。来週はまたすっごく気の重い本門が控えているのでいやで仕方ないです。細かいことはなにも書けませんがすっごい気持ちの悪いおじさんいてみているだけでリアルに吐きそうなんですけど、様子伺いにいかないといけないです、わたしに与えられた仕事だから。他にもこれまたすっごい疾患名がついた難しそうな方もいて行きたくないです。こんな疾患名があるんだっていうことが診断書に書かれていてびっくり。なんとでもつけられてしまうのか、難しくて他につけようがないのか。面談に行かなければならないの、緊張するし気が重いです。あー、いやだなー。

 今日は二週間ぶりにかかりつけ医に行きました。夕方最寄り駅に戻ってきてからまた少し電車に乗ってわざわざ行きました。定期券で行ける範囲ではなくなったので仕方ないです。土曜日の午前中に行くのきついので無理しても金曜の夜行っておいた方が楽なんでね。先生と看護士さんに先週はこういうところに訪問に行って大変だった、今週はこう、来週はまたああだと仕事の内容を話したら、「それは心がすさむね」って言われました。そうだよなあって思いました。すさまない方がおかしい。わたしたぶんすさんできているし、職員さんたちも人によって程度の違いはあれどすさんでいるんだろうなあと思います。普通は足を踏み入れることがない所を訪問しているとなんだかマヒしてきてしまいます。年度末が近くなってきてなんだかすっごい空気になってきているので、なおさらなんだか騒然とした、なんとも言葉に言いようのない雰囲気になっているのでいっそう疲れます。これから二か月、わたしたちとっても忙しくて大変なんです的な空気に耐えなければなりません、わたし。お金に関わることをやっているのでひとつひとつ確認しながら進めていく必要があり、慣れていないわたしは確認のためには誰かに声をかけなければなりません。「今いいですか?」「お忙しいところをすみませんが、つまらないことで申し訳ないですが教えてください」とタイミングに気を遣いながら声をかけて教えていただくしかありません。研修担当の方は自分の業務で手が回らなくなってきているので聞きづらくなってきたし、でも知らないことはわからないので誰かに教えてもらうしかありません。間違えないためにも仕方ないです。アルバイトのわたしは職員さんたちの会話の輪に入ることもできないので、あとは電話応対をのぞいて、できるだけ自分の存在を打ち消すかのように静かに坐ってその時やるべきことをやるようにしています。ストレス増えないように余計なことは言わない、ふみこまない。静観しているのがいいと思います。この雰囲気はなんだろうなーって心の中でつぶやきながらなにも口には出しません。なおかつ今日は久しぶりに前々職のカイシャでずっと感じ続けていた疎外感を思いっきり感じさせられる雰囲気でした。職員さんたちがバスをチャーターして近場へ週末旅行に行くらしく買い出しとかあるみたいでわさわさしていました。プライベートな電話番号やメルアドもお互いスマホに登録しているみたいで正規職員ってそういうものなのかなあ。スマホもっていないわたしにはわかりませんが最近はLINEってやつですかね。ずっともう非正規なのでよくわからないです、不思議です。プライベートなのにって思っちゃいます。職員といってもいろいろみたいで実はどの人が正規職員なのかよくわからないんですけどね、どの道アルバイトのわたしはモノの数に入っていないので時間になったらそっと抜けてきました。そっと、ささっと抜けてきました。こうしてブログに吐露したので今日はもう忘れます。動画を少しみて息抜きしたら洗濯物干してお風呂に入って休みます。明日は土曜日。起きるプレッシャーから解放されます。やっと、やっと土曜日。

 さっきインターネットラジオで来週の金曜日はプレミアムフライデーって言ってました。月末の金曜日は15時で仕事を終わりましょうということなんだそうです。現実を知らない人たちが決めたことだとしか思えないのはわたしだけではないですよね。月末は忙しい、月末の週末は忙しい。15時に帰るためにはその前後にどんだけ仕事しなければならないのかわかっていない人たちが決めた実にばかげたこと。時給で働くハケンはその分お給料が減ってしまいます。夏の間朝一時間早く出勤する(こういうのをなんて呼ぶのか忘れました)のと同じレベルでばかげているとしかわたしには思えませんが実践するカイシャはあるのでしょうか。どうでもいいですが少し興味あります。

 カイシャで働けない、かといって現況も息詰まって窒息しそうな労働環境。わたしはこれからどうやって生きていけばいいのだろう。またわからなくなってしまいました。迷っている間にこの世での旅が終わってしまいそうです。そんなことはないですかね。

