カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

道端の花

2016-01-29 23:17:36 | 依頼です、物書きさん。
自分勝手に生きているキャバ嬢と地味過ぎて目立たない大道芸人、二人が二人の出会いをやり直す物語

 あっごめーん街路樹かと思ったわと道端の大道芸人を蹴り倒してお店に出勤した数日後。
 何と、その大道芸人が仕立ての良いスーツ姿でお客としてうちの店に来店した。大道芸人もといエリートサラリーマンは路上パフォーマンスをするには地味すぎる雰囲気と衣装だったが、控えめな笑顔を浮かべながら完璧な態度で同行者の接客に励む姿を見て、私はもう一度大道芸人の彼に会いに行こうと決めた。
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