あかない日記

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島根旅行(75) 豊栄神社

2015-03-17 | 国内・島根

 

 

銀山街道を下っていくと 

左手に 「豊栄神社」の石塔が建っている。

 

豊栄の名にしては少々寂しさが漂うが 

 

ご祭神は 戦国時代石見銀山を14年間領有した安芸国郡山城主元就。

 

 今NHKの「花燃ゆ」が放映されているが

 この大森も 幕末の嵐が吹き荒れ

1865(慶応元)年5月 幕府は再度の長州攻めを開始し

 翌6月には 長州軍が浜田を手中にし


さらに銀山領へと迫った。


これに驚いた当時の代官は7月に 

地役人を引き連れで倉敷へ逃亡してしまった。


これにより 約2世紀半 57代の奉行・代官による

銀山の幕府支配は終わり


その4日後には長州軍が大森に進軍してきている。

 その長州軍の隊士が浄財を募り境内地を整備したともいう。

1867(慶応3)年 徳川幕府は崩壊した。

翌年廃藩置県により「大森県」が誕生し 代官所跡に県庁が置かれた。

その後大森県は、1870(明治3)年に浜田県となった後

 島根県に編入されている。



 


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