この日の鎌倉散歩の目的は鶴岡八幡宮の流鏑馬とお寺のハギ観賞だったのですが、鶴岡八幡宮の観覧席の混雑ぶりにすごすごと退散。なので、予定が狂って時間がたっぷり余ってしまいました。
海蔵寺の道々、とっても心引かれる標識がありました。
「化粧坂切通しはこっち」
化粧坂…。これ、「けわいざか」と読みます。
色っぽい名前の由来は諸々説があるようですが、『切通し』という名前に歴史ロマンを感じる。
よ~し、ここは一つ前々から気になっていた「葛原ケ岡・大仏ハイキングコース」へ行こうじゃないか!
と、わくわく気分で左折したのですが…。なぜか、海蔵寺にいた大量の参拝客のうち、化粧坂へ向うのは私とカップル1組だけ…。
おかしい~~。
なんだかおかしいぞ??
不安は的中し、アスファルトの上り坂は早々に終点となり、代わりに現れたのはなんと!!
トップの画像でございました。
分かりにくいと思いますが、これが化粧坂の一部です。この後、どんどん坂は急で足場は不確かとなり、写真なんか撮ってる状況じゃなくなりました。
つーか分かりにくいと思いますが、この化粧坂って足下は『岩!』なんですよ。しかも、当日は快晴だったのですが、前日まで連日の雨模様でして、足場は濡れてるのです。
後悔してももう遅い。濡れた石の坂を戻る方が危険じゃ!私ってば、医者に処方されて日々飲んでる薬の中に『血をサラサラにする』薬があってね。これ、聞こえはいいけど、ちょっとした怪我でも血がなかなか止まらないし、軽くぶつけたハズなのに、すんごい打ち身が出来ててお風呂で発見してビビったこともあるの。
つまり、怪我はマズい。転ぶのもマズい。骨折なんてもっての外じゃ~~~~~!!
カメラをバックにしまい。両手も使用して化粧坂を登りました。
おおげさ?
でも私にはとっても大変だったんですよ。
もうゼイゼイぎりぎり。
息を整えないとヤバイ。どんだけ血圧上がってんだろう?や、脈拍は既に限界じゃろこれ…。
ちなみに化粧坂は鎌倉幕府にとって戦略上の拠点です。重要な防御拠点で、新田義貞の鎌倉攻めの際には新田軍の主力が投入され、激戦地にあった場所だそうです。
う~む。鎌倉武士はこんなに足場の悪い場所で戦ったのか…。感慨深い。
そのまま化粧坂を登った所から左へ向かい『源氏山公園』へ。
画像は源頼朝の像です。
公園の名前の由来は『源頼家が奥州征伐の際、山に白旗を立てて勝利を祈願したことからその名がついたと言われる山』
頼朝の像の由来は『源頼朝の鎌倉入り800年を記念して建てられた』そうです。
結局呼吸が整うまで頼朝像を見ながら休憩し「一人でハイキングしてはいかん!」と教訓を得たのです。
なぜなら、どんなに低い山でも倒れたらすぐに発見してもらえないから
倒れるのはせめて人がいる所で。例えどんなに世知辛い世の中でも救急車くらい呼んでもらえる状況じゃないと!
一つ賢くなったわ・た・し
バカやってないで、次言ってみよう~。
や、その前にパンでゴハン。
源氏山公園を出て北へ。
到着したのは葛原岡神社。
私が鎌倉観光に行く時利用する『鎌倉★ブログ』があるのです。そこに鎌倉から見える富士山のビューポイントがこの葛原岡神社のすぐ近くでした。この日はあまりにすっきり晴れ、遠くまで視界もクリアなので、見えるかも~と期待して訪れたのですが…。
まず、どの方角に富士山があるのかわからない。
季節がまだ夏なので、雑木林は葉が生い茂り視界を遮っている。
そもそも富士山ビューポイントを確定出来ない。
管理人さんに直接聞いた上で葛原岡神社へ来ないと、現場で場所を特定するのは無理じゃ。
とっても後悔
次、行ってみよう~。
また…お墓?
ブログをご覧になっている方のボヤきが聞こえて来そうですが、このお墓も歴史の登場人物のものなのです。
墓の主人の名前は日野俊基。
なぜか、彼の名前を見るとパッと頭に浮かぶのが榎木孝明さんなのは何故なのだろう?
多分榎木さんが日野俊基をかつて演じたことがあって、そのドラマを見たことがあるんだと思うんだけど…。すんごくよく似合っていたんだよなあ。それがどのドラマだったのか…。
あ、日野俊基が誰なんじゃというと、元弘元年(1331)に北条氏打倒派として捕えられ、この場所で処刑された人。彼の辞世の句は「秋を待たで葛原岡に消える身の露のうらみや世に残るらん」という…。
前出の葛原岡神社は彼を祀っています。ちなみに、世の中が天皇が地位回復した明治維新後、倒幕の功労者として評価され、地位も回復しています。え~と、それって死後どんだけ経過してるのかんな~?500年位?
引き返し、源氏山公園から西へ向うハイキングコースへ。
あれ?
トロトロ歩いてると、外人さんカップルに追い抜かれた。実はここ、鎌倉の小学生なら絶対何度も行ってるお手頃遠足コースなのですよ。
わ、わたしだって、ハイキングコースの最初に入ったのが濡れた化粧坂からじゃなきゃこんなに苦戦はしなかったんだいっ!
