行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

スマホ過信の一例か?

2015-08-22 16:40:53 | Weblog

スマホの普及で世の中の景色が変わった。たまに乗る通勤電車の景色が最も変わった。皆黙々と小さな画面に集中している。新聞や本を読む人は少数派になった。電車を降りても画面から目を離さない人もいるから混雑した通路では正面衝突もある。トイレに入っても画面から目を離さない豪の者もいる。

この1週間、痛ましい中学1年生少年少女のむごい殺人事件で子を持つ親に戦慄が走った。それにしても被害者の行動時間が夜中から夜明けということに私を含めて旧世代の親はビックリした。私の子供時代や我が子の時代はよほどの不良でもない限り夜中に外出したり外泊することは先ずなかった。辛い思いをしている被害者の親にむち打つつもりはないが、最近ではGPS付きのスマホを子供に持たせているのでいつでも連絡はとれると子供の行動に自由を持たせている親が結構多い。

最寄りの駅の周りには11時過ぎても結構子供がいる。彼らを見る度に日本は安全でいいなと思ったりもした。今度の事件をきっかけに子供の門限を再考してほしい。スマホや携帯は確かにGPSという便利な機能がついているが、電池が切れたらただの箱だ。今度の事件でも少女がスマホの電源を商店街で探している様子が防犯カメラに写っていたが、彼女のスマホは電池切れすれすれだったのだろう。

被害者に花を手向けたい。我が家の庭に咲くモミジアオイ

コメント
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