アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

発表会の演奏順

2022年10月18日 | ピアノ
かつさんのブログで「発表会プログラムは成績表と同じ?!」っていう記事があって、

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おぉそんな考え方が…とびっくりした、というかギョッとしたんだけど。

思い返してみると、私が子供のころの発表会(つまり母が主催していた教室の発表会だが)は、ほぼ年齢順でした。幼児から始まって、最後は大学生。
「ほぼ」というのは、趣旨として年齢順なわけではなくて、たぶん曲の難易度順なのです。バイエルから始まって、ロンド・カプリチオーソに至る的な…

少し大きくなってから習い始めた子で、まだあまり曲が進んでいないような場合、単に曲の難易度順に並べると、小さい子の中に混ざることになってしまいますので、「曲の順」と「年齢順」の間をとるような並べ方をして、ちょっと曲選びで工夫する(難易度がわかりにくい曲)ようなことをしていた模様です。

そのような例外がありつつも、「年齢順」と「曲の難易度順」がわりと似たような感じになるというのは、当時、幼児から習い始めて、週一でレッスンを受け、ちゃんと「おうちでれんしゅう」をしながら通い続けるというような共通の了解があったからなのでしょうね。今ではまったく成り立たないと思います。第一、大人の生徒が出ていませんよね。母の教室の場合も、大人の生徒がまったくいなかったわけではないけど、だいたい大人は「いやーとても出られません」かなんかいって辞退するものだったようです(^^;;

「曲の難易度順」は、あくまで「曲」の話で、ピアノがどれくらいうまいかということとは別だったように思います。曲はあまり進んでないけど素敵に弾く、とかその逆、ということはあるものですがそこには頓着していた様子はありませんでした。


私が大人になってから出たヤマハの発表会は、「ほぼ」じゃなくて「厳密に」年齢順。
曲の難易度順なんて、曖昧な判断基準が混じるようなことやったら、トラブルが起きそうですからね。なんでうちの子があの子より前なんだ、という…
もちろん、トラブル回避ということのほかに、たくさんの先生の生徒が混じって出るわけで、全体を見てのファジーな調整なんてできないという事情もあるのでしょう。

昭和の教室の大人の生徒と違って、私は「出ます」といったわけなのですが、厳密に年齢順というのは困りますねー。おおむね曲の難易度順のところにスッと混ぜてほしいものですが、どうしても年齢で「大トリ」になってしまい、うまい大学生(バラ4とか弾く)の後ってことになっちゃうのでorz
(私は永遠の17歳です、と主張したのですが通してもらえませんでした)


さてさて、そんな融通の利かない大きな教室のことは置いておきましょう。

いろんなピアノサークルなどで発表会に出るようになると、演奏順は主催者の考え方次第ですが、まぁさすがに年齢順とか曲の難易度順とか演奏の技量順とかは見たことないですね。いろいろと差し支えがありそうですもんね。

練習会は「くじ引き」ということも多いですが、発表会は考えて並べてくれていることがほとんどです。

何を考えているかというと、まずは制約条件ですが(遅刻や早退の都合など)、

テーマがある場合は、それに沿って並び方がだいたい決まってることもありますね。
たとえば、ベトソナばっかりで番号順とか(だから先日のでは私がトリになってしまったわけですが)。

なので別にトリをかざる人がうまい人とは限りません。でも会の最後がズッコケて終わるのもあまりよくないですから緊張しますね。うまい必要はないけどいちおう最後キメてほしいというか

そういう意味でいうと、トップバッターもあまりがたがた弾かれると縁起の悪いスタートになってしまいますので、けっこう大事なところです。

まぁでも、たいてい曲の難易度や技量よりも、どういう順番で聞くと楽しいかという曲のキャラクターを考慮して並べられているように思います。ただみんなが弾ける曲を都合で並べましたよーということではなくて、コンサートとして全体のまとまり、聞きごたえというような。毎度工夫して組まれていて、よくできているなぁと思うことが多いです。

…あ、自分が主催した会ですか? あれは一人の中でプログラムが組まれているし参加者が四人なので、どう並べても大丈夫なんですよね。先日のは、「バッハ~ショパン」というスタンダードなプログラム構成でスタートして、メシアンだのギロックだのいろいろ賑やかなので〆ようという感じで並べました。その程度ですけど、考えているときは楽しいですね。

自分一人分の妄想プログラム作成も楽しいですが、発表会プログラム作成は楽しい(大勢のはたいへんだろうけど)です。

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年内に弾く曲決めた

2022年10月17日 | ピアノ
まずは10月末の発表会に
ショパン/ノクターン第7番
モーツァルト/ピアノソナタ第4番K.282
を弾くのですが、その後、年内に弾きたい曲…

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今日、いろいろちょこっと弾いてみて感触を確かめつつ以下のように:

