昭和新山は 1943(昭和18)年暮れから1945(昭和20)年9月
までの 2年間に17回の火山活動により 地割れとともに一帯の
麦畑や松林が隆起し 突然できた溶岩ドーム。
当時は太平洋戦争中であったため 噴火の事実は伏せられ
公的な観測すらできなかった。 しかし地元壮瞥の郵便局長が
その経過を詳細な観察記録として残していた。
また それと平行して 家と農場を失った住民の生活支援の
ため その土地を買い上げた。
そのため 現在 世界でも珍しい私有地内にある火山となっている。
1957(昭和32)年に国の特別天然記念物に指定された。
当時標高407mあったが 温度の低下と侵食などで年々縮小
傾向にあり398mになっている。
修学旅行時の昭和新山
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