レターフロムS 2020春 暇ン十川雑記1 期間限定公開です。
―ただでさえヒマなのに―コロナ禍でさらにヒマになった
アーク佐野がだらだらと綴る暇ン十川(肥満十川)雑記です。
川まで500マイル
やわらかな朝の光りに、ツツジの花が淡く輝き、あたたかな4月の風に、サクラの花びらが舞っています。
萌黄、薄紅、純白。
春色に満ちた明るい日なのに、近所の公園はガランと静まり返っている。
ネコは、日なたでひっくり返っている。
歩く足をとめた僕は、ボンヤリと空を見上げて思う。
「さて、そろそろ行かなくては。でも、いいのか?」と。
―自分の家に帰るコトも逡巡してしまう—不安と希望が入りまじる、コロナ禍の旅立ちの春です。
整備もすんだ車に、荷物を積込み、冬を過ごしたネグラを出発!!西へ。500マイル。
4月15日。よろよろと四万十にたどり着いて、
道路から庭へ続く狭いスロープを上れば、そこは雑草の海です。わおっ。
「草刈りをせねば」と思うが、田舎暮らしの必需品、草刈り機は壊れたまま・・・。
カビ臭くほこりっぽくなっていた家と艇庫のすべてのドア&窓を開けた。
白みがかかった青空、鮮やかな新緑の草木、カラフルな照葉樹の山。
ベランダで風に吹かれながら、もう初夏のような景色をぼおっと眺めながら思う。
土佐の短い春に間に合わなかったなぁ、と。
ジワジワと肌をやく陽ざしが、「そろそろ長い夏がはじまるよ!」と告げている。
(高知はサンシャインカントリーですが、年間の降水量も全国トップクラスです)。
ずいぶん前の秋に撮影。懐かしの、いすずビッグホーン。
荷物を片付けるのもそこそこに川にゆけば・・・・・・
期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。
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