アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

かみさまだったら みえるのかしら(音楽のかたち)

2023年09月01日 | ピアノ
木下牧子作曲の「おんがく」(まど・みちお詩)という歌をご存知ですか?

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かみさまだったら
みえるのかしら

みみをふさいで

おんがくをながめていたい
木下牧子: おんがく(テノール: Shimon Y.)

この歌を聞いていると、この曲の特徴なのか、あるいはこのShimonさんの歌い方の特徴なのか、
すごく「おんがくのかたち」が素直に見えてくるような気がします。かみさまじゃないんだけど。

目もつぶって はなのかおりへのように
おんがくに かお よせていたい

この曲の場合は歌詞があるので、意味が伝わるのは当然なのですが、歌を聞いたときに、言葉の意味だけが伝わっているわけではもちろんないですね。

それよりとても…音程の上がり下がりがダイレクトに自分をゆさぶるというか、実際に声を出すときには音程を上げる下げるで身体的な感覚(緊張、弛緩、方向?)があるわけですが、それを聞いているこちらのほうも、なんだかそれに共鳴してしまうような気がします。

そういう身体感覚があって、それに触発されてなんだか「おんがくのかたち」が見える(ような気がする)、
それが歌の聴き方(のひとつ)のような気がします。

鍵盤ハーモニカを吹くときには、これに相当する身体感覚がなくてもぜんぜん簡単に吹けちゃうんですけど、でも声で歌っているような気持ちで、この感覚を持って吹くほうがなんだかいい感じになるようなんです。聞く人に届くというか

ピアノを弾くときには、ますますそんな身体感覚なくても所定の音程で弾けちゃうんですけど、でもやっぱりこういう「おんがくのかたち」をイメージしているほうが結果はよいような気がする。気がするだけなんですけど。

----- 今日の録音:
チャイコフスキー/四季より6月「舟歌」

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