アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

いくつになっても前進、練習は裏切らない

2012年03月06日 | バイオリン
先日の発表会で、当初考えたのは、ドッペルを先生と合わせるということだった。

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でも、別の生徒さんで、ドッペルをやろうとしている人がいると聞いたので、やめたのだ。

…やめて正解でした(^^;;
その方は、2ndじゃなくて1stを弾いていて、音はおとなしかったけど、音程正しくテンポも遅くなく、ばっちり弾けてました。

かなり年配の方なんですけど。先生がいうには、とにかくすごーく練習をしてくるそうで、どんどんうまくなっていくのだとか。ご本人曰く、「年を取るといろんなところが衰えてくるけれど、バイオリンだけは、練習すればうまくなることができる」だそうです(o_o)

で、その方が参加者最高齢かと思ったところ、上には上がいまして、「終戦の年には女学校三年で、でもそのころ勉強はできなくて軍需工場で働いていた」という…。つまり、80代です。

文部省唱歌「富士山」を「弾き語り」してくれたり、歌では「すみれ」を三ヶ国語で歌ってくれたりしてました。

もちろん、西洋音楽なんて、女学校時代は敵国の音楽だから禁止(イタリア歌曲ならいいとか、ないのかしらね??)。60歳を超えてからようやく、歌を習ったり、途中からは中国語で歌うのを教えてくれる先生について、とか、70歳からはピアノも始めて…とか。

話の最後には、日中友好のためにいろいろやっている活動の宣伝。

こちら「若いもん(相対的に)」は、話のスケールのでかさにしばし、ぽかーんとしていたのでした。

80代になっても、「前進し続ける」ことを考えれば、まだまだひよっこですね(^^)

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コメント (6)
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