アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

覚えようとする工夫

2020年07月01日 | ピアノ
なんかの番組で、認知症テストの場面が出てきたんだけど、手袋とか眼鏡とかそういう日常アイテムが5つ並べられてね…

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それをしまわれちゃったあとに、その5つが何だったか聞かれてるの。

あっやばっ
私今でもそれできないんだけど

ただ、言い訳をさせてもらえば、最近、記憶力が悪くなったのではなくて、十代、二十代、いかなるときでも悪かったので別に今に始まったことではなく、認知症ではないと思うんですけどね(少なくとも今は)。

記憶力の良し悪しというのは、生まれつきもあるとは思うんだけど、私の場合、記憶力が元々あまりよくなかったのに加えて、覚えないでなんとかする要領の才能にずば抜けていたことが(ある意味)災いして、記憶しないことに拍車がかかっていったような気がするんです。

たとえば、見た瞬間に情報を把握して処理する能力とか…
ちゃんとわかったり覚えたりしていないことについて、雰囲気でなんとなく「近い」ことをする能力とか…
外部記憶をうまいこと残したり活用したりする能力とか…

その結果すごくうまくできることと、どうしてもできないことがあるんですよね。

わかりやすい例では、大学受験でいうと「英語」は得意科目だし(要領があれば暗記しないでいける科目)、「社会」はどうしようもない(さすがに暗記しないと限界がある科目)。

ピアノの場合も、よい面が生きているところはあって、目からリアルタイム処理している部分が多いから譜読みは早く、劣化しにくいと思います。
けれど、見ながらでは間に合わないところは、いつまで経っても整ってこないという欠点があるわけです。

たぶんだけど、認知症テストの「5アイテム覚える」であっても、ピアノでの「楽譜見ながらでないと弾けないところを覚える」であっても、記憶の仕方を本気で工夫すればできる「はず」だと思うんです。たとえば、左手の指の1,2,3,4,5それぞれに、物の名前を強く対応させるように意識して頭文字を並べて心の中で何度も暗唱してみるとか…練習すればできるようになりそうな気がする(もっとも、そこまでやってクリアすることがテストの趣旨に沿うかはまた別問題だが)

ピアノの部分暗譜だって、これまでときどき本気になったときはなんとかしてたんですよね。でも、なかなか本気にならないし、心のどこかでそうやって暗記におもねる(?)ことをよしとしない根っこがあって(いつも暗記しないでなんとかする能力を磨いてこれまでの人生を切り抜けてきたから)、なんか抵抗してくるんですよ…

え? 何いってるかわからない?? すみません、説明しにくいですけど

この「壁」を突破できるとまた人生の幅が広がりそうな気はするんですよね。

今日、あまりにも楽しげにゆったりと「覚える」工夫をしているこの動画を見ていてそんなことをつらつら考えた。
"Memorizing A Song" by Emilie & Dad


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