昨年の3月、「ようやく年金生活者のスマホ誕生」とこのブログで紹介した。これを読んで何人かの知人はイオンのスマホに変えた。私は大手通信会社が値下げをするのではと期待していたが、SIMフリーになっても巨額の利益を貯め込むだけで値下げには至らなかった。
ここへ来て、iPhone6の新製品が発表されるかもとの憶測からか、ドコモ用のiPhone6現行品が出回り、アマゾンで新品を安く手に入れ、BIG SIMを買って見た。携帯は自分が勤めていた三菱電機の最後のスライド型モデルで、使い勝手も良く故障もしてないので愛着も有り、壊れるまで使うことにして、iPhone6はデータ通信での利用とした。
BIG SIMのエントリーモデルは毎月の通信料は3GBで972円という安さ、無線ランで大手のWi2 300は無料で使用できるというサービスまで付いているので、通常のメールのやり取り、Webの閲覧、検索、マップ利用なら十分役に立つ。BIG SIMはIIJの商品で、回線はドコモから借りている。箱根の山奥でもドコモなら通信できた。IIJの商品名はミオフォンで、高速回線(LTE)と通常の3G回線がスイッチで切り替えることができる。高速回線の契約容量が3GB/月で使い切ると3G回線に切り替わる。3G回線でもメールのやり取りは全く支障ないし、Webも遅くなるが使えないことはない。初期のインターネットよりはるかに早いくらいだ。
初期費用はSIM代金が3240円で、iPhoneに取り付け開通して貰うのに2000円弱、合計5000円ちょっとで済む。私の場合、携帯での通信料金が月2700円、今回のデータ通信料金972円ということになった。もし携帯をiPhone6に統合すると、月1600円プラス通話料金(携帯より高く30秒20円)となる。
箱根へのドライブにiPhone6のマップナビを利用したら、結構電池を食い充電コードは必携だ。