メクネスでの第一歩は「マンスール門」
ムーレイ・イスマイル廟へのメインゲート。
イスラム建築物の逸品として北アフリカで
最も美しく有名な門の1つで
馬蹄形のアーチは 青と緑のモザイク彩られ
壁の斜め格子の彫刻が美しく
そのカラフルなモザイクタイルと彫刻が
時間帯によって表情を変えることで知られている。
ムーレイ・イスマイルが 手がけた最後の建築物だが
彼の死後 息子によって1732年に完成した。
マンスール・エルアルージュ門とも呼ばれ
「改宗者の勝利の門」と言う意味。
名の由来は キリスト教からイスラム教へ
改宗したマンスールが設計したためと言われている。
前に紹介したラバトの「ハッサンの塔」のように
この国の多くの建造物の名は
設計者の名がつけられているようだ。