おはようございます。四万十は、晴れ。
まだ薄暗い川のうえ(沈下橋)からみあげる空は、すみずみまで晴れわたり、
みわたす山は、のぼりはじめた陽に、頂があわく照り、
足元の川は、のっぺらとした水面をみせてゆっくり流れてます。
澄んだ空と水、ヒンヤリ頬に冷たい風、白くなる吐く息。南国の川も、もう冬か・・・。
おーひやい!太陽カモン!
でも、川が1日のなかでもっとも幻想的な景色をみせてくれる、
夜から朝にかわってゆくこの時間が、僕はなんとなく好きや。
さぁ、家にもどったら、コタツをだそう。あっ、その前に朝メシだ。ハラヘッタ。
今日の最低気温は、2、7度(今季最低)。
最高気温15、3度。午後も晴れ。
陽のあたる川原に座り、色を落とす前の岸辺をながめながら、コーヒを飲み、本を読む。
時々ゴロリ寝転がってぼおっと空をながめる。気持ちイイなぁ・・・。
でも、深秋の午後の太陽は、急ぎ足で山に沈み、日陰は一気に冷えてくる。さむいなぁ・・・。
日暮れが早い季節の外遊びは、早めに行動を終えるのがベターですね。
*深秋の川は、水面が陰るのもはやくなりました。
これから陽が短い季節のカヌー下りは、水面に陽があたる9時30分頃~15時頃までがおススメですよん。
「冬は、一年中でもっとも星空がきれいな季節です。
その理由は・明るい一等星が多いこと・さまざまな色の星が見えること、
・オリオン大星雲やすばるなど、肉眼でも見える星雲や星団があること、などです。
さらに、日没が早いので19時ごろからもう夜空が暗く、
また上空の空気の流れが強いので星がキラキラとまたたいていたりと、
ほかの季節にくらべて、より星空の印象が強い季節でもあります」アストロアーツより
人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。
焚き火にあたりお酒でも飲みながら、のんびり早春の星空をながめてみてはいかが。
ごろた石の川原キャンプは、コットを使うとカイテキですよ。
♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪
流れ星を見つけるコツは、星空の一点を集中して見ずに、夜空全体をぼんやりとながめること、だそうです。
「 冬の夜 淋しき川に 星ながれ」
*西土佐地域(江川崎、口屋内村など)は、「星空の街」に認定されてます。
江川崎には、小さな天文台があり(4mの観測ドーム、直径36cmの反射望遠鏡)、
専門員による星空観察(要予約)もおこなってます。ギャラリー|四万十天文台
星を見るときは、足元にも気をつけたいものです。
山頂、土獏、海上、これまでいろんな旅の夜に、ステキな星空を(月空)をながめてきましたが、
一歩まちがえれば、星を見てた自分が、星になっていたかも、ということが何度かあります。
そのひとつは、ある晩秋の夜。
我が家の対岸にある知人宅で開かれたワインパーティに参加した(新酒がメイン)ときの帰り道でのコト。
ヌーボーは、軽くのどごしがいい。つまみは、炙ったイカでいい。
調子にのった僕は、注がれるままガバガバとワインを飲んだ。
やがて、パーティがお開きになるころには、酩酊。べろんべろんに。バカなのだ・・・。
帰路。チドリ足でフラフラと沈下橋をわたる、と頭上にまたたく無数の星の饗宴に目をうばわれた。
わおっ、なんてキレイな・・・。夜空の宝石箱や~。
沈下橋のふちにこしかけて星を見はじめた僕は、やがてゴロリとあおむけに。
そしてそのまま、夢のなかでフネを漕ぎはじめた。
さぶっ!しばらくしてヒエヒエ夜風に目がさめた。すぐ足元は、凍るように冷たい冬の川。
ずいぶんアブナイところで寝てしまったのだ。そして思った。
ああ、落ちてたら、(四万十川ではなく)三途の川をわたり、お星さまになっちまうところだった、と。
皆さんも、星を見るときは、くれぐれも足元にお気をつけを。
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