1. バッハ/シンフォニア第11番
マイミクさんが弾いたの聞いてていいなぁと思ってた曲。きれいですね。

2. プーランク/8つの夜想曲より第1番
ちょっと弾いてみたら、昔思ったほど弾き心地の悪い曲じゃなくて、弾いてておもしろい曲だと思う。

3. ラフマニノフ=阪田知樹/ヴォカリーズ
弾くより聞くほうが好きな曲だけど。半端に手をつけて放ってあるのでちょっとどうにかしたい。

4. ショパン/即興曲第三番
これもだいぶ前に半端に手をつけてそのままなので。

特に「締め切り」がある曲はないので、この順番(予定)で練習していって、行けるところまで…というか来年の中心にする曲を決めるまでなので来年に入ってもこのモードのまま行く可能性はあります。

順番に弾いていって、順番に忘れていく方式(通称: トコロテン方式)でも、こうやって長すぎない曲をいくつか弾いていれば、練習会に随時弾く曲には困らないし、気が変わったら曲も順番も入れ替え自由だし、ベトソナ全楽章みたいに大物を練習するのと比べるとずいぶん気が楽。

そして「弾きたい曲リスト」の残り:

菅野よう子=かてぃん/花は咲く
ショパン/前奏曲Op.45
「耳をすませば」
吉松隆/プレイアデス舞曲集より
プーランク/村人たち
プーランク/8つの夜想曲より7
モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475
ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4
ラフマニノフ/エレジー
フォーレ/ノクターン第一番
スカルラッティ/ソナタK.87

「残り」といいつつちゃっかり増えている笑

「いつでも復活を待っている曲のリスト」:
スカルラッティ/ソナタK.466
スカルラッティ/ソナタK.449
リスト/愛の夢第三番
アルカン/バルカローレOp70-6
ドビュッシー/月の光

これは、弾きたくなったときに比較的短期間で解凍できるであろうという、前にわりとちゃんと弾いた曲。


今日のブログは、ちょうどプレミア公開された
Chopin: Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 (Live) - Hayato Sumino
を聞きながら書きました。

CDもすかさず予約
【Amazon.co.jp限定】ショパン: ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 (初回盤) (メガジャケ付)

なので頭はわりと「ショパン」だったのだけどショパンの曲は新たに追加してない。ショパンといってもコンチェルトだから自分の弾きたい曲とのつながりがないからかもw

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真央モツソナは箱で!!

2022年10月16日 | ピアノ
キターー!!
真央ちゃんの「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」が届いて、私がいそいそCD boxを開けていると、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←箱いっぱいの幸せ

「今時(サブスク全盛時代に)CD箱ですか~」みたいなちゃちゃが入りましたが、
でもね。。

ずっと待ってたんですよ。藤田真央モーツァルトピアノソナタのコンプリートCD。
出してくれてありがとう、って買うでしょ?

真央モツソナはこれまでも何曲か、生で聞いたり、YouTubeで聞いたりしてたけど、やっぱりあの曲もあの曲も聞きたいなぁとか、じゃあどれなのといえば、全部でしょう。モツソナで、これとこれだけあればいいやなんて選べない。

boxにあった小冊子によれば、モーツァルトのピアノソナタ全曲に挑戦しようと思ったのは、ホロヴィッツがベトソナ全集を依頼されたときに「駄作が含まれているから弾かない」「モーツァルトのピアノソナタ全曲は駄作が一曲もないから弾いてもいい」といったという話を知ったからだそうだが、そしたらもうホロヴィッツに感謝しないとね。
(ベトソナの「駄作」ってどれのことなんだろう?)

真央ちゃんのモーツァルトをぐるぐる聞いていると、とても幸せな気持ちになって、
頭の中のぐるぐるがプーランクからモツソナに置き換わっていく(笑) いやプーランクも弾きたいんですけど。

「合同リサイタル」二次会で話題になったんだけど、ピアニストの良し悪しってことではないけど、やっぱり幸せそうに弾いてるのって、聞いていても幸せだよねって話。真央ちゃんとか、ガルガルとか。

改めて、私が今、練習している第4番K.V.282をじっくり聞いてみたんだけど…いいよねぇ、ほんと楽しい。
この曲は、ふつう超絶技巧と言われるような曲ではないけど(だから私が弾いてるんだが)、
こんなふうに弾くのは超絶技巧だと思う。

すっと心に飛び込んでくるような音色がでて、ふんわりした空気感、繊細さ、軽さと、優しいメリハリがあって。

…私も、楽しいと思って弾いてるんだけど、技量が限られていればそのごく一部しか伝わらない。ここはぽつぽつと弾いてるんだな、とか、そういう具体的な(真似のしようがある)ことを真似して弾いたと仮にしても別にそれがいい感じに聞こえるとは限らない。

それでも、自分が好きなのはどういうところなのか、ちょっと考えながらしばらく聞いてみよう。リピリピ。

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ひとまず暗譜しようと思って弾いてみる

2022年10月15日 | ピアノ
実際に発表会で暗譜で弾く予定はないんですが…

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だってね。仮に、おうちでは暗譜で弾けるようにしたって、10月末の発表会までに練習会とかないし、人前で実験wしないでいきなりとか怖すぎる。

