アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

半端暗譜の危険性

2023年02月28日 | ピアノ
昨日のブログに貼った、
グリーグ/ホルベアの時代から「プレリュード」
は、暗譜で弾いたものです。

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ノーミスではないものの、特に滞りなく弾いている…ように聞こえると思うのですが

これ実は「半端暗譜」なんです。

「半端暗譜」というのはどういうものかというと、

・自分のうちのピアノ(めるちゃん)で、誰も聞いていないところで弾くとふつうに弾ける
・緊張するか、ピアノが変わるかすると実は崩れる

おゆき先生のレッスンに行ったときに、暗譜で弾こうとしたらハラホロヒレハレになったんですね。この場合、緊張はほとんどしておりませんでしたが、ピアノの手ごたえがめるちゃんとだいぶ違うということです。

別に先生が暗譜で弾けといったわけではないので、見て弾けばいいことなんですが、「半端暗譜」のもうひとつの特徴は

・楽譜を見て弾いてもあんまりよくならない

ということなのです。つまり、家で(通し)練習をするときは見ないで弾いているわけで、その感触に慣れてしまっているので、今更、ヨシ楽譜みてちゃんと弾くぞ、と思っても、楽譜を見ながらちゃんと弾く動作がスムーズにいかない。

なにぶん、普段はそもそも暗譜というものをしませんので、「半端暗譜」になることもないわけなのですがw

今回珍しく暗譜で弾こうとしたらば、こんな状態に。そういえば、私が超めずらしく暗譜で本番に臨んだときとして「ドビュッシー/喜びの島」がありましたが、あのときの状態は今と少し違いました。もちろん「半端に暗譜できた状態」というのは存在したはずですが、家ではスムーズに弾けるのにピアノが変わるとわけわかんなくなる、というようなことはなかったと思います。

これまでに起こった「半端暗譜」は、今を去ること20年ほど前、私が大人ピアノを再開して初めて発表会(ヤマハ)に出たとき。曲は「メンデルスゾーン/無言歌「さすらい人」」でした。

そのさらに前に発表会に出たときというと、小学三年生の「エリーゼのために」で、それはもう子どもですから問題なく暗譜で弾いていたわけです。なので、なんとなく発表会は暗譜で出るものだというイメージと、自分は暗譜で弾けるものだというイメージを持っていて、自分のうちで練習するときは特に問題なく暗譜で弾いていたのに…

いざ舞台に出るとなったら手はこわばり、頭真っ白、まったく何もわからなくなったというトラウマ級の出来事でございました(o_o)

まぁいくら今回のが「半端暗譜」といってもあそこまでひどくはならないと思うんですが(ツラの皮が厚くなってるからね)

半端暗譜になるときと、そうでないときの違いは何かということですが、なんとなく思うのは、譜読みが簡単で指の勢いで弾いてるときが半端暗譜になるのかなと。
「喜びの島」はえっちらおっちらやってるので。いろいろ考えてじっくりのろのろ譜読みしてるんだけど、
「さすらい人」や「プレリュード」は指の勢いでいけちゃう。

それが、鍵盤の感触が変わると「勢い」も変わってわけがわかんなくなる。

やっぱりしっかり考えて、いろんな方面から把握しておかないといけないんじゃないかな、とぼんやり思っているところですが、ハテ

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