アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

人はなぜ積読をするのか?

2023年07月23日 | ピアノ
ところでみなさん、どれくらい「積読」してます?

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私は近年、特に「積読」率が上がっていて、部屋にある本のうち「読んであるページ率」は半分を切っていると思います。
本を買う瞬間には、当然ですが読みたい、読む(予測)というつもりでいるのですが、実際には手をつけないままでまた次の本を買っている感じ…?

ゆる哲学ラジオで
人はなぜ積読をするのか?探求したら答えは「救済」だった【哲学と書籍2】#31

というのがありました。

「救済」ってなんのこっちゃ、ですが、これはなんでもこの方が学生時代に書いたレポートで
「人はなぜ積読をするのか(「たくさん本を買うのか」)」
に対して、
「人生が充実してるときってそんなに本は読まない。図書館に籠っていたのはだいたい、悩みが多いとか鬱屈しているとか、よくない時期。
本が好きな人、たくさん買いたい人は、本に救われた経験がある人なのではないか。
わざわざ本屋で本を買って、自分の書棚に溜め込むという行為は…教会(自分が救われた場所=本屋)への寄付みたいなものではないか。
その結果、手に入れた本を書棚に置いて、充実させていき、自分の好きな本棚ができるというのは、自分向けにカスタマイズされたミニ教会みたいなものではないか」
というのを自信満々で書いたというのですね。

なんとなくおもしろいというか、妙な説得力があるのですが、しかし特に私自身に当てはまっているという気はしない。気持ちがざわついているとき、うまくいっていないときに本を読んでいたかというとむしろ逆だと思いますし。とはいえ、自分向けにカスタマイズした祭壇のような、なんというか…自分の興味関心を可視化したみたいな? というのは当たっていると思うんです。

(そしてこの自信満々に書いたレポートは「C」だったそうですが)

聞き手のほうの人がちょっと言っている、
「自分の持っている時間や、読む能力を過信している」
はめっちゃそのとおりと思うし、

「権威づけ(ご意見番っぽい人が本棚を背景にしゃべっているのとかを見ると嫌)」に関しては全然。だいたい、権威づけになるような本を持っていないし、本棚ラインナップもふつう公開しないし。

というわけで、「人はなぜ積読をするのか」というと答えはやっぱり人それぞれなんだろうと思いますけど。

他人に見せるための本棚である人のことはおいといて、自分のためのものであれば
「読もうと思えばすぐ手に取れるところにある安心感」
のところにどんな本を置いておきたいかですよね。

「積読」といえば楽譜もそうかな。いずれにせよ、一生のうちに全部を活用することは、ない(ありえない)けど、どれが活用されないまま終わるかは今の時点ではわからないし、持っていることも幸せと思えば、私はたぶん一生ミニマリストにはなれないんだろうなと。

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コメント (6)
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