行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

消費税増税後の年金生活者のワイン

2014-08-11 23:19:14 | Weblog

消費税増税後、やはりワインの値段は上がった。1000円未満のワインもちょっとだけ1000円を上回ることになった。我が家の定番、このブログでも何回か紹介したイエローテールも同様だが、ヨーカドーだと次回100円引きとかの券をくれるのでぎりぎりコストは1000円を保ち、他のカベルネソーヴィニヨンを寄せ付けず年金生活者のワインのトップだ。

チリのワインで400円のカベルネソーヴィニヨンをヨーカドーで売り出したが、もう一つで料理ワインに回ってしまった。キャンティはけっこう1000円以下のものが各スーパーで出回っているので不自由はしない。カベルネソーヴィニヨンにこだわるとモンダビのウッドブリッジが増税後は1100円ぐらいになってしまい、他にはと探していたところ、最近北イタリア、ドロミテのカベルネソーヴィニヨンがヨーカドー店頭に並びだした。800円弱でかつての我が家の定番北イタリアのカベルネソーヴィニヨン、エッコドマーニ(最近日本には入ってない)を思い出し、買ってみた。エッコに比べると軽いが、悪くはないが、イエローテイルと比べると深味にかけ、残念ながら代替品とはならない。

白ワインではスペインの「寿司」が時々セールでは1000円弱で買えるので寿司を食べる時は飲んでいる。外国のワインで漢字のラベルは珍しく、最初は甲州かと思ったくらいで、辛口でボルドーのソービニヨン・ブランに近い。発泡酒ではスペインのカバ産グラン・リベンザが増税後も1000円で買えるので助かる。シャンパンの売れ行きがもう一つと聞いたがカバものは品質も味も劣らないので解る気がする。

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人間の愚かさを知る原爆の日

2014-08-09 21:32:28 | Weblog

今日は69年前長崎に原爆が投下された日、長崎には多くの被曝された友人、知人がいる。彼らは聞かないとほとんど経験したことを語ろうとはしない。当時の三菱の工場は地下にあって、働いていた人は助かったが、家族は一瞬のうちに消滅した友人の例も多々有る。爆心地から500m離れていた城山国民学校はコンクリートの建築であったが爆風により1400名の児童職員・教員のうち8割が即死したという。

平和式典で、核兵器の廃棄、不戦の誓いが69年間決議され、国連の場でも核兵器廃絶がようやく議題に上り決議された(注)が、昨日の報道ではガザの小学校が爆撃を受け、多くの児童が亡くなった。またイラクでは米国の空爆が始まった。ウクライナでも戦闘が続いている。8月6日と9日は人間の愚かさを嘆く記念日になってしまっている。

広島や長崎を訪れ、資料館を見て、体験談を聞けば誰でも戦争の愚かさを知ることができるのだが、世界のリーダーで訪れた人は少ない。プーチン、オバマ両大統領に是非訪れてもらいたいものだ。
私が在勤した国際労働財団では年間100名を超す外国の労組指導者を招きすでに累計2000名をこえた。彼らは労働関連のプログラムを受講しているが、必ず広島か長崎を訪問して原爆被爆の実態を見る日程を入れている。彼らの反応は衝撃的で、インドやパキスタンからの招聘者は最初、自分たちの核は防衛だと廃絶には反対であったが、広島を訪問した後は意見がかわる。

注、2009年9月24日、国連安全保障理事会はオバマ大統領が議長で、メドベージェフ、胡錦濤、ブラウン、サルコジ、そして鳩山といった首脳級会合を開催した。テーマは「核拡散防止と核軍縮」そしてオバマ大統領が提案した「核兵器なき世界」を目指す決議を全会一致で採択した。鳩山首相は唯一の被爆国として「非核三原則を堅持することを誓う」と強調し、日本が核廃絶に取り組む決意を表明した。<br>
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政務活動費は全て公開せよ

2014-08-07 16:31:41 | Weblog

都議会は政務活動費として議員の調査研究のため、議員報酬とは別に1人あたり月60万円が各会派に支給される。使途は広報紙発行費が3億1364万円(37%)で最多。人件費が2億7769万円(33%)、事務所費6870万円(8%)と続いた。会費は2023万円(2%)、会議費は534万円(0・6%)だった。

議員が新年会や創立記念パーティなどへ挨拶に来る場面に良く出くわしたが、これは自己負担と思っていたが会費で処理してる。立派な選挙活動なのに税金で賄っていたとは、兵庫県議会で問題を起こし、辞任した県会議委員の涙の会見がなければ都議会の政務活動費も表に出てこなかっただろう。兵庫県議会ではバリ島に文化視察にでかけ、これもホテル代から土産の絵まで政務活動費だ。

政務活動費はこれこれに使えという細かい規則がない以上、配られた政党会派で決めているようだが、税金を払っている選挙民が監視するしかない。127名も議員が必要か?1人60万円も必要か?税金がふんだんにありすぎるのではないか?市議会、区議会そして都議会という膨らんだ大きな政治機構も人口減少社会の中、メスを入れなければならない機会となった。

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食の安全確保で自給率向上へ

2014-08-05 21:21:52 | Weblog

農林水産省は5日、2013年度の食料自給率(カロリーベース)が4年連続で39%になったと発表した。コメの凶作に見舞われた1993年度の37%に次ぐ低水準。20年度に50%にする政府目標には先ず無理だろう。カロリーベースなので米と麦類が主な対象物で、米は余っているくらいだから米の消費を上げれば幾分か自給率を向上させることになる。これまでの農政は米中心で小麦の生産はおろそかにされてきたが、観光産業の発展には地方の特色有るうどん、そうめん、ラーメンが欠かせない。工夫の余地は大いにある。

しかし、自給率より今問題となるべきは食の安全だろう。シンガポールのように自給率ゼロの国も有れば、オランダのように農産物を輸出品に育てたところもある。生産額ベースでの自給率を考えれば、野菜の自給率を上げることで食の安全も確保できる。安さを追求すれば、牛丼のタマネギは中国産となる。日本中で採れるタマネギをわざわざ輸入することもないだろう。店頭で地元のタマネギを使用していると表示すれば、多少高くても客は喜ぶ時代だ。子供にも安心させて食べさせられると敏感な母親からは歓迎される。

ここのところ、牛丼チェーンが何かと話題になるが、消費税増税後、質に重きを置く動きも出てきた。値段で差別化をはかるより自分たちが胸を張って売れる商品を提供して欲しい。

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昭島の鯨祭りと夢花火

2014-08-03 10:59:42 | Weblog

多摩河原で鯨の化石が発見されて以来、昭島全市のお祭りが鯨祭りで花火も打ち上げる。
長い間、地元の行事には関わらなかったが、今年はボランティアで鯨祭りに参加、綿あめを売ることになった。初めての体験で、終わり頃にようやく要領を覚えた。ガスで熱する回転器にザラメを入れるとあの綿が発生し、素早く割り箸で取り込むという作業だが、真夏に熱い機械の前に立つだけでも汗が噴き出る。

どれくらい売れるのか見当もつかなかったが、子供たちが百円玉を持って目を輝かせながら長蛇の列に並ぶのを見ると暑さも忘れる。3時から花火が始まる8時前まで400本を超える売上げで、その内私が作った綿あめは小ぶりながら100本近くあったのではないか。

綿あめのお客は子供だけでなく、高校生も、若い恋人達もいて、その人気に驚いた。
鯨祭り会場、市民による演技


花火見物で陸上競技場は満席


夢花火は1時間と短いが、住宅街での打ち上げで火の粉が飛び散らないように低空で破裂する。そのため他の花火より迫力満点だ


本日3日は午後、昭島駅から東中神の会場までパレードがある。タヒチアンダンスも披露される。この暑さにはタヒチの人もこたえるのでは

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