あかない日記

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中欧旅行(36) シトー修道院

2012-04-05 | 中欧5カ国紀行

 

  このシトー派の修道院は 1133年 時のオーストリア支配者だった
  バーベンベルク辺境伯レオポルト三世 (オーストリアの聖人と称され
  ている。) によって創建され 創立当初から絶えることなく存在する
  シトー修道会として 世界最古のものとなっている。

  修道士は 一日に7回神に祈りを捧げる日課を維持し 朝5時15分の
  “朝課(聖務共唱の祈り)”で始まり 20時15分の“終課”で締めくくられる。
  夜は “沈黙の行” が遵守されているとのこと。

  * ハイリゲンクロイツ=「聖なる十字架」という名は
    
一貴族からキリストの架刑された十字架が寄贈されたという
    言い伝えが元になっている。


   アーチ門を入ると 中庭の周りは1・2階ともルネッサンス様式の
   回廊になっており 
中ほどに 「三位一体」 の記念塔が建っている。
   この「三位一体」とは 

   「主イエスにより啓示された神は 父と子と精霊の3つの位格を有し
    この3位格は 同一の本質を共に有し 唯一の実態において存在
    する。」という。 なかなか難しい・・・

  教会に入ると ゴジック様式アーチ型の天井が高く 薄くらい中に
  鮮やかな花模様のステンドグラスが目に入ってくる。 
  また主祭壇には 十字架を背負ったキリスト像が浮かびあがって見える。

 

 


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