あかない日記

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モロッコ紀行 59 ファティマの手

2017-01-27 | モロッコ紀行

 

 

彫金の店に案内される。

その店の商品棚に
”人の手”の形したものが気にかかった。 

「ファティマの手」というそうだ。

「ファティマ」とは
イスラム教の開祖である
預言者ムハンマドの4女の名前で

彼女は 誠実で慈悲深く 
常に貧しい人を思いやり
病気をわずらう人の手当を
すすんで行っていたことから
イスラム世界では理想の女性像とされている。

そのファティマの手をかたどったものは
モロッコでは” 幸運のシンボル” として
邪悪なものから身を守り
救いの手が差し伸べられると
信じられているので
ドアのノックや 壁掛け
ペンダントやキーホルダーなどの
アクセサリーに用いられているのだそうだ。

我が右手をじっと見てみたが・・・

 

 


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