あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

巨木探訪・光福寺の800年イチョウ

2019年02月21日 05時05分01秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.2.17参拝。渋谷の国学院大学博物館で神剣展を見学後、東急ワンデー切符を利用して、大井町駅に到着。池上通りを徒歩で南下。大井第一小学校を過ぎて左折。右手に大きな木が見えた。あそこだ〜!!
山門前に開扉時間のお知らせが出てた。開門:午前8時 閉門:午後5時

でかいっ!すごいっ!
巨木探訪は予め本とかネットで下調べして訪問します。けども実際行ってみれば大きさが違うだの柵があって肝心の木に近づけないというのはザラにある。光福寺さんは事前調べで樹高40メートル、幹の直径2、3メートルの巨木と書かれてました。けども既に100本近い巨木を見物済みのなんちゃって巨木愛好家な私は「イチョウで樹高40メートルだと?ナイナイナイ!」とか思ってたんですね。でもさ。実際目にしたイチョウは凄みさえありました。

いつものようにハイライト代わりにダンナに木の横に立ってもらう。

見上げると垂乳根がいっぱい。

垂乳根は樹齢100年あたりになると生じるらしい。

訪問は2019年2月17日、イチョウは完全落葉状態です。よって葉っぱがないので、幹の状態や垂乳根、枝ぶりがよくわかります。

あ、説明板発見:品川区指定天然記念物光福寺のイチョウ 指定:昭和53年2月14日
本樹は雄樹で、幹の周りは7、2メートル 高さは40メートルあり、推定の樹齢は約800年です。区内の最大樹で、麻布善福寺の「さかさイチョウ」と兄弟といわれ、整った木の姿は壮観である。
麻布の樹齢750年超の善福寺(2017年12月16日)の記事 こちらの記事に麻布善福寺のイチョウの画像があります。
幹と大枝からは古木であることを示す乳根を垂らしている。明治時代まで、沖合の漁師たちは、航行の目標にしたといわれている。
イチョウはイチョウ科に属する落葉の高木で、高さは30メートルにもなり、葉は扇形で秋に黄葉する。雌雄(メスとオス)それぞれ別の木となる。 平成28年8月31日 品川区教育委員会」
木を一周する。垂乳根は東側から見上げるのが一番多かった。けども撮影時刻の12時半過ぎには完全逆光で真っ黒に。PCに取り込んだ画像を処理し、明るさをあげてみた。
垂乳根が多いのはわかるよね?
あれ?説明板がもう一枚。
品川区指定史跡:大井の井 指定:昭和53年11月22日
この井戸には、鎌倉時代に親鸞上人門下の関東六老僧の一人として活躍した了海上人にまつわる話が残されている。
寺伝によれば、了海上人の乳が子授けを蔵王権現に祈願したところ、妻が懐妊し、男子(了海)を出産した。その時、境内にこつ然と泉が湧き出したので、この泉の水を産湯として使い、泉を大井と命名したという。
大井の地名は、この泉に由来すると伝えられている。
この泉は、当寺本堂裏の墓地内にあり、横穴式の古い型をした井戸で、今でも水が湧き出している」
ならば!と井戸を確認する。

裏手は墓地で、奥に向けて坂を上る。井戸は見つかったけど、柵があって近づけず上から見下ろした。水があるのは見えた。さて、時刻は12時50分。東急大井町駅に引き返す。行きは地図と睨めっこしてて通りの店が見えてなかったけど、池上通りに並ぶ店は昭和の香りが残る佇まいです。
大井町駅に戻ってきた。信号待ちの間、側の建物が目に止まった。
「この植物本物かな?それともイミテーション?」

ダンナが確認してくれたところ、全て本物の植物だった。根元に鉢が並んでいる。
すごいわ〜。一昨年だったか、八王子で全国都市緑化フェアが開催されたので見学に行ったら、こう植物の壁がありました。
全国都市緑化はちおうじフェア(2017年9月22日)の記事 こちらの記事に、生きた植物の壁の画像があります。
でも冬でもここまで綺麗な色合いだとは思ってなかったので感動です。画像奥の建物の壁面も植物ですよ。驚きでしょ?

大井町駅と光福寺さんをピストン移動しただけで疲れ気味。最後、イトーヨーカドー前の上り坂ではつい視線が足元に。で、品川区のキャラマンホールを見つけちゃいました〜。
時刻は13時15分。大井町線に乗車して等々力駅へ移動する。

駅から徒歩8分、環八通り沿いに玉川神社の階段を発見!
コメント
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