名曲のチカラ(おゆき先生教室発表会)

というわけで本日はおゆき先生教室の発表会(こたつ発表会)でした。

　　　　←そりゃ、いい曲だからみんな弾くんですよ

私の演奏は既にこのブログには貼ったことのあるこれ:
プーランク／8つのノクターンより第1, 7, 8曲

この発表会は、あらかじめYouTubeアップしてある演奏を聞きあうので、当日の演奏大失敗、どっひゃーー!! ということがない安心感はあるものの、
先生と、他参加者と、自分でいっしょに、自分の演奏録音を聞かなければいけないというこれはこれでなんというか…落ち着かない部分もあります。

録音は何テイクもして気に入ったのをチョイスできるとはいえ、もちろん一曲全部が気に入った出来なんてこともないわけで、
変な間があったり、ミスタッチしたりするのを「あぅっっ」と思いながら聞くことになります。

そうやって今日、自分の過去の演奏を聞いていて思ったのですが、まぁいい曲なんだけど…和音とかおもしろいし…それにこの曲の難しさの傾向は自分に合っている(一般的に感じられるであろう難易度よりは弾きやすい)けれど、これを自分の十八番にしてずーっと付き合うかというと、うーん??

この、皆さんにあまりよく知られているとはいえない曲を魅力的に弾くならもっと完成度あげないとツラいのでは

…そうするには難しいんだよね(私にとって)

そして私以外の参加者の演奏がなんだか今日は特に、名曲揃い!!
何も奇をてらわない(私も別に奇をてらったわけじゃないけど)まっすぐな選曲といいますか、

エルメンライヒ　紬歌
ショパン　ノクターン第八番
ショパン　幻想即興曲
ショパン　舟歌
シューベルト　即興曲 Op.142-3
ベートーヴェン　ピアノソナタ第15番「田園」
メンデルスゾーン　ロンドカプリチオーソ
モーツァルト　幻想曲二短調K.397
などなど

もう名曲中の名曲、超有名曲がずらりと並び、それがまた…とてもよかったんです(^^)

弾く人の技量はそれぞれ様々で、いろいろツッコミどころはあったりもしますが、
- 曲の魅力がわかる
- 曲への愛がわかる
- 心に届く音色
演奏の数々。

それと、おゆき先生の生徒さんで(私と違って)言われたことを素直に受け入れて地道に練習するタイプの人がほんと着実に発表会ごとに上達していくのを聞いて感動。

演奏を聞き終わったあとは、こたつを囲んでお菓子&おしゃべりタイム♪(リモートの向こう側も、こたつはなくともお菓子)

素敵な発表会でした。

たいへん楽しかったこの発表会の欠点は…

ピアノを触らなかったことです。

おうちに帰ると、あぁピアノ弾きたいってなってて、で、何を弾いたかというと
バッハのインベンション／シンフォニアの楽譜を引っ張り出して

バッハ／シンフォニア第1番(お試し)

いやなんで突然シンフォニアなのかって…なんだか今日いろいろ聞いていたら、やっぱり名曲っていいよね、っていうのと、結局のところ多声がちゃんと弾ける人の演奏がいい感じに聞こえるんだなって感想になったので。来週、おゆき先生レッスンなんだけど、今からある程度弾けるもので、インベンションかシンフォニア持っていこうかなって突然思い立った。

シンフォニアは第11番を弾きましたが、第1番はずいぶん前だけどバイオリン三人で弾いたので、音は頭にかなり入ってるんですよね。だから弾けるかなって、試しに弾いてみたら思いのほかスムーズに、音を並べるところまではいきそう。

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