あかない日記

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ベトナム紀行(196) 玉山祠

2014-12-20 | ベトナム紀行

 

 

歩を進めていくと ライトアップされた大きな文字を掲げた門柱を見る。

玉山祠への入口門で 字は 著名な儒学者 グエン・ヴァン・ズーの筆により

 「禄」は豊かさを 「福」は幸福を意味する。


この入口から ホアンキエム湖の小さな島

 ゴックソン島に架かる真紅の棲旭橋(朝日の指す橋の意味)を渡っていくと

 正殿の得月楼がある。

創建は13世紀の陳朝 現在の建物は

1865年に建てられ 後に再建されている。


内部には13世紀に3度にわたる元朝の進撃を

撃退した英雄 チャン・フン・ダオと 文・武・医の三聖人が祭られており

 古くは寺 武廟として その後19世紀には文学の神が祀られ

教育および文学作品出版の拠点となっている。
 

その隣室に1968年にこの湖で捕獲された

体長2mの大亀の剥製が飾られているが


還剣伝説の亀ではないかと話題になったとも。