こう湿気が多いと、バイオリンの鳴りもなんだかぱっとしませんよね~(と、自分のウデを棚に上げ)
←ヒラリー・ハーンのパル3は何度聞いたかわからない
そこでお気に入りのヒラリー・ハーンさんの演奏を聞いてみたりして(バッハパル3)、
そしたらついでにこんな動画みつけた。
ヒラリー・ハーン演奏 シューベルト「魔王」
(リンク切れ修正 2016/06/25)
魔王といったらもちろん、あの手のつりそうな(っていっても、私は弾いたことないですけどね)ピアノと、歌。
それを合体させてバイオリン一丁で弾くわけです(o_o)
バイオリンって、旋律楽器じゃなかったっけ??
と驚愕の、伴奏もあり、歌は歌でいろんな声音(こわね)が登場。
先日の、ピアニート公爵演奏によるモーツァルトピアノ協奏曲(アルカン編曲)でも思ったのですが、こういう音数の多い(多すぎる)曲をただ音符並べても(並びませんが)、聞いてるほうにとっては意味不明になります。
ピアノも当然、オケ部分とピアノ部分で音色を変える工夫をしていたのですが、
この「魔王」では、ほんとにきらびやかに明確な音色の使い分けがされています。
お父さんの声ひとつとっても、まぁ落ち着いていたときの声と、やばくなってからの声では当然違うわけですからね。
魔王の猫なで声も怖さ抜群です。
じっくり聞いてみると、あらためて、バイオリンの音色の豊富さに感服します。
ピアノもいろんな音色があるとは思いますけど、その変わり方は地味で、「強弱はあるけど、音色の変化はない」説も根強かったとか。バイオリンは、直接手に持った弓で、弦をこすってますから、この超アナログさ(なんて言い方があるかわかりませんが)がいかようにも調整の利くところで、人間の声にもしっくり馴染むいろいろな音色がお楽しみいただける、というわけです。(うまい人は、ですけどね…)
そう、うまい下手って話で言うと、
・音数のやたら多い曲でもスムーズに音が並べられちゃう、ってのも
・音色を自在に使い分けられる、ってのも
要するにテクニックの一側面ですね。実際、それをどのようにコントロールするかについてはさらにセンス? 音楽性? というものが必要だろうけど。
それで、超レイトスターターのへなちょこバイオリン弾き&超ブランク有り再開組みのんびりピアノ弾きとしては、もちろんこんな音数の多い曲を狙うわけではありませんが、音の多さって、
頭数
で補えるものじゃないですか。ちょこっとずつしか弾いてなくても、みんなで合わせれば厚みが。
だから、どういう音をどう弾くのか、音色の使い分けという方面だけでも地道に磨いていけばね、だんぜん楽しみは増すと思うんですよ。
いや、そう力説したからってどうなるもんでもないですが(^^;; 気持ちだけでも。
ところで、私のお気に入りバッハパル3は、音数が多い曲というわけではなくて、いちどきにはいっこの音が鳴っている、基本的に単旋律の曲ですが、とても重層的に聞こえますよね。ちょっとした控えめな音色や音量や、テンポの変化でうまいこと演出されていて、ほんとに美しい豊かな響きです。
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バイオリンって、旋律楽器じゃなかったっけ??
と驚愕の、伴奏もあり、歌は歌でいろんな声音(こわね)が登場。
先日の、ピアニート公爵演奏によるモーツァルトピアノ協奏曲(アルカン編曲)でも思ったのですが、こういう音数の多い(多すぎる)曲をただ音符並べても(並びませんが)、聞いてるほうにとっては意味不明になります。
ピアノも当然、オケ部分とピアノ部分で音色を変える工夫をしていたのですが、
この「魔王」では、ほんとにきらびやかに明確な音色の使い分けがされています。
お父さんの声ひとつとっても、まぁ落ち着いていたときの声と、やばくなってからの声では当然違うわけですからね。
魔王の猫なで声も怖さ抜群です。
じっくり聞いてみると、あらためて、バイオリンの音色の豊富さに感服します。
ピアノもいろんな音色があるとは思いますけど、その変わり方は地味で、「強弱はあるけど、音色の変化はない」説も根強かったとか。バイオリンは、直接手に持った弓で、弦をこすってますから、この超アナログさ(なんて言い方があるかわかりませんが)がいかようにも調整の利くところで、人間の声にもしっくり馴染むいろいろな音色がお楽しみいただける、というわけです。(うまい人は、ですけどね…)
そう、うまい下手って話で言うと、
・音数のやたら多い曲でもスムーズに音が並べられちゃう、ってのも
・音色を自在に使い分けられる、ってのも
要するにテクニックの一側面ですね。実際、それをどのようにコントロールするかについてはさらにセンス? 音楽性? というものが必要だろうけど。
それで、超レイトスターターのへなちょこバイオリン弾き&超ブランク有り再開組みのんびりピアノ弾きとしては、もちろんこんな音数の多い曲を狙うわけではありませんが、音の多さって、
頭数
で補えるものじゃないですか。ちょこっとずつしか弾いてなくても、みんなで合わせれば厚みが。
だから、どういう音をどう弾くのか、音色の使い分けという方面だけでも地道に磨いていけばね、だんぜん楽しみは増すと思うんですよ。
いや、そう力説したからってどうなるもんでもないですが(^^;; 気持ちだけでも。
ところで、私のお気に入りバッハパル3は、音数が多い曲というわけではなくて、いちどきにはいっこの音が鳴っている、基本的に単旋律の曲ですが、とても重層的に聞こえますよね。ちょっとした控えめな音色や音量や、テンポの変化でうまいこと演出されていて、ほんとに美しい豊かな響きです。
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