アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「ペールギュント」「夜の女王」どちらが難しい?

2013年07月16日 | バイオリン
夏といえばハッピーアンサンブル。今年は、いつものアンサンブルクラスで出るビバルディのほか、ペールギュントの「朝」、モーツァルト魔笛の「夜の女王」にエントリーしました。

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リハが一回目、二回目とあって、即本番となります。あまり練習できないことを見越して、いずれの曲も2ndを希望しておいたんだけど、ペールギュントの楽譜をみて「がーん」(o_o) コレは難物だ!!

シャープが四つついてる上に、臨時記号とか装飾音とか。しかも、3ポジまででは弾けない高い音も。

半音が続いて音程迷子になるところについては、率直に先生に相談してみた。「ここからここまで、お勧めの指使いを書いてください」有無をいわせぬ簡潔なリクエストに、私の状況を察して、てきぱき応えてくださる先生。「ここからここまで、ずーっと3ポジのままいって、1の指を固定しておくのがコツです」…的確な指示、ありがとうございます(^^)

なるほど、これならなんとかなる!? 高い音のほうは、よくわかんないけど、えいって指を伸ばして耳で合わせて、目で見て「ここいらへん」と覚えておく。

合わせの一回目は、私だけじゃなくてけっこうぐだぐだな感じで、どうなるやらー、、と思ったけど、長い音符の数え方とか、コツをつかむと一気に合わせやすくなり、みんな生き生きしてきた。アンサンブルの指示をしてた先生も、結構ポイントをついて部分練習を入れてくれたので、どんどんよくなってきた。

合ってくれば、ゆったりした曲だからややこしくてもなんとか弾ける。あとは音色が気になるわけだけど、弦って束になっただけで音色三割り増し(いやもっとかな)に聞こえるもの。一人ずつバラバラで聞くと初心者のけちょい音でも、人によって違う音色が合わさると(注: 合わさらなかったら無効だけどね)、ぽわんといい音で響くんです。

いいねいいね。これ、あとは強弱がつけばなかなかよさそう。

それから、「夜の女王」。これは、曲はまるっとわかってるし、楽譜を見たところ、刻みが多いし、一部細かいところがあるけれど、重音さえサボって「上の一音」「上の二音」にしちゃえば問題ないと思ったんだけど…

合わせてみると、これが以外にやっかい。刻みとか、大勢でズレまくるとすごいわけわかんない状態になるし、キメの和音が「ぱりっ」と行かないとほんとどうしょうもない。

「ほんわか、なんとなく、このへん」じゃなくて、ピタッと揃って出て、ちょうどいい具合の長さ伸ばして、揃って切らないとおかしい。モーツァルトじゃなくなっちゃう。初心者バイオリンで、これはほんとに難しい。

あと、刻みがだんだん走って速くなっちゃうという問題とか…

譜づらはだんぜん、ペールギュントのほうが難しかったけど、こっちの仕上げのほうが難しいかも??

最初は暗雲漂ってたけど、こちらも先生の部分練習センスが絶妙で、細かい音符と二分音符を分けて練習させたりするうちに、だんだん勘所が揃ってきた。それと、先生が「この女王は、娘にナイフ渡して『殺せ!!』とかやってるんですよ。もっと気合と迫力で!!」とみんなを煽ったら(^^;; だんだん感じが出てきて。

まだまだ、時間がほしい感じだったけど、希望を持てる終了、だったかな。

次回、リハ2を待て。

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コメント (2)
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