川本町とは 埼玉県にも存在するが
ここの川本町は 県内で唯一「まち」と読む。
県中部の山間部に位置し 町域を流れる江の川の水運により
古くから栄えた町でもある。
江戸時代は 石見銀山の影響により 天領となっていた。
明治時代になると 邑智郡役所が設置され
この地域一帯の中心地となった。
1934年に 三江線(さんこうせん)が 町内まで伸びてくる。
三江線は 島根県の江津駅から 広島県の三次駅間 108kmを繋ぐ。
現在の人口は 4000人を割っている。
町内の県立川本高校 (現在の県立島根中央高校)が
全日本吹奏楽コンクールで 優勝金賞を飾ったことから
「音楽の町」を宣言している。
その象徴 橋の欄干にも 楽器と五線のオブジェが飾られていた。