あかない日記

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「チョウ」と呼ぶ町名

2020-05-18 | 出来事・行事

 

 赤枠は町名  (資料:「江戸散歩・東京散歩」)



前回「マチ」と呼ぶ町名に
触れましたが

今回は「チョウ」の話

東京・千代田区には「番町」
(ばんちょう)という地名があり

「チョウ」と呼ぶ町名の代表格

各番町には「町名由来」と
「江戸と現在の地図」が
並列しての説明板が建てられている。


その説明では
この地域は 家康が
江戸入りした直後に 

親衛隊である番方(武官)の
旗本集住地区を

城の西側に割り付けた。

番方は 1~6番の組に
分け計画的に配置した。

これを 番丁 呼んだことが
地名の起こりで 
町名も
一番町から六番町までと
なっている。


しかし 当時その分かりにくさは有名で
“番町に居て番町知らず”  など
数多くの川柳が生まれている。


町名は 在も使われているが 
江戸時代の大番組の組番号と
現在の町目の境は 必ずしも
一致していないという。


 二番町


 五番町

 

 

 



2 コメント

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スズの爺さん様へ (管理人)
2020-07-03 18:35:59
コメントありがとうございます。

「マチ」と「チョウ」の呼び方は複雑ですね!
この回の前 5/16でも触れておりますが
また 都道府県別に調べた方がおりますので
併せて ご覧いただければと思います。

*参考:
「マチ」と「チョウ」の日本の町
 → 勢力地図

今後も よろしくお願いいたします。
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Unknown (スズの爺さん)
2020-07-03 11:37:01
私は九州の宮崎県と熊本県に通算で50年程、在住していました。
気付いた事ですが、宮崎県ではすべての町が「チョウ」、熊本県ではすべての町が「マチ」と言っていました。
ふとした事から気付きましたが、何故なのかは調べておりません。
県をまたぐだけで呼称も違うなんて不思議ですよね!
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