 今日も長々と徒然日記でした。

 

あと一日だよ

2017年02月16日 22時35分00秒 | 日記
 朝と夜はまだまだ風が冷たい2月半ば、木曜日、なんとか無事に終わりました。予想どおりに午前中の訪問は緊張感もあって疲れました。エネルギー吸い取られました。慣れてくるとそうでもないのかなあ。そもそもすっごいマイナスエネルギーに満ちているところなので足を踏み入れるだけですごく疲れてしまいます。はあっ、なんだかなあ、こういう所があること自体がどうなんだろうっていう感じですがそういう仕組みになっているのでそこをどうすることもできません。そういう仕組みの上でやっていくだけです。お昼を外ですませて戻りたかったですがあんまり遅くなってもおかしいと思われちゃうだろうからふらふらしながらお昼近くに戻って、いつもどおり今日は一日おきの喫茶室でミュージカル動画みながらランチ。おもっきりみました。エリザベート、ロミジュリ、1789~、とにかく現実逃避したかったです。

 最寄り駅に帰ってきてからお惣菜を買うために食品売り場をうろうろとしていた時、なんだかすっごい普通の空気の中にいられることが無性に嬉しくなってしまいました。ありがたいなと思います。感覚がおかしくなってきているのかもしれません。仕事にしてしまうときれいごとは言ってられませんね。目の前の現実に消化不良状態。なにがまともでなにがまともでないのかわかんなくなってきました。わたしも人のことは言っていられず、また失業状態になればまともじゃない人になります。毎日毎日時間通りにカイシャに行って働き、毎月お給料をもらう。それは当たり前みたいだけとすごいこと、それがやれるっていうのはすごいこと。カイシャ人間を賛辞はしませんが、カイシャ人間をやれるのはある意味すごいこと。普通ってむずかしいんです、普通がいちばんむずかしいんです、ほんとに。『1789~』来年春の上演決定が発表されました。ロナンとオランプのWキャストが変わらないので嬉しいお知らせですが、一年後わたしはどこでどうしているでしょうか。まともでいられるでしょうか。普通でいられるでしょうか。一般的にはいいと思われる所ですが、こんなことあるのか、ひょえーってなる書類が回覧されているのをみるとヘビーとしか言いようがなく、無事に4月末を迎えることができたとしてその先どうしようか、どうなるのだろうかと考えてしまいます。今はなんとか無事に完走することを目指すことしか考えられませんが、その先また収入が途絶えるんですよね。それを考えるとぞっとします。13年も働いてなんの補償もなかったのは残酷だったかね。そんなことを今さら考えてもしゃあないですがしつこくまだ考えています。明後日はアラームの音に起こされなくてもいい土曜日、あと一日なり。明日は午後訪問。今日ほど息苦しいところではないですが負のエネルギーにはかわりなく、ちゃんとたどり着けるかなという心配もありです。明日もなんとか無事に生き延びることができますように・・・。

