アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

クラヴィコードで弾く親密なバッハ

2015年07月14日 | ピアノ
クラヴィコードで弾くと、音は小さいし、微妙なタッチの差で音が変わるから必死に聞くし…

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なんか、ぐぐぐっと、楽器に寄り添って親密に対話しているような気分になりますね。

だからなんか、録音という行為はそぐわないようにも思うんですが、なにしろいつも弾けるわけじゃないので(^^;;
記念に録音はしてみました。

無難に(?)バッハの二曲載せときます。短いから。

平均律第一巻第一番プレリュード
インベンション第一番

無難じゃないのは何かというと、モツソナね。長いから。

親密な(別名ひとりよがり)演奏を、長々と、録音で聞くのはキツイよねさすがに。

録音を聞いてみて思うのは…

まず、小さい音量を拾おうとするからレベルをだいぶ上げて録音しています。そうすると、外を通る救急車の音のほうがでかい(笑)とか、まぁあんまりうまく録音できませんね。

それと関係あるかもしれませんが、その場で聞こえていた響きの何が気持ちよかったのか、そのイイトコが録音ではよくわからなくて、なんかねぇ。出し殻みたい。

でもそれを差し置いて、現場を思い出しながら聞くと、あぁ楽しんでるなぁ自分、というか、
楽器の弾き方や響きや、そういったものに気を取られてるだけになんか
停滞感いつもより盛り気味
で、他人様用の演奏じゃないけど、楽しい。自分用の、いろいろ試したり確かめたりしてる演奏。

そういう、パーソナルな弾き方も楽しいよね。クラヴィコード。

で、こういう弾き方をするときにはぜひ欲しいのが、
しっくり身に着いたレパートリーね。

楽譜ガン見して弾いたらいろいろ試したり浸ったりできないでしょ。
平均律第一巻第一番プレリュードはいいんだ、ほんとに。曲に気を取られてなくても弾ける。楽器と響きに没頭できるの。

インベンション1は、楽譜なくても弾ける…かな…というくらいで、自信ない分、楽譜や曲にふらふら意識が行っちゃう。

インベンションがどれでもさらっと弾けたらいいわね。
って、インベンション滞ってます。イベント入れ過ぎで。はい。

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コメント (2)
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