アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

リモートコンサートがライブであることの価値

2020年06月10日 | ピアノ
今、いろんなアーティストがリモートのコンサートを続々と企画してくれていて嬉しいのですが、
リモートのコンサートを聞くときって、なんかついいろいろなことをしながらだったりして…(おうちにいるからやることはいくらでもある)

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そういうのって、あんまり「残らない」でしょ。残らない、というのは、録音のことではなくて、感動のことです。

やはりせっかくなので「そのときに」しっかり時間を空けてじっくり聴く、のがいいと思うんです。
単に「録音」を聞くのではなくてライブなのですから。

21世紀を生きる私たちの周りには、録音による優れた音楽が溢れていて、
でもそれとは競合しない、というか覆いつくされることのない楽しみがライブというものだと思うんだけれど、
いまいちそのように味わいにくいのはなぜか、を考えたときに…

やっぱり、コンサートは「友だちを誘って行きたい」よね。ということに気づきました。

誰かといっしょにコンサートを聞きに行けば、コンサート前後や曲の合間にコンサートについて、あるいはそれとは関係なく(^^;; いろいろな話をしますよね。コンサート後にはいっしょにごはんを食べに行くかもしれない…

おうちにいて一人でコンサートを聞いているのは、リアルタイム性ということのほんの一部しか享受していないことなのではないか。

ちょうど「行きたい」コンサートを見つけたので
角野隼斗×亀井聖矢2台ピアノコンサート

(1) 予め示し合わせて同じコンサートチケットを買っておく
(2) コンサート前~後にzoom meetingを設定しておく(あるいはLINEグループを作っておく)
(演奏中はマイクオフ・ビデオオフ。チャットのみ可能
演奏以外の時間は、マイクやビデオをオンにするかどうか各人の自由)

というゆるい企画を立て、とりあえず「一緒にコンサートに行ってくれる」お友だち二人ゲット。
それだけでもう、予定を手帳に書き込む「ワクワク」感が違いますよ。
このほかも、いろいろなコンサートを探して同様に企画してみたいと思います。

一度は死に絶えたライブイベントが、リモートという手段を得て「復活」するとき、

* shigさん&夜毎屋さん連弾によるマーラー「復活」です↑

リモートコンサートはきちんとライブであることの価値を出し、お金の取れるものであってほしい。

Youtubeライブとかでは双方向性…つまり、聞き手側がリクエストや質問をコメントとして送れるということがひとつの価値になっているけれど、クラシックではあんまりそういうの馴染まないだろうから、とりあえずは聞き手同士のコミュニケーションを確保(それによって、おうちにいてもつい「ながら」になったり、ほかの用事を入れたり忘れたりすることを防ぐ効果もある)。

金勘定はいまいち甘い音楽家が多い中、反田さんはwithコロナ時代の有料リモートコンサートについてしっかり考えていますね。
反田恭平×務川慧悟 2台ピアノの世界
客席を「密」にできない分、リモート配信とCD販売を合わせてトータルに採算を合わせる。
(個人的には、この値段設定だとリアル会場のプレミアムなチケットが相対的に安すぎると思う)

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