スカラとは 海に突き出た城塞のことで
大砲を備えた見張り台である。
エッサウィラのスカラは
先に話題にした北堡塁と
海の門の外側漁港の近くにと
2箇所にある。
北堡塁には上がれなかったので
自由行動の時間に もう一つの
スカラへ行ってみた。
こちらは海の門から
入場料を払って 展望台へ上がると
正面に塔があり 登ることができる。
見張り台には 何門もの大砲が
海に向かって据え付けられており
1769年にアラウィー朝のスルタンによって
建造されたそうだが
要塞そのものは 16世紀にエッサウィラを
支配していたポルトガル人が築いている。
昔は 見張り窓だった丸い穴も
今は 観光客の写真のスポットとして
踏み台や撮影台も備えてある。
丸窓からは メディナまでよく見え 絵になる。