王宮の正門のすぐ隣に
ユダヤ人街(メラー)があった。
車窓からの眺めになったが
石造りの建物の1階が店舗
2・3階が木造のテラスや窓枠の住居が
統一的に軒を並べているのが特徴のようだ。
14世紀に キリスト教徒による
レコンキスタ(国土回復運動)が始まると
イベリア半島(スペイン・ポルトガル)から
逃れたユダヤ人がモロッコの各地に移り住み
ユダヤ人街を形成し その一つがここで
塩の取引等で財産を得て
国王に多くの寄付をして保護されていた。
そのためかユダヤ人街は
王宮の近くにある。
しかし イスラエルが建国されると
大方のユダヤ人はここを去ったという。
現在ここには多くは残っていないが
在住のユダヤ人は
モロッコとイスラエルの
両方の国籍を持っているという。
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