と、負け犬の証明の遠吠えをしてみた…。
ぐっすん
鎌倉にはお手軽はハイキングコースがいくつかあって、それぞれ、出入り口が何カ所があるのだ。
葛原ケ岡・大仏ハイキングコースももっと楽に登れる場所もあり、また全行程通して歩かなくとも途中で降りる場所もいくつかあるの。
海蔵寺の道々、とっても心引かれる標識がありました。
「化粧坂切通しはこっち」
化粧坂…。これ、「けわいざか」と読みます。
色っぽい名前の由来は諸々説があるようですが、『切通し』という名前に歴史ロマンを感じる。
よ~し、ここは一つ前々から気になっていた「葛原ケ岡・大仏ハイキングコース」へ行こうじゃないか!
と、わくわく気分で左折したのですが…。なぜか、海蔵寺にいた大量の参拝客のうち、化粧坂へ向うのは私とカップル1組だけ…。
おかしい~~。
なんだかおかしいぞ??
不安は的中し、アスファルトの上り坂は早々に終点となり、代わりに現れたのはなんと!!
トップの画像でございました。
分かりにくいと思いますが、これが化粧坂の一部です。この後、どんどん坂は急で足場は不確かとなり、写真なんか撮ってる状況じゃなくなりました。
つーか分かりにくいと思いますが、この化粧坂って足下は『岩!』なんですよ。しかも、当日は快晴だったのですが、前日まで連日の雨模様でして、足場は濡れてるのです。
後悔してももう遅い。濡れた石の坂を戻る方が危険じゃ!私ってば、医者に処方されて日々飲んでる薬の中に『血をサラサラにする』薬があってね。これ、聞こえはいいけど、ちょっとした怪我でも血がなかなか止まらないし、軽くぶつけたハズなのに、すんごい打ち身が出来ててお風呂で発見してビビったこともあるの。
つまり、怪我はマズい。転ぶのもマズい。骨折なんてもっての外じゃ~~~~~!!
カメラをバックにしまい。両手も使用して化粧坂を登りました。
おおげさ?
でも私にはとっても大変だったんですよ。
もうゼイゼイぎりぎり。
息を整えないとヤバイ。どんだけ血圧上がってんだろう?や、脈拍は既に限界じゃろこれ…。
ちなみに化粧坂は鎌倉幕府にとって戦略上の拠点です。重要な防御拠点で、新田義貞の鎌倉攻めの際には新田軍の主力が投入され、激戦地にあった場所だそうです。
う~む。鎌倉武士はこんなに足場の悪い場所で戦ったのか…。感慨深い。
そのまま化粧坂を登った所から左へ向かい『源氏山公園』へ。
画像は源頼朝の像です。
公園の名前の由来は『源頼家が奥州征伐の際、山に白旗を立てて勝利を祈願したことからその名がついたと言われる山』
頼朝の像の由来は『源頼朝の鎌倉入り800年を記念して建てられた』そうです。
結局呼吸が整うまで頼朝像を見ながら休憩し「一人でハイキングしてはいかん!」と教訓を得たのです。
なぜなら、どんなに低い山でも倒れたらすぐに発見してもらえないから
倒れるのはせめて人がいる所で。例えどんなに世知辛い世の中でも救急車くらい呼んでもらえる状況じゃないと!
一つ賢くなったわ・た・し
バカやってないで、次言ってみよう~。
や、その前にパンでゴハン。
源氏山公園を出て北へ。
到着したのは葛原岡神社。
私が鎌倉観光に行く時利用する『鎌倉★ブログ』があるのです。そこに鎌倉から見える富士山のビューポイントがこの葛原岡神社のすぐ近くでした。この日はあまりにすっきり晴れ、遠くまで視界もクリアなので、見えるかも~と期待して訪れたのですが…。
まず、どの方角に富士山があるのかわからない。
季節がまだ夏なので、雑木林は葉が生い茂り視界を遮っている。
そもそも富士山ビューポイントを確定出来ない。
管理人さんに直接聞いた上で葛原岡神社へ来ないと、現場で場所を特定するのは無理じゃ。
とっても後悔
次、行ってみよう~。
また…お墓?
ブログをご覧になっている方のボヤきが聞こえて来そうですが、このお墓も歴史の登場人物のものなのです。
墓の主人の名前は日野俊基。
なぜか、彼の名前を見るとパッと頭に浮かぶのが榎木孝明さんなのは何故なのだろう?
多分榎木さんが日野俊基をかつて演じたことがあって、そのドラマを見たことがあるんだと思うんだけど…。すんごくよく似合っていたんだよなあ。それがどのドラマだったのか…。
あ、日野俊基が誰なんじゃというと、元弘元年(1331)に北条氏打倒派として捕えられ、この場所で処刑された人。彼の辞世の句は「秋を待たで葛原岡に消える身の露のうらみや世に残るらん」という…。
前出の葛原岡神社は彼を祀っています。ちなみに、世の中が天皇が地位回復した明治維新後、倒幕の功労者として評価され、地位も回復しています。え~と、それって死後どんだけ経過してるのかんな~?500年位?
引き返し、源氏山公園から西へ向うハイキングコースへ。
あれ?
トロトロ歩いてると、外人さんカップルに追い抜かれた。実はここ、鎌倉の小学生なら絶対何度も行ってるお手頃遠足コースなのですよ。
わ、わたしだって、ハイキングコースの最初に入ったのが濡れた化粧坂からじゃなきゃこんなに苦戦はしなかったんだいっ!
と、負け犬の証明の遠吠えをしてみた…。
ぐっすん
鎌倉にはお手軽はハイキングコースがいくつかあって、それぞれ、出入り口が何カ所があるのだ。
葛原ケ岡・大仏ハイキングコースももっと楽に登れる場所もあり、また全行程通して歩かなくとも途中で降りる場所もいくつかあるの。