 今日も長々と徒然日記でした。

今日もなんとか無事に・・・

2017年02月15日 22時31分33秒 | 日記
 水曜日、朝の出勤時と夕方の帰宅時、駅のホームで電車を待っているとき、ほんとに冷え込んで体にこたえました。もうしばらく寒い日は続きますね、たぶん。今が寒さの底ですが3月も寒いです。6年前の3.11の時も風が冷たかったことを思い出します。ほんとに寒かった。なのに朝からコートも羽織らずカイシャと隣の小さなビルを何度も往復していました。もちろん仕事でした。くさったカイシャですが一生懸命に働いていました。わたしも含めてハケンが一生懸命に働いていました。わたしが心許して話せた方々はわたしよりも前に次々と去っていってしまいました。気がつけばわたしがハケンとしてはかなり長くなってしまいました。安心してグチこぼしあいながらお昼をご一緒できる人がいなくなっても辞めることができないままずるずると続けてしまいました。孤独でした。ずっと。ずっとずっと孤独なままストレスをため込んで苛立っている自分が辛かったです。でも生活があるから、家賃払っているから自分から辞めるとは言えませんでした。そしたらポイ捨てにされましたとさ。あはっ。笑っちゃいますね、なんだか・・・、とまあカイシャのことはこれぐらいにして、明日はまた訪問。一緒に行くことになった方の予定に合わせて朝から出かけます。明日はちょっとあったかくなるのかな。お手洗いに安心して行けるような場所ではないので助かります。普通は行くことがない、すごくどんよりとした場所。慣れていないので一回一回緊張して疲れます。昨夜から今朝にかけて一度もお手洗いで目がさめることなく眠り続けたみたいです。気持ちよく眠れているときにアラームで起こされるのほんとにつらい。あと二日、明日は木曜日。金曜日も午後訪問だし、なんとかふんばりたい。グーグルの地図をみるの苦手、方向感覚があまりよくないわたしにとって、地図をみながら知らない場所に行くというだけでもすごく疲れること。いやあほんとに大変な仕事。締日のことなどもあって今日もなんだかすごく慌ただしく騒然とした一日でした。電話があっちでこっちで鳴ったり、話している人がいたりすると電話の声がききづらくってそれだけでも大変。なんでこんなにいつも混戦状態なんだろう。もう少しなんとかならないのかなあ。なんともなりませんけどね・・・。カイシャと違って事務用品が不足したらすぐに足りない分だけネットで注文して補充なんていうわけにはいかないので、またボールペン自前で調達しました。100円足らずですけどね。あると便利なクリアファイルなども自前、クリアフォルダーは部屋にあるものを何枚か持って行きました。もちろん請求できる術などありません。自前。わずかな金額だし、しゃあない、しゃあない。お昼休みはね、今日も思いっきりミュージカル動画で息抜きしました。イヤホンしていると話し声が入ってこないので幸せ。現実を忘れる大切なひととき。余計なことは考えるまいぞ、明日もなんとか無事に一日が過ぎていきますように・・・。

 今日も長々と徒然日記でした。



息がつまりそうな・・・

2017年02月14日 22時36分03秒 | 日記
 今日も青空が広がった、冷え込みのきびしい一日でした。明日も雨降りませんね。降水確率ゼロパーセント。太陽の恵みと綺麗な富士山が見えるのありがたいなれど、そろそろいい加減雨ふってほしいです。乾燥しすぎてなんだか落ち着かないの、わたしだけでしょうか。今日は朝からこちらのツィッターで蘭ちゃんがロミジュリ観劇した画像を拝見して元気もらい、なんとか一日を乗り切ることができました。蘭ちゃんロミジュリ観劇しないのかなって気になっていたので嬉しいお写真。

https://twitter.com/Ryuhei_Kominami/status/831175357638127616

 お昼休みは今日もミュージカル動画の聞き流し、エリザベート、モーツァルト、レミゼ、1789・・・。とにかく外に出ることができないので現実を忘れるためのひととき。どの道孤独なのでこれでなんとか乗り切っていきたい。まだ火曜日なんですけど、息がつまりそうになっちゃてて苦しいです。年度末に向けてなんだかすごい雰囲気になってきています。そこにいるだけで空気に飲まれそうになってげっそりと疲れます。カイシャも殺伐としていて13年も働いている間にいつしか息苦しくてたまらい空気へと変貌していきましたが、ある意味カイシャよりもさらに息苦しいかもしれません。カイシャは数字のため、売り上げのため。そうではないところはなんのためなのか。なかなかわたしには不思議な感じです。わたしもカイシャでは完全オーバーワークの二人分の業務量、毎日9-10時間と働いていました。いつも、忙しい!大変!って言っていました。特に決算期になるとやってもやっても仕事があふれてくるって言っていました。とっとと時間になったら帰る、毎日出勤しない無責任アルバイトに苛立っていました。わたしは無責任じゃないですが、割り当てられたことはきちんとやるつもりですが、安い日給制で有給休暇もない、時間外もつかないので固定給もおそらくは賞与もたくさんある方々とは違うので、そこは割り切ってばたばたとやっているところをそっと抜けました。もう9-10時間労働するわたしに戻ることはできないのでね、そういうのはもういいのでね・・・。

 なんだかどこにいっても同じなんだなあとあらためて思います。色々とあるのはどこに行ってもあるし、お給料もらうという意味での働く=苦しい、でしかわたしの中でありませんが安い給料でも家賃あるし、大好きなミュージカルを観劇するには稼がねばならないのでね、カイシャで働くわたしに戻ることができないなら、ここでなんとか契約満了までやっていくしかありません。もうすぐ半分終わります。あっと言う間。訪問の仕事が増えていきそうな気配ですが一日が早いから忙しい方がいいかな。外に出られるし・・・。働きがいとか生きがいとかを給料もらうことに求めません。そんなことは考えない方がいいです。お給料もらんだから。そんなことは生活基盤が保障されている余裕のある方が考えればいいことできれいごとは言ってられません。お給料もらえなかったら収入途絶えたまま社会から孤立するという果てのない孤独な日々だけが待ち受けます。こうして普通にお給料もらえるだけありがたいので余計なことは考えない、考えない。安いのにやりきれない虚しさを感じることもありますが、自分ひとりを食わせていかなければならない重さに押しつぶされそうになりますが、今はとにかく4月末まで、毎日毎日なんとか無事に乗り切っていくことを目指したいです。先のことは考えられません。もう時間になりましたね。ロミジュリ東京公演千穐楽でツィッターが大賑わい。楽しいですがまた明日。

