アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

幅広アルペジオが萌えな曲(ショパンノク7)

2022年03月07日 | ピアノ
ドアに指を挟んだ(そんなに強く挟んだわけではない)ので昨日もちょっと痛かったのだけど、今朝起きたらなぜか酷くなってた。腫れた?

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右手の親指。冷やしたりなんだりして、だましだまし来て、夕方、まぁましにはなったが、ピアノどうしよう。

バッハは痛いがショパンは少しまし。親指を寝かせてほぼ腹で弾く感じにすれば痛くないのだがそうもいかないところもあって…

もっと、「親指を寝かせてほぼ腹で弾く」で行けそうな曲は? ということで思いついて、かねてより気になっていた曲を弾いてみた。

ショパン/ノクターン第七番 (←今日の録音、突如譜読み)

左手の幅広い和音が特徴の曲だと思うんだけど、

赤丸…拍の頭にアルペジオ最低音が来ないこのずらし方がオサレ
青丸…この微妙な流れが萌え

はぁ~絶妙なつくりですよね。ほんとショパンさん天才。

こういうアルペジオ、ちょっと前までは相当苦手分野だったと思うんだけど、最近急に弾きやすくなりました。
バラード三番でも、左手アルペジオのちょっと幅広いやつが出てきますね。もっと忙しいやつ。
あれ弾いてみたときに思ったんだけど、昔はこれが弾きにくくて、指くぐりを多用してみたり(それで結局弾きにくい、速くならない)苦戦してたんですけど、
指くぐりをしなくてもね、
ある音から次の音への二音ならだいたい届く、次の音から次の次の音への二音もだいたい届く、けれどもその二つの動作は手の角度を変えなければならない、とか、
届かない二音だけれどちょっとだけ手を横移動すればいける、とか、
そういうちょっとした動きを複合的に組み合わせればOK、ということがありますよね。

そういう複合技がスムーズにいくためには、腰からのしっかりした、かつ柔軟な支えが必要だし、肩~肘~手首なども同じく。それぞれの最小限の動きで必要十分な移動が生み出されるように。

たぶん、そういうコツがあるんだと思うけど、それが「ちょびっと」腑に落ちたということがあるようです。まだまだですけど。

(ショパン舟歌とかラフマニノフとか、まぁ難しいほうからどんどん手をつけてるからそりゃだんだん慣れてくるよね)

そしてアルペジオの気持ちよさの上にのってくる旋律の半音進行がまた、のっけから心を鷲掴みですよ。

右手親指はあんまりいらないし、いるとしても寝かした指で弾けるので、気分よく弾いてました。

今日結局こればっかり弾いてて、最後のほう(上に貼った録音をとったくらい)のときはなんか指のことは忘れて弾いててときどきイテッてなってましたが。

途中突然舞曲っぽいところとか楽しい。

すごく気に入っちゃった。途中速いところあるけど練習すれば弾けそうな気がする。
いつ練習するのかは問題だが…バッハ/半音階的幻想曲とフーガの発表会が終わればまぁ…

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