アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

やっとモーターのコイルが…

2015年07月27日 | ピアノ
…コイルがあったまったら遅くならないか? というツッコミは金田くんにしてもらうとして、まぁやはり走り出してしばらくすると勢いがつくというか調子が出る、安定するということはありますよね。

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二台ピアノではレッスンも練習も、一時間で取っていますが、そうするとその時間枠の最後のほうはだいぶノッてきて、いい感じになります。でも、また日にちが変わってさあ弾こうとするとその勢いがどこかへ行ってしまって、「あれっなんだっけ??」…なんか勝利できそうにないスターウォーズになっちゃうんです。

本番がもし、二人でしばーらく二台のピアノをいじっていてよくて(その間、音はお客さんに聞こえない)、それからよしこれで行こうとなったらサーッと幕が開いて弾けるなんてものであれば、多少ましな演奏ができそうな気がするけれど。

実際問題、朝から延々と、移動したり準備したりほかの人の演奏を聞いたりしてから突然、自分の曲がスタートするわけなので、切り替えは自分でしなくちゃいけないんですよね。

最悪なのは、ザッツが揃わなくてなんとなくだらだらと曲が始まるというやつで…

これはさすがにいけません。だいぶ前になりますがしぶかう先生と連弾(モーツァルト魔笛)をしたときに教えてもらった、舞台袖で二人一緒に、テンポを作って指をぴょこぴょこ動かしてみるというやつはそれなりに効きます。

とにかく、ピタッと揃って、頭に同じテンポを持って、走り出すのは必須ですね。
(もちろん自分ひとりで弾くときも、テンポのイメージをしっかり作ってから始めるのはとても大事です。ということをいつも言われていますが)

でも、昨日とかはわりとそこに関してはOKだったように思うんですが、でもぜんぜんダメでした。曲がゆるゆる始まる曲じゃないんで、単に揃っているとかいうことではなくて、ハイテンションで行かないとなんだかさっぱりってことになっちゃうんですよね。

まず音を並べてみる

そうそう、こんな感じ、とシーンチェンジをつかむ

気持ちが変わる

というような順序で。いつも、耳から来たものを受け取ってそこに引きずられてようやく気持ちを切り替えて演奏に反映してしまっているような気がします。

自分が曲の案内人になって、先に立ってお客様を導いていかないと。
…という趣旨のことを、
そういえば内藤先生の公開レッスンのときにも言われて
当然、おゆき先生にもいつも言われて、
二台ピアノのレッスンで永井先生にも言われて、

なんというか進歩がないですな(^^;;

でも、なんか土曜日の歌のコンサートを聞いて改めて「おぉ」と感心したんですよね。鮮やかなシーンチェンジ。しっかり主体的に雰囲気を作って、そこに聞く人みんなを引き入れていくの。ピアノで、あんな説得力のある演奏ができたらすばらしいでしょうね(^^)

ピアノの場合、あんまり百面相してたら変だけど。
あぁでもしてるピアニストもいるわね。

もちろん、ピアノの演奏というものは「見た目」がなくたって成立していなきゃいけないれれど、生の演奏を「見る」以上は視覚にも影響を受けていると思います。相当傷ありの下手くそな演奏だって生なら楽しめるけれど、それを録音でじーっと聞いてたらつらいもの(笑)

というわけで「音楽の星座」二台は二人してロングドレスでキメますわよ(^^) 戦闘服。(まずはカタチから)
そして、いきなりのハイスピードで発進できるように作戦練ります。

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コメント (2)
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