暗譜で弾けるか試してみました。ショパンのノクターン七番。

なんというか素直? 比較的覚えやすそうな気はしますよね。だいたい、ふだん見て弾いてるけどもそんなにガン見してないし。

試しに見ないで弾き進めてみると、まぁだいたい…
だいたいの音は、楽譜を見なくても「わかる」んですが遅滞なく出てくるかというとなかなかそうでもない

うろ覚えな感じ。非実用的

まぁ、非実用的でもいいので(実際は楽譜おいて弾くので)
とりあえずおうちでひとりなら暗譜でも弾けるようになるかどうか、ということで

ひとまとまり見ないで弾いて、譜面みて確認しながら弾いて、
また同じところを見ないで弾いて、と

まぁまぁスムーズに弾けるようになるまで数回繰り返すと、「譜面みて確認」の確認方法が、ふだん楽譜見て弾く前提で「見る」のと少し違う。

こことここは似てるけどこう違う、とか
こういう和音だった、とか
指番号間違いやすいところを目に頼らず頭に入れておこうとする、とか
頭の中でドレミ唱しながら片手弾いてみる、とか

暗譜というか暗記のため、
いつもと少し違う見方で確認しながら弾いてみる、少し違う捉え方をする、
あるいは、ふだん無意識になんとなく弾いたところを意識の上にのせてみる、
ということをすると、もしかしたらより音楽的に弾く助けになるのかもしれないし、
仮にそういう役には立たなくても、ミスを減らすか、ミスしたときに立ち直りがしやすくなる役には立つような気がする。

暗譜で弾く予定がなくても、暗譜でも弾けないかな? とやってみるのはよさそう

ただし、半端な目の離し方をすると本番の大事故につながりかねないので、あんまり本番の直前はやらんほうがいいかもしれない。

ベトソナ31はそんなことやるには至らなかったので…まぁそのうち2ラウンド目が来たらチャレンジしてみたい。

ノク7はまぁまぁ通る感じになりました。

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ぐるぐるプーランク

2022年10月14日 | ピアノ
合同リサイタルで聞いた、プーランク「村人たち」が気になってすかさず(二次会中にw)楽譜ぽちったのですが、

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まぁちょっと今はまだ練習できないけどね。(仕掛中が立て込んでるため…)

とりあえず聞いてみましょうか、ってんでYouTubeを探したら、プーランクばっかり74曲が載ってるチャンネル(チャンネル登録者6人。アンダンテ含む)があって、「村人たち」も全部入っていました。

で、仕事中ぐるぐるとかけっぱなしにしていたところ、気がついたら頭の中がどっぷりぐるぐるとプーランクになってしまい、
私が前に弾いたことのある「8つの夜想曲」の1と7もあったので、なんだかとってもまたプーランクが弾きたくなってしまった。

「8つの夜想曲」の1と7を弾いたのはもうずいぶん前(7年前)で、たいそう苦労した記憶があるんだけど、最初1を練習していてそれを人前で弾こうとしていたところ、時間がまだあるので7も弾いちゃおうということになり(なぜ?)無理やり弾いたがたいして弾けてなくて(当たり前)、

演奏済んだ直後に「1曲目でやめておけばよかったのに」ってくさぴあさんに言われた思い出の曲です(^^;;

今また弾いたら少しマシになるんじゃない??

7年前の自分の録音を聞きながら、うーん…もっとこう…こう弾きたいなとか、思ってたらほんとに弾きたくなってしまって、でもこんなややこしいものに手をつけるかなぁ?? と思ったり。

今、頭がぐるぐるプーランクになっているのは「いっとき」のきもちかもしれないので、今月末の発表会が終わるまでは結論保留で。

「村人たち」のほうは、かなり音の並びとしてはシンプルで、とりあえず弾くまでにはそんなにかからないと思います。かっこよく弾くのはまぁ別として。

そのほか、「3つの小品」とか「メランコリー」とかも気になる。(今のところ)楽譜持ってないけど。

今回「村人たち」のために買った楽譜に載っていた「2つの間奏曲」はかなり気に入ったのだけど譜読みだけでもめちゃくちゃ大変そうだったので年内はないな、少なくとも。

それと、思い出したんだけど、ベトソナ31の区切りがついたらバッハシンフォニアから何か弾こうと思ってたんだった。

というわけで、11月12月に弾く曲の候補:

ラフマニノフ=阪田知樹/ヴォカリーズ
菅野よう子=かてぃん/花は咲く
ショパン/前奏曲Op.45
ショパン/即興曲第三番
「耳をすませば」
吉松隆/プレイアデス舞曲集より
プーランク/村人たち
プーランク/8つの夜想曲より1、7
バッハ/シンフォニアのどれか

来年弾く曲の候補
ガーシュウィン/3つの前奏曲
ブラームス/3つの間奏曲
シューマン/子供の情景
グラナドス/スペイン舞曲集
ドビュッシー/ベルガマスク組曲
バルトーク/15のハンガリー農民歌

はぁ~ちっともまとまってこないでリストが長くなっていくだけじゃないか…

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