年金生活者のマネー、投資信託
これまでのブログで強調したのは、年金生活者は分配金なり、配当を比較的安全な運用で得なければならないことで、そのためには個別の株を持つよりも投資信託なり、ETF(上場投資信託)で分散......
10月に入り、米国の長期金利が3%を超えたことをきっかけに、株価が暴落し、日経平均株価、TOPIXは米国の株価より大きく下落している。多くのアナリストやストラテジストの予想はことごとく外れて下げ止まったとは言えない。それは米国の金利による下げの部分は予想できても、それ以後の下げについては米中摩擦だとかサウジの王室が絡む記者殺人事件、はては米国の景気が怪しいといった訳のわからぬ理屈で不安定になり予想を投げ出してるくらいだ。今回はヘッジファンドのように、暴落をヘッジするファンドまで損じているとのこと、機械的に売買するコンピューター売買が変動幅をよけい大きくする。だいたいTOPIXは1年前の水準に戻ったので、今年株を買った人は損になっている。そして推奨した専門家を罵っている。
年金生活者の対応は、長期投資が基本だから現時点では高みの見物が妥当だ。長期分散投資をしている場合、今回ぐらいの暴落では2年ぐらいで回復するのが過去の歴史だ。底だから買おうとか、あわてて売ろうとかの行動は取らない方が良い。また自分の資産は今どうなっているかと確かめることも精神衛生上止めた方が良い。
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