 今日も長々と徒然日記でした。

 

明日も寒いですね

2017年02月13日 22時37分05秒 | 日記
 夜になって冷え込みが厳しくなってきました。明日も寒いですね。ほんとに風が冷たい。始まってしまった月曜日。なんとかかんとか無事に終えることができました。長くて短い一日。そんなにスタミナもちませんがひと息つける雰囲気でもないし、お昼休みに外に出るところがないのが辛くって、きりがいいところでお手洗いにいっては軽くストレッチしています。人に見られる可能性の低い外側の階段を使うとね、外の景色を眺めながらストレッチできます。食堂からは今日も雪をかぶった富士山の頭がみえましたが感動できなくなりました。あんまりにも陽射しがまぶしすぎるのが落ち着かなくって、そろそろ雨降らないかなあ。乾燥しきっているのが落ち着かなくなってきました。気がつけば二月の半ば、お給料日まであと一週間ぐらい?のはずです。たいした金額じゃないですけどね、わたしの生活の糧ですから。4月末の契約終了まであっという間に半分が終わっていくような気がします。今週も気の重い訪問予定。わたしには無理だなあと思われる方は前任者に相談したら一緒に行ってくれることになったのでちょっとだけ気持ちが楽になりました。なんだかほんとに壮絶なことばかりで頭がくらくらしてしまっています。普通は出会えないことの連続。すごすぎて言葉がみつかりません。みなさんよくやっているなあと思います。わたしにはきついなあ。今はとにかく、一日一日、一週間一週間で4月末の契約終了を目指そうと思います。世の中GWの頃にはまたわたし失業者になって社会から孤立することになりますが、少ないですけど失業給付を受ける資格がまた発生するはずなので少し休んでもいいかな。ずっとお休みでも困っちゃいますけどね。なんだかすごい虚しいものを感じることもある業務ですごく複雑な気持ちになっています。こんなこと思っちゃいけないんだろうなっていうことを思ってしまっています。はあっ、現実ってすごいね。事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので創造されたものよりも現実ははるかにすごいなって思います。そんな一端に毎日出会ってくらくら状態。3年前の今頃はわたしこんな記事を書いていました。

http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/d844646adfeb997df839cc3f374e7581

納得までにさらに一年余りの日々を費やすことになろうとは全く思いもせずに、ニュースとになるなど全く思いもせずに・・・。結局納得することはできないのだと知るためにさらに一年余りの日々を費やしてしまいました。過ぎた時間はもう戻りませんね。全くどうでもいいことですが、わたしというちっぽけな奴を握りつぶすためにカイシャはどんだけ使ったのか、どんだけの請求書が〇〇士から届いてどこでどうやって計上したのかすっごい知りたいです。知ることなんかできないってわかっていますけどあんだけ数字数字っていうカイシャが、経費削減のためにせっせとハケンを使っていたカイシャが、こんなに無駄なものをどうやって処理したのか、すっごい興味あります。どうでもいいですけどね・・・。


 昨日、ばっかだよなあって思いながら、このキーホルダーを買ってしまいました。
ロミジュリ公演、主催者が商売上手、物販が充実、こんなものがあると嬉しいっていうものをうまーく揃えてくれていてね、ついつい買ってしまいました。心の潤い、わたしの中で必要経費。



 帰ってきてから動画や画像をみているひとときは現実を忘れさせてくれました。楽しい。ネットつながらないとほんとにきつい。

 こんな動画にツィッターから出会いました。宝塚歌劇団がうたうディズニーのアラジン。退団した男役さんが何人かいらっしゃるから3年ぐらい前かな。娘役さんは全く名前わかりませんがみなさん素敵な歌声。いやされます。

https://twitter.com/disneylove_info/status/829894944638791680

 ミュージカル役者は歌声と芝居とダンスと。ただ上手なだけでも違っていて雰囲気とかのバランスですね。書き切れていない観劇日記、旅日記のあれこれは休日までお預け。時間切れです。

