あかない日記

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モロッコ紀行 71 カラカラ帝の凱旋門

2017-02-08 | モロッコ紀行

 



こちらは「カラカラ帝の凱旋門」

カラカラ帝と言えば
ローマで見た カラカラ浴場が有名だが
この門 幅19m 奥行き約4mで
建材は モロッコ産の石灰岩製でできている。

 西暦212年 カラカラ帝は 
「アントニヌス勅令」を発布し

全ての人々にローマ市民権を与えた為
属州民に課していた「属州税」が徴収できなくなり
ローマ本国滅亡の原因の1つとなったと言われている。

しかし ローマ市民増やして税収増やそうとした
カラカラ帝の思惑と違って 
属州のヴォルビリスの財政が豊かになった。

このことから カラカラ帝への感謝から 

カラカラ帝没 217年の60年後 277年に完成し
「カラカラ帝の凱旋門」とよばれている。

中央円形には カラカラ帝のレリーフが見える。