あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

モロッコ紀行 146 ヤギの木登り

2017-05-10 | モロッコ紀行

 

 

ツアー8日目 今日一日 
マラケシュから 西180km先の
エッサウィラの観光へ。

 途中 道路沿いにある モロッコ名物
ヤギの木登り”を観光用に
やらせて見せる所で停車。

よくもこんなに細い枝に
登れるものと感心する。


アルガンが育つモロッコ地域は
 夏の気温は50度を超え

雨もほとんど降らない過酷な状況にあるが 
アルガンの木は枯れることはない。

 そんな中を生き抜くため 
ヤギたちはこのアルガンの木に登り
実や葉を食べることを覚えたという。


また ヤギたちの排せつ物は
堆肥としてアルガンを育てとともに

いたるところに排泄された
アルガンの実が別の場所で芽が育つ。


これがヤギとアルガンの木の
共存共栄の関係となっているそうだ。

 

 


モロッコ紀行 145 スーク

2017-05-09 | モロッコ紀行

 

 

「ジャマ・エル・フナ広場」の北側には

網の目のように張り巡らされた 

世界最大とも呼ばれるスークが広がっている。

食料品 日用品 衣類 貴金属 陶器など

揃わない商品はないくらい

平面上の百貨店だ 日本でいえば東京のアメ横ですね。

お土産になるようなものはないかと

迷路的な細い路地をいく。

 土産物には値札がなく 

値段交渉するも 希望の値にならず諦めた。


しかし 帰途の空港の土産物店ではすべてに値札が付き


しかも当方が望んだ値段で安心して

購入することができたが。

一元さん相手のスークで買わないでよかった。

 

 

 


モロッコ紀行 144 大道芸人

2017-05-07 | モロッコ紀行

 

 


約400m四方の広場は 
人混みや屋台の呼び込みで騒々しいが

それに大道芸人の鳴らす楽器音などが加わり
更にその騒々しさは半端ではない。

蛇使い 猿回し 曲芸 楽器を使う音楽演奏など
モロッコ中の大道芸人がこの広場に集まって
その腕前を披露し 観光客の写真撮影や
見学のチップで生活しているのだ。

現在は 家族連れも多く 一見平穏に見えるが 
2011年 この広場で爆発事故があり 
17名が死亡し20名以上が負傷した。

当初ガスボンベの爆発と思われたが 
その後 遠隔操作による爆弾による
テロ事件と断定されたことがあった。

そんなことや 世界各地で
テロ事件が発生していることもあり
広場では警官の姿やパトカーや軍の車も駐車している。


我々もそうだったが 観光客の安全から
広場に面したカフエの屋上から眺めるなどしているのだ。

 

 


モロッコ紀行 143 ヘンナ

2017-05-06 | モロッコ紀行

 

 

屋上の見学を終え 
しばらく自由行動となる。

広場に降りてみると
ご婦人たちが 座り込んで何かやっている。 

ペイントネイルかと思ったら
手のひらに何か模様のようなものを描いている。

これ モロッコでは
「ヘンナ」というおまじないで
「平和の使い」として

魔除けになるといわれて
有料でやってもらっているところだった。

ダジャレではないが「ヘンナ?」とは 

「ヘンナ」という植物から採った染料で
手に模様を描いているのだ。


暫くの間放っておくと 
皮膚に染料が染込んでくる。

1~2週間ぐらいは
洗っても落ちないらしい。



モロッコ紀行 142 ジャマ・エル・フナ広場

2017-05-05 | モロッコ紀行

 

西北方面

北方面


バヒア宮殿 から徒歩で 同じメディア内にある
「ジャマ・エル・フナ広場」へ


広場南側の一角 広場全体を見渡せる
カフェの屋上に案内される。


マラケシュの中心となる
このジャマ・エル・フナ広場は
かつて公開処刑場だったが
建築途中で放棄されたモスクが
「ジャーミー・アル・ファナー(廃墟のモスク)」と呼ばれ

それが訛って呼ばれるようになったとも。

その広場も 今は 大道芸人たちが
パフォーマンスを繰り広げ

夜には屋台が建ち並び
人であふれかえるほど 毎日がお祭り状態になる。


2009年 広場の文化的空間が国際的に評価されて
無形文化遺産にも登録されている。


また この広場で ヒッチコックの傑作
サスペンス「知りすぎていた男」
(1956年・米国)の ロケが行われている。
その主演女優 ドリス・デイの歌う歌
「ケ・セラ・セラ」”なるようになるさ” は
あまりにも有名だ。

 


モロッコ紀行 141 扉

2017-05-04 | モロッコ紀行

        

 

メディア内を歩くうち 民家の扉が

それぞれデザインに凝っていて


面白いので撮ってみた。

我が家の特徴を印象付けるには 

この狭い扉に工夫するしかないのだろう。


そうでなければ 訪問者も通り過ぎてしまう。

しかし この扉を開け 

一歩中に入ると中庭のあるリアドになっていて

開放的で青空も仰げる広さになっているそうだ。  

また魔除けの「ファティマの手」も取り付けられている。

 

 

       

    

 

 


モロッコ紀行 140 公衆電話

2017-05-03 | モロッコ紀行

  

                                     

 

携帯電話に次いで 公衆電話の話題

メディア内を歩くと 公衆電話も結構あったが

日本と同じようで その利用は

携帯電話の普及で少なくなっているようだ。

モロッコでは「テレブティック」と

呼ばれる公衆電話になっている。

国内通話料は 1分2DH

モロッコから日本へは

  00+81+○−○○○○−○○○○


     

   


モロッコ紀行 139 携帯電話

2017-05-02 | モロッコ紀行

 

 

前回 郵便事情の話題でしたので
関連して携帯電話について

モロッコの広場に 
いやに高い塔が建っているのを見かける。


ガイドに聞いたら
「携帯電話のアンテナ」だという。

さすが観光に力が入っているので
ただ建てるのではなく

景観を壊さないように
南国らしくヤシの樹のようにして
カモフラージュしているのだ。

モロッコでは 
急速に携帯電話が普及している。

携帯電話はいわゆるプリペイド式で
通話料分のカードをエピスリ(キオスクみたいな店)で
買って使うのが一般的だそうだ。

携帯電話会社は「IAM」と「MEDITEL」の2社がある。

 またインターネットも ほとんどのホテルでは利用が可能で
公共の場所など Wi-Fiの利用範囲が広がりつつある。

 

地方にも通信中継塔があって 
全土とはいかないが
都市の郊外周辺まで通信できるようだ。

 


モロッコ紀行 138 郵便局

2017-05-01 | モロッコ紀行

 

 

バヒヤ宮殿を出たところに 郵便局があった。

これまでモロッコ各地で
郵便局やポストなどを見てきたが

ポストは 日本は赤だが 
黄色をイメージカラーとしている。

マークは 日本の「〒」にも似て 
また 飛騨高山の「サルボボ」
北海道紋別の「クリオネ」を
連想させるようで親しみを思えた。


モロッコの郵便事情は 
日本のようにスムーズにはいかないようだ。

日本への郵送料金は
ハガキと封書(15g)は15.60DHで

到着までに最低1週間はかかるそうだ。

大きな荷物を送るときは
荷物は封をせず直接郵便局に持ち込み

局員に中身をチェックしてからの発送になる。

営業時間は 
月~金曜 8:00~16:15 土曜9:00~12:00

           

          (資料:サルボボ)   (資料:クリオネ)