 もう一つのブログのアクセスが先週は多かったみたいでびっくり。もう全く更新することはできません。残念ですが・・・。


 今日も長々と徒然日記でした。

『ロミオ&ジュリエット』_2月12日

2017年02月12日 19時13分06秒 | ミュージカル・舞台・映画
 13時30分開演を観劇してきました。まだ前回の大野さんロミオとアフタートークの備忘録も書けていませんが今日のことをわすれないうちに・・・。

 ロミオ:古川雄大
 ジュリエット:木下晴香
 ティボルト:渡辺祐輔
 ベンヴォーリオ:馬場徹
 マーキューシオ:平間壮一
 死のダンサー:大貫大輔

 劇場は廊下がせまくって椅子も少ないし、お手洗いは毎回並ぶしなかなかに疲れました。三回観劇して、携帯電話が登場することへの違和感とストリート系のダンスと戦争と闘いの虚しさと、盛り込もうとしていることがなんとなく全体的にちぐはぐな感じは否めませんでしたが、楽曲のよさと歌と芝居とダンスで魅せられた舞台でした。千穐楽が近くなってきてみなさん喉とかダンスに疲れがでてきているなあとは思いましたが、二幕のティボルトとマーキュシオがナイフを出して対決する場面の緊迫感が増していてさすがに一か月やってきた舞台だと思いました。

 なによりも古川さんがほんとにロミオ、木下さんがほんとにジュリエットでした。ロミオに少しずつ忍び寄ってくる死の影におびえ最後は死に魅入られてしまうはかなさ。マーキュシオを刺されたことによって逆上してティボルトを刺してしまったあと、後悔に背中をまん丸くしてうずくまるときの小さくなりよう、ジュリエットが仮死状態だと知らずに「もうなにもいらない」「この毒薬はジュリエットと二人だけの世界へと導いてくれるもの」といって毒を飲んで旅立っていくときのはかなさ、亡くなった後の亡骸っぷり。全部ロミオでした。死のダンサーとのダンスは動きのタイミングがぴったり。背中合わせのときはお互いにみえていないはずなのに不思議です。三回ダンスの場面ありましたが、最初の「僕は怖い」で死におびえていたところから、いつしか死に引き寄せられている感じがよく出ていたと思います。木下さんジュリエットと実年齢は10歳ぐらいちがうはずですが違和感なし。二回目でしたがどうして毎回こんなふうにピュアなロミオでいられるんでしょうか。飽きさせず魅せてくれる、すごい力がついてきました。身軽にするするとセットを上ったり下りたりするので青春のひとときの役。2013年のルドルフで拝見した時より歌が上手くなって声もいいです。「世界の王」を歌う時の長い脚をもしあますような仕草がツボです。美しいビジュアルにダンスに歌に、堪能させていただきました。ジュリエットのことづてをもって訪ねてきた乳母との場面。「熟女サイトみたほうがマシだそ」ってマーキューシオとベンヴォ―リオがからかうのに乳母の肩を抱いて「一緒にみよう」って言ったところ好きでした。やさしい・・・。

 木下さんジュリエット。いい舞台女優さんになっていく期待感大。キム・エポニーヌを演じる人になっていくのではないでしょうか。歌声が澄んでいて耳に心地いいし、細いですが立ち姿がしっかりしています。宝塚の娘役さんのように、相手役をがっちりと受け止めつつ自分が成長していき、相手を支えていく、優しさの中に秘めた強さを醸し出していくジュリエット像を魅せてくれたと思います。ロミオと出会ったことで、親の言いなりにはなりたくない、自分の生き方を見つけました。

 馬場さんベンヴォーリオは歌がぐっとよくなっていきました。三回とも馬場さんベンヴォ―リオ。登場のロミオを探すシーンから芝居もぐっとのっていました。不器用なロミオと喧嘩っ早いマーキュシオを見守り、中立的な立場でいるあったかい人間像。ティボルトを刺してしまい、取り返しのつかないことをしてしまって小さくうずくまるロミオを抱きしめるときの兄貴のようなあったかさ。wキャストの矢崎さんをみていないので比べることできませんが、見守る感じのベンヴォーリオ像。わたしは好きです。これまた身軽にするすると動かなければならないので青春のひとときの役。

 平間さんマーキュシオはちんぴらと狂気ぶりが前回よりも増していたと感じました。ティボルトとの対決シーンは本気の気迫。ロミオに「おまえはどうしてそんなに不器用なんだ、ジュリエットを愛しぬけよ」と告げるやさしさ。両家の争いのほんとは気がやさしい犠牲者でした。これまた身軽でないといけないので青春のひとときの役。カーテンコールでは、ダンサーにまじってバック転をみせてくれました。

 今までいちばんわからなかったのがティボルトだったのですが、三回観ていちばん哀れなのはティボルトなのかなあと思いました。いとこのジュリエットは振り向いてくれないし、思いを寄せていてもいとこ同士だから結婚を申し込むこともできないし、キャピレット家に生まれたがために憎しみを埋め込まれ、自分が望んだわけではないのにモンタギュー家を憎むよう大人たちに育てられてきた。最期は両家の争いの中でロミオに刺されてしまい、あっけなくこの世を旅立ってしまう。衣装が胸元をぐっとあけるものになっているのが孤高の哀れさをなんだかいちだんと高めているように感じました。渡辺さん、『1789~』のときとはまったく違う歌い方と声でした。強がっているけれど本当は気の小さい、心優しい人間像。そんなふうに感じました。

 ロミオが結婚式をあげてほしいと頼むため、神父さまの部屋に会いに行く場面。あのお風呂に入るときシャンプーハットがないと髪を洗えなかったオマエが結婚するぐらい大きくなったなあっていうところのお馴染みになった背比べ。おんなじだっていう神父様に、いや見下ろしている感じです、目線が下にさがっていますっていうロミオ。いや変わらないでしょって言いはる神父様に、ロミオは素で笑いのツボにはまってしまったようでした。「面白いって」って言ってしゃがみこんで笑っていました。客席も笑いから、気を取り直して芝居のスィッチが戻るまで少し間が・・・。結婚式をあげてくれるという神父様に、嬉しさのあまり身軽にとびかかって抱き着くロミオを、「どうどうどう」となだめる神父様。「おじさんよ、ジュリエットじゃないよ」。どこまでがアドリブでどこまでが芝居なのかわからない神父様。毎回ありがとうございます。『1789~』の古川さんと坂元さん、楽しいです。「みねらるうぉーら~♪」、まねっこしたいと思います。神父様は、ジュリエットを仮死状態にしたことを、マントバに行ったロミオにメールで知らせようとするのではなく、ベンヴォーリオを通して知らせればよかったのに、ベンヴォーリオが神父様を計画を知っていたら結末は違ったのにと思ってしまいました。それだとロミジュリになりませんけど・・・。

 死のダンサー大貫さん、気がついたらそこにいる、いつしかロミオに忍び寄っている死の影っぷりがお見事でした。ロミオとのダンス、わたしの貧しい言葉では表現しきれません。素晴らしかったです。カーテンコールで毎回お茶目な笑顔をみせてくれているのが可愛かったです。

 最後に古川さんが挨拶。「本日はご観劇ありがとうございました。東京公演残り少なくなってきましたが、最後まで高みを目指していきますので応援よろしくお願いします」だったかな。ちょっとあやふやですが内容はあっていると思います。

 カーテンコールの「世界の王」は、ダンサーの新体操的なアクロバットからスタート。『1789~』にも出ていたみなさん、素晴らしい身体能力でした。ソロ歌はなかったかな。

 
 シルビア・クラブさんの乳母、岡さんのキャピレット卿、タータン(香寿さん)のキャピレット夫人のことなども書きたいですが時間切れとなってきました。

木下さんジュリエット



馬場さんベンヴォ―リオ



平間さんマーキューシオ



渡辺さんティボルトと香寿さんキャピレット夫人




 明日からまたきついです。心のエネルギーチャージ、哀しい物語ではありますが現実を忘れ、眼と心が潤ったひととき。これでまた一週間、生き延びていくことができるのかな。今のところしばらく観劇予定はなし。3月末の宝塚地方公演まで、きつい仕事をなんとか生き延びていけるのかな。卒論のことなどもまだまだ書きたいですが疲れちゃうと無理ですね。またやれるときに・・・。

 仕事きつくっても、社会から孤立した日々の辛さを思うと、オマエなんか必要のない人間なんだよって社会から自分の存在自体を否定されたように感じていなくなってしまおうかとさえ思ったこともある日々の辛さを思うと、今は契約終了までやりとげることを考えるしかないですね。まだまだ寒いしきついです。なんとかふんばれるところまでふんばります。