こちらは「カラカラ帝の凱旋門」
カラカラ帝と言えば
ローマで見た カラカラ浴場が有名だが
この門 幅19m 奥行き約4mで
建材は モロッコ産の石灰岩製でできている。
西暦212年 カラカラ帝は
「アントニヌス勅令」を発布し
全ての人々にローマ市民権を与えた為
属州民に課していた「属州税」が徴収できなくなり
ローマ本国滅亡の原因の1つとなったと言われている。
しかし ローマ市民増やして税収増やそうとした
カラカラ帝の思惑と違って
属州のヴォルビリスの財政が豊かになった。
このことから カラカラ帝への感謝から
カラカラ帝没 217年の60年後 277年に完成し
「カラカラ帝の凱旋門」とよばれている。
中央円形には カラカラ帝のレリーフが見える。