おはようございます。四万十は、快晴。
ギャー!腕にはしるスルドイ痛みでとびおきた朝です。それは、デカムカデアタック。
〇〇ッキン!と毛布をめくれば、
ヤツは、板の間のスキマに逃げていった(思いのほかすばしっこい)。おのれ、おのれ。
気をとりなおして川へ。
大きな橋の上までチャリを漕いでのぼり、川のうえにでれば、
北よりのすずしい風が、汗ばんだカラダに心地よい、
かがやく青葉が、目にまぶしい、緑かおるうまい空気が、心にうれしい。
岸辺に咲いたクマノミズキの黄白色の花も、6月のきれいな風にゆれてます。
ふぅ~。空と川のあいだで、大きく深呼吸。
イヤな気分も四万十の風で吹きとばして、さぁ、本日もスタートです。
今日の最低気温は、14、0度。
最高気温28、6度。午後も晴れ。
まばゆく強い6月の陽ざしのなか、
あたたかな南風が、若葉を、花をキラキラ光らせて吹きぬけていきます。
なんてすてきなしょかのひなんだ。
カビが生えやすい長雨の季節にはいる前に(来週には梅雨入りするかも?)、
テントやシュラフ、水中メガネなどの装備を、1階の艇庫から庭にひっぱりだして日干しです。
さて、あとは太陽におまかせさぁ、自分も干すか!と2階のベランダにもどる、
とベランダの片隅に置いてある長椅子の下で、なにかがうごめく気配が・・・。
ん?見ると、ネズミ捕り用の粘着シートに、スズメが貼りついています。マジか!
ここは、夜、ネズミが通るルートなので、
粘着シートをしかけているのだけど、まさかスズメがかかるとは・・・。オゥ、ノゥ。
羽裏、下腹部、足、尾がシートにべったりとくっついて、
囚われのスズメは、口をパクパク、首をキョロキョロと動かしています。
そっとそっと、少しずつシートからスズメをはがし、
ほんの少し洗剤をいれたぬるま湯をつかって、やさしくやさしくネトネトをとってゆきます。
スズメは、手のなかでなすがままに。
粘着シートは、もう2週間も置きっぱなしだったので、粘着力は弱くなっていますが、
それでも、ねっとりといやらしくくっついて、とるのは、なかなか時間がかかます。ふぅ。
あるていどクリーニングしたあと、ただのぬるま湯をつかい、ていねいにタオルでふきましたが、
羽や足、下腹部には、まだ粘着剤がしつこくからみついていて、飛ぶのはムリです。
さて、どうしようか?と思案し、思わずスズメを手からはなし、ベランダにおけば、
スズメは、今だ!とばかりに、バタバタとベランダから羽ばいていきました。必死のパッチで。
そして、5メートル先の雑草の海にツイラク・・・。あらら。
急いで庭におりて、落ちたあたりの草をかり、何度もさがすが、見つからず・・・。
雑草の庭には、たくさんの捕獲者たちがいます。飛べないスズメは、ただの獲物に。
なんとか生き延びてくれると良いのですが。
スズメの暮らしもなかなか大変ですね。なんだか身につまされます。歩きつづけねば・・・。
画像は、ウグイス。
ドスン!とガラス戸にぶち当たったあと、しばらくモンゼツしてました。