使い魔に取って置きのケーキを食われて激高した老魔法使いは、感情のままに魔法の杖を振るって使い魔の姿をケーキに変えた。
そしてそれから一昼夜、いつ何時にケーキとして貪り食われるか判らない恐怖に怯えることになった使い魔は、何とか元の姿に戻して貰って以来、すっぱりと主人の食べ物に手を出すのを止めた。
ちなみに、実は老魔法使いの方も己の食欲を抑え込む辛さを嫌と言うほど味わい、これから使い魔を食い物に変化させるのは止めようと誓っていた。
そしてそれから一昼夜、いつ何時にケーキとして貪り食われるか判らない恐怖に怯えることになった使い魔は、何とか元の姿に戻して貰って以来、すっぱりと主人の食べ物に手を出すのを止めた。
ちなみに、実は老魔法使いの方も己の食欲を抑え込む辛さを嫌と言うほど味わい、これから使い魔を食い物に変化させるのは止めようと誓っていた。