あかない日記

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ベトナム紀行(75) ベトナム人民軍

2014-05-20 | ベトナム紀行

 

幹線路「ナムキーコイギア通り」のタンソンニャット国際空港近くに

「ベトナム人民軍
」の施設を見る。


1944年12月22日 日本やフランスの支配下から解放されるために

「ベトナム解放軍部隊」が作られた。


後に「ベトナム解放軍宣伝隊」と改名し 

1950年に現在の名称の「ベトナム人民軍」になった。


今年は 創設70周年になる。


トナム人民軍」は、ベトナム社会主義共和国の国防を担当する軍事組織。

事実上国の正規軍とみなされているが 

中国人民解放軍と同様 共産党が指揮する「党軍」という側面もある。

憲法上は国家主席だが 事実上、共産党総書記をトップとする等

中央軍事委員会が最高意思決定機関となっている。


人民軍は、陸軍、海軍、空軍で かつては総兵力170万の大軍であったが

カンボジアやラオスから撤退 軍縮を進めて 現在は約48万人強。

ベトナムは「全民国防」を軍事政策の基本と 徴兵制を導入している。

海軍(3年)など一部を除き 期間は2年。

 ベトナム社会主義共和国のときは 中ソ論争では中立を
 
ベトナム戦争時は中国とソ連の支援を受けた。


ベトナム戦争終了後 右派ミャオ族に対して民族浄化を行ったラオス内戦。


1979年 中国と対立してた中越戦争。


1984年 国境地帯で中国人民解放軍と衝突を繰り返した中越国境紛争。


1990年代は 中国と和解し 未確定となっていた陸上やトンキン湾の境界を定めた。


 現在 未確定の南・西沙諸島の領有権をめぐって 依然対立して

暴動まで起こっている。 この先どうなるか・・・