カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

旅路その20・嗚呼我が父母如何に御座す

2019-06-07 18:58:57 | 旅人の記録
たかあきは霧月のかつての故郷に辿り着きました。名所は古代から続く遊園地、名物は野菜料理だそうです。

 暫く帰っていない故郷が最近発掘した古代遺跡を元にして見事町興しに成功したという話を旅先で聞いた。以前は秋の青空と特産物の人参で作ったジャムやグラッセだけが自慢の片田舎だったが、今では虹色の綿菓子をシンボルにした一大テーマパークが展開され、各地から訪れる観光客の入りも上